【ライブレポート】サッカー日本代表パブリックビューイング supported by FamilyMart
9月11日(火)、埼玉スタジアム2002でのW杯アジア最終予選を大スクリーンで生中継するイベント『2014 FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選SAMURAI BLUE(日本代表)対イラク代表 パブリックビューイング supported by FamilyMart』が行われ、会場のSHIBUYA-AXには、スタジアム同様、レプリカユニフォームなどに身を包んだ約1500名ものサポーターで埋め尽くされました。
試合開始の1時間前、MCの山中まどかさんから紹介を受けて登壇したのは、ゲストのペナルティ、平畠啓史、博多華丸(博多華丸・大吉)、ハイキングウォーキング、チーモンチョーチュウ、あべこうじ、ユウキロック(ハリガネロック)という、サッカー大好き芸人の面々。
歓迎ムードの観客を前に、各々が今日の意気込みや試合の見所などを発表しました。
今回のイラクを指揮するのはジーコ監督ですが、ジーコ監督が日本代表を率いたドイツW杯にて、フィールドプレイヤーで唯一出場機会が与えられなかった遠藤保仁選手を注目選手に挙げたのは、よしもと屈指のサッカー通で知られる平畠。
一方、華丸は開口一番の「むむ!」に引き続き、注目選手は「ハーフナー・マイク~~~~!」と川平慈英さんのモノマネを連発。するとヒデから、「この人、あんまりサッカー好きじゃないです。お祭りが好きなだけで(笑)」がツッコミが飛びました。
Jリーガー時代の礒貝洋光さんを意識したという髪型で登場したユウキロックは、松木安太郎さんの解説に注目しており、自身のブログに解説の言葉をアップしているとのこと。
仕事の都合で、ここで退席したペナルティと華丸でしたが、「カズ(三浦知良選手)がフランスに魂を置いたように、我々もここに魂を置いていきます」とヒデがアツいメッセージを残し、会場をあとにしました。
いよいよキックオフの時刻が近づくと、壇上には、あべ、ユウキロック、チーモンが残り、テレビ中継もスタート。あべの口からスタメンが発表され、スタジアムさながら、選手ひとりひとりに声援が送られました。
いざ試合開始。スタジアムの応援に合わせて「ニッポン!」コールが巻き起こったかと思えば、日本のシュートが惜しくも外れたシーンでは、大きなため息も聞かれました。無得点ながら一進一退の緊張感あふれる試合が展開されるなか、前半25分にその時は訪れます。
前田遼一選手のヘディングシュートが相手ゴールに突き刺さり、会場は最高潮の盛り上がり! 芸人陣も立ち上がり、観客とともに先制点の喜びを爆発させました。
前半を日本が1-0で折り返し、後半を迎えると、イラクの猛攻をしのぎながら終盤へ。ハーフナー・マイク選手が途中出場すると、あべらが「ハーフナー・マイクぅ~!」と、川平さんのモノマネをする華丸のマネをし、爆笑を誘いました。
試合はこのまま終了し、日本は見事勝利し、勝ち点3を獲得。ユーストリームでの中継に出演していた平畠とハイキングウォーキングが合流し、日本の勝利を全員で祝福しました。
イベント終了後に行われた囲み取材では、「めちゃくちゃ興奮しました! 初めて見たんですけど、あんなに会場が一体になるんですね」と、初パブリックビューイングに興奮冷めやらない様子のあべ。
対照的に平畠は、「フォワードが点取るって、一番盛り上がるパターンなので、よかったと思いますよ」と冷静に試合を振り返りました。
試合終了間際、準備していたのにもかかわらず出場出来なかった高橋秀人選手に対して、ユウキロックが高校のサッカー部時代を回顧し、「僕も同じような場面で、高校最後の試合が終わったんですよ。高橋選手の気持ち一番わかるんですよ」と高橋選手を労いました。
チーモンの菊地は、「ホント、スタジアムにいる感じでしたね。あと、ニッポンコールは誰が初めて誰が終わらせるんだと思いました」とパブリックビューイングならではの応援を振り返れば、相方の白井は「“ニッポン”コールが“チーモン”に聞こえて、すごくうれしかった」とのこと。
鈴木Q太郎が、試合中に生み出した新ギャグを披露するも、記者陣は苦笑するのが精一杯という一幕もありましたが、日本が勝利したこともあり、出演した芸人も来場者同様、笑顔のままイベントは終了しました。
まだまだW杯への戦いは続きますが、よしもと芸人と一緒にSAMURAI BLUEを応援しましょう!