六代 桂文枝襲名披露口上に紋付姿の明石家さんまが登場!
7月17日より六代桂文枝襲名を記念して行われてきた「三枝改メ六代桂文枝襲名披露口上」。これまで西川きよしや間寛平、オール阪神・巨人らベテランから、今田耕司、雨上がり決死隊、ブラックマヨネーズらまで日替わりで東西の人気芸人が登場してきました。そして、千秋楽となる7月23日(月)の3回目公演には、大トリとして明石家さんまが出演。六代文枝襲名後、なんばグランド花月での初共演が実現しました。
幕が開くと、六代文枝、桂きん枝、月亭八方、そして明石家さんまが紋付姿でズラリ。客席からは大歓声が起こります。その後、司会の月亭八方が「まずは、桂文枝一門、そして上方落語協会理事である桂きん枝からのあいさつです」と話すと、早々にさんまから「理事?」とツッコミが。思わず文枝が「選挙落ちてから復活したんです」とフォローに入るなど、序盤から掛け合いのような展開に。
そして、いよいよさんまのあいさつです。「今日はこんな晴れの場にお招きいただきありがとうございます。今日は笑福亭一門の五枚笹の紋付を着てきましたが、(松之助)師匠に怒られるかも」と、身を引き締めている様子。しかし、そこから「三枝という名がなくなるということで、今のうちに三枝時代の〝ウミ〟は出しておいたほうがいいかと」と思わぬ暴露トークに展開。
2人が共演していた人気バラエティー「ヤングおー!おー!」(MBSテレビ)で、三枝に理不尽に怒られたというエピソードや、西川きよしとのライバル話などをあげ、さらには三枝のモノマネまで披露し、さんま流の口上でお祝いしていました。
無事に千秋楽を終えた文枝は「口上前に、さんまが楽屋にきたので『好きなようにやってくれ』とは言ったんですが、まさかああゆう風にくるとはね」と苦笑い。しかし、暴露話は〝想定内〟だったよう。また「この1週間で一番長い口上になりましたが、さんまが来てくれて本当にうれしかった。今日は着物を着てくれていたのもうれしかったですね。いつかは落語界に戻ってきて盛り上げてほしいです」とエールも。その後は「襲名から1週間経ちましたが、実はまだ実感がなくて(笑)。楽屋にいる時も、まだ誰からも『文枝さん』とは呼ばれてないんですよね。これから、日本一の落語家になるという思いでやっていこうと思います」と改めて意気込みを語っていました。
今後は、襲名披露公演で日本全国をまわる六代文枝。今後とも応援をよろしくお願いいたします!