よしもとニュースセンター : 大分県“住みます”芸人・野良レンジャーが豊後高田「昭和の町」お笑い観光大使に就任！

７月23日（月】、吉本興業株式会社東京本部にて、大分県“住みます”芸人・野良レンジャーの『豊後高田「昭和の町」お笑い観光大使任命式』が行われました。

2011年４月よりスタートした「あなたの街に“住みます”プロジェクト」において、大分県“住みます”芸人として活動している野良レンジャー。８月４日（土）より豊後高田市へ住み込み、同市の観光スポット「昭和の町」の観光大使を務めることになりました。

永松博文豊後高田市長は、「11年前、商店街の半分くらいがシャッターを下ろしていて犬と猫しか歩かない町だったんですが、一番元気だった昭和30年代の町をつくろうと考えつきました。現在『昭和の町』は40店舗あまりができ、昨年は40万人の観光客が来てくれました。野良レンジャーのお２人には、50万人、60万人とさらに観光客を増やしていただきたい。また、婚活事業もやっているので、加勢いただきたい」と期待の言葉をおくります。

そんな永松市長の言葉にあやかり、「野良犬と野良猫しかいなかった商店街に、野良レンジャーがいきますので、ぜひとも期待していただきたい」とエールをおくったのは、松沢しげふみ。ウィットに富んだ発言に、MCのどんぴしゃは「まさかそう来るとは」（赤峯）「勉強させていただきました！」（森本）と感心していました。

ここで、本日の主役・野良レンジャーが登場。昭和30年代の大人と子どもに扮した２人を見た松永市長からは「町にぴったり！」と嬉々とした声が上がります。２人はこの格好で、観光大使として活動を行うそうです。

後輩の野良レンジャーを応援すべく、駆け付けたのはパンクブーブー。

大分県出身の哲夫は、「大分は海の幸も山の幸もおいしいものが多すぎて、加工の技術があまり進んでない。福岡だったら、ラーメンやもつ鍋に行こうぜってなるけど、かぼす行こうぜ！とはならない。唐揚げブームの時も、鶏天をアピールすればいいのに」と、なぜか苦言を呈し始めます。「斜めに切るの、やめてください！」と相方・黒瀬に注意されるも、「好きだからこそ、ダメなところを言います！」とキッパリ。挙げ句、「大分に地下鉄を作りたい。僕が大分を変えます！　野良レンジャーじゃない！」と、野良レンジャーへの対抗心をむき出しにする哲夫は、「今日は応援ですよ？　仕事をもう１本増やそうということじゃないから」と赤峯にたしなめられてしまいます。

観光大使としての任務の１つである「昭和ロマン倉教室」では、昭和の遊びを子どもたちに教える野良レンジャー。首藤がけん玉に挑戦するもどうやら苦手らしく、何度やっても失敗してしまいます。なんとか挽回しようと挑んだコマまわしは見事成功。思いも寄らないことだったようで、首藤は「やったー！　できたー！」と大喜びでした。

さらに、市内を周遊する「ボンネットバス」の車掌補佐を務める２人。「補佐？」と首を傾げるどんぴしゃ＆パンクブーブーに、首藤が「ボンネットバスには、しゃべりのうまいガイドさんがいらっしゃるんです。僕らはその方に、しゃべりを教えていただきます」と説明。会見では、案内名人・河野峯子さんのしゃべりも披露され、野良レンジャーの２人は大いに刺激を受け、「なんとか１ヵ月で習得したい」（首藤）とやる気マンマンでした。

就任期間中には、100円お笑いライブも開催予定ということで、会見で昭和を感じさせる芸人たちが模擬ライブを披露しました。
まず現れたのは、ムーディ勝山！　市長を始めとした皆さんに「遠くからお疲れさまです」と丁寧にお辞儀、報道陣に向かっては「記者の皆さま、お久しぶりです！」と叫ぶと、会場から笑いが起こります。そんなムーディは、もちろんあの歌を「野良レンジャー、野良レンジャー、観光大使に任命された。そのめでたい記者会見を左へ受け流す〜♪」と熱唱しました。