よしもとニュースセンター : ケンドーコバヤシがMCを務めるクイズ番組『時間を支配しろ！クイズ☆ギリドメ』が放送決定！

８月17日（金）、東京・某スタジオにてバラエティ特番『時間を支配しろ！クイズ☆ギリドメ』の制作会見が行われ、同番組のMCを務めるケンドーコバヤシが出席しました。

こちらは、クイズに不可欠な「制限時間」を映像や日常の出来事に変えて表現し、終わりの見えないギリギリ感を楽しみながらクイズを解くという全く新しいかたちの番組。
関西テレビ放送と弊社、そしてイギリスのテレビ制作会社「ジグザグ・プロダクションズ」という３社の共同制作にて、９月２日（日）、24時25分から25時25分に関西テレビにて関西ローカルで放送されます。さらに海外セールスを視野に入れ、同パイロット版『TIMEOUT!』が同時に開発、制作されることになりました。

日本版の収録前に行われた同会見には、ケンドーコバヤシほか、吉本エンターテイメントUSA代表の頼廣彰伸、ジグザグ・プロダクションズのマット・ゴールドさん、関西テレビ番組プロデューサーの中畠義之さん、そしてパイロット版『TIMEOUT!』のMCを務めるリック・エドワーズさん、ケンドーコバヤシとともに司会を務める関西テレビ・中島めぐみアナウンサーが出席しました。

弊社はこれまで海外の制作会社と５本の番組を共同でつくってきたわけですが、イギリスの制作会社とタッグを組むのは今回が初めて。「日本のバラエティに対する姿勢や取り組みは、イギリスと近いように感じています」という頼廣の言葉に同調するように、ゴールドさんも「日本の番組を尊敬しています。特にゲームショーはクリエイティビティに溢れていて、インスパイアを受けて（番組へ）取り入れたものもたくさんあります。ですから今回、吉本興業さんに声をかけられた時も、即答でオッケーしました」とコメント。中畠さんも「時間の制限のなかで行われるというクイズ番組の常識を取っ払った番組です」と自信をのぞかせます。

「日本では知られてないかもしれないですが、イギリスではとっても有名です」と挨拶したエドワーズさんは、英公共放送曲チャンネル４と、その姉妹局E4をメインに多岐に渡る活動をしているテレビパーソナリティ。
巧みな話術で報道陣を引き込むエドワーズさんのコメントを、隣りで静かに聞いていたケンドーコバヤシ。「いつものようにフラッとスタジオにやってきたら、スーツが用意されていて会見ですと。しかも、ロンドンの方がいて事の重大さに今気づきました。一刻も早く台本をチェックしたいんですね。まぁ、すぐに本番が始まってしまうらしいので、数分で仕上げてみせます。楽しみにしていてください！」と切り出すと、場内からは大きな笑いが起こりました。

報道陣から「海外に通じる部分っていうのは、どういうところだと思われますか？」と尋ねられると、「そうですよね？　知りたいですよね？……ちょっと台本観て来ていいですか？」と語る一方、「１分にも意味があるっていうことを確かめられる、すごく面白いゲームだと思います」と堂々とコメント。内容を全て把握したかのような発言をしたものの、「僕はこんなふうにね、暗闇で歩くのが得意なんですよ」と不適な笑みを浮かべていました。

日本版は次長課長・河本準一、ジャルジャル・後藤順平、はるな愛さん、山崎樹範さんによるＡチームと、オリエンタルラジオ・中田敦彦、しずる・村上純、椿鬼奴、石田純一さんによるBチームとのチーム戦で行われるのですが、「おそらく中田のいるチームでしょうね」と勝敗の予想。「パイロット版にコバヤシさんが出ることは？」と尋ねられると、「（ゴールドさんとエドワーズさんが）わざわざ来てくださったんだから、僕も行かないと失礼でしょ。関テレのレギュラー番組を２回くらい休んでイギリスへ行きたいですね。いや、勉強のためでですよ？　イギリスの笑いはホテルで２時間くらい観て、ロンドンの文化を知るために観光したいです」と飄々と語ります。
そんな様子を見ていたエドワーズさん。ケンドーコバヤシの印象を訊かれると、「嫌いです！」とバッサリ切り捨てます。「もちろん冗談ですが……」と付け加えながら、「だって、彼のほうがあなたたち（報道陣）を笑わせているから（笑）。ロンドンへ来たら、僕のほうが笑わせられますよ」と饒舌に返します。

日英を代表する（？）エンターテイナー２人による舌戦は、お互いを讃えるように微笑み合って幕を閉じました。