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2012年9月18日 (火)

日本一おもしろい高校生漫才師を決める『ハイスクールマンザイ2012』で、近畿地区代表・チーズロマンスが優勝!

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今年で10年目を迎えた高校生のための漫才コンテスト『ハイスクールマンザイ2012~H-1甲子園~』。北は北海道から南は沖縄まで、全国のイオンモール・イオンショッピングセンターで開催された予選・準決勝を勝ち抜き、8月半ばに各地区の代表6組が決定。9月17日(月・祝)、笑いの殿堂、大阪・なんばグランド花月での決勝に臨みました。

憧れの「笑いの殿堂」で、満員のお客さんと、オール阪神・巨人、板尾創路、パンクブーブーという5人の審査員を前に渾身のネタをぶつけた6組。集まった家族や先生、友人らの熱い応援を受け、それぞれが精一杯の力を出し切りました。全組のネタが終わった後、審査委員長であるオール巨人は、「今まで以上に、みんなが真剣にネタを作っている感じがした。漫才にかける気持ちが伝わってきて、すごくさわやかでした!」と講評。さっそく別室で審査が行われることに。

そして、いよいよ緊張の瞬間がやってきました。栄えある今年のチャンピオンは、近畿地区代表・チーズロマンスに決定! 客席から大きな歓声が上がるなか、巨人が賞状を、イオンリテール株式会社ショッピングセンター本部長・増本秋男さんが優勝旗を、そして板尾創路が副賞としてお笑い奨学金50万円と吉本興業の芸人養成所NSC特待生資格の目録を授与。ツッコミの黒田基さんは、「ありがとうございます」と言いながら思わず涙。客席で見守っていたボケの岡田真輝志さんのお母さんも「よかったです。本当にかっこいいです」と息子の晴れ姿に声を震わせていました。

終演後の囲み会見では、巨人が「一番笑いが多かったし、テンポもよかった。ネタもわかりやすいし……とにかく総合的によかったですね」と1位に選ばれた理由を説明したほか、「好きな芸人さんや目標があってもいいが、大切なのは自分の漫才師としての形をつくること。パンクブーブーも阪神・巨人も、ふたつはいらないからね」とアドバイスも。チーズロマンスのふたりはネタ中にかなり手応えを感じていたようで、「地元ということもあり、応援に来てくれてるお客さんもほかの地区より多かったとは思いますが、笑いの量がそれ以上にとれたかなというのはありました」(岡田さん)、「ネタをやっている最中に、すごく楽しくなっていました」(黒田さん)とニッコリ。これを聞いた巨人は、「いいお客さんだったら芸人さんも乗ってくる。楽しく漫才できるっていうのは最高。それが僕らにも伝わったんだと思いますよ」と納得の表情でした。

名前が呼ばれた瞬間については、「むちゃくちゃうれしかったです!」と喜びつつも、「自信を持ってるネタやし、これで勝つ!と決めていたので、呼ばれて意外だったとかは全然ないです」と力強く語った黒田さん。一方の岡田さんは、「喜びたいのとか泣きたいのとか、でも面白いこと言わなアカンのかなという気持ちとか、いろんな感情がぐるぐる回って、よくわからなくなりました」と複雑な心境を告白していました。将来についての質問も出ましたが、「今日はゆっくり寝て、明日からじっくり考えていきたい」(黒田さん)、「全部忘れてどっかで叫びたい……」(岡田さん)と、とにかく今は勝利の喜びにひたりたい様子。これには審査員たちからは、思わず「青春やな~」という声が上がっていました。

今年も、お笑いを愛する高校生たちが、全力で駆け抜けた熱い夏が終わりました。はたして来年はどんな戦いが繰り広げられるのか、今から期待が高まります!

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