『ベルセルク』ファンのチョコプラ・長田、キャラを忘れて魅力を力説!
本日9月7日(金)、都内スタジオにて『ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨』のアフレコ会見が行われました。
『ベルセルク』は、全世界で累計発行部数3000万部を突破した三浦健太郎作のダークファンタジー漫画。なかでもファンの間で最も人気が高く、最もドラマチックな展開を見せる“黄金時代”が3部構成で映画化され、今年2月に公開された第1弾『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』、6月に公開された第2弾『ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略』に続く第3弾『ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨』が、2013年正月に公開される予定です。
本日行われた会見には、ガッツ役の岩永洋昭さん、グリフィス役の櫻井孝宏さん、キャスカ役の行成とあさんに加え、窪岡俊之監督が出席しました。
声優の仕事は『ベルセルク』が初挑戦だったという岩永さんは、第1弾からを振り返り「最初は声優のお仕事が初めてだったのですごく緊張していましたが、どんどんいい意味での責任感が出てきて、自分のできる限りの力を持って少しでもいい作品にしたいという気持ちになりました」と心境を。
また、声入れをする前の映像を見た感想を聞かれた櫻井さんは「映像表現は想像以上で、ボーッと見ちゃいました(笑)」と作品の完成度の高さについて言及し、行成さんは「みんなに恥じるようなことできないなと。声を入れ終わったころに、またひと回り大きくなれると思いました」と、本作への思い入れを語っていました。
と、ここでゲストとして2700とおじいちゃんキャラにふんしたチョコレートプラネット・長田が登場!
実は、第1弾『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』公開時行われたイベントで、見事出演権を獲得していた2700。さらに長田も、TBS系で放送されているコント番組『パワー☆プリン』内の企画として、会見直前に行われた“声優争奪オーディション”に合格し、出演権を獲得していたのです。
このオーディションの模様は9/19(水)深夜放送の『パワー☆プリン』内で詳しくお届けしますので、そちらもぜひチェックしてみてください!
本作で2700が演じるのは、切り込み隊の隊員役。会見前にアフレコを体験していた2人でしたが、相方・ツネの演技について八十島は「感情を入れればいれるほど、声がだんだん『ガンダム』のアムロ・レイみたいになってた」と、ダメ出しします。しかし、ツネ自身は手応えがあったようで、「うまいセリフの言い方を学んだんです。僕らが言うセリフの前のセリフも感情を入れておいて、そのままの勢いで言うと、感情が入れやすかった」と、独自の演技論を披露。
すると、そんな二人の演技について櫻井さんは「テイクを重ねれば重ねるほど素晴らしかったです」と、ベタボメ。それを受けて八十島は「次回作も(声優としての出演が)ありそうですね」と、ニンマリしていました。
一方、先ほど出演が決定したばかりの長田について、監督は「熱意が一番ありました」と、キャストとして合格した理由を発表。
すると、『ベルセルク』の大ファンだという長田は、「『ベルセルク』は何がすごいかと言うと、世界観なんです。この世界観は映像では絶対表現できないと思ってました。でも、できちゃったんです! とにかくキャスティングがすごい! 映像美と声と音楽とすべてマッチして素晴らしい作品なんです! ぜひみなさんに見て頂きたい!」と、老人キャラを忘れて流暢に力説。
しかし『ベルセルク』への愛を爆発させた後はすぐにまたおじいちゃんキャラへと戻り、そんな長田の姿に場内からは大きな笑いが起こっていました。
●作品情報
『ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨』
2013年正月第二弾 公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS