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2012年10月10日 (水)

匠の技が集結した「鹿児島工芸看板」をお披露目!47ご当地市場では『本物。大鹿児島展』も同時開催

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今年、創業100周年を迎えた吉本興業グループでは、笑いの力で地方の活性化のお手伝いをすべく、全国の自治体、地方企業・団体等とネットワークを築いての「エリアプロジェクト」を推進中です。4月8日にリニューアルオープンしたなんばグランド花月では、劇場入り口に芸人の名前が描かれた看板を、日本を代表する匠のみなさんの力を借りて制作。群馬県「沼田指物」、石川県「山中漆器」に続き、このたび10月10日(水)からは、第3弾となる鹿児島県の「鹿児島伝統工芸看板」を掲出することになりました。

同日朝に行われたお披露目式には、丹下甲一鹿児島県副知事、本田修一鹿児島県志布志市長、看板製作者である「大瀬商店」の大瀬輝也さん、「岩川銘木」の岩川玲子さん、2012本場大島紬クィーンの持冨貴子さん、奄美大島観光大使を務める石田靖、松沢しげふみ、よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役竹中功が出席。司会の浅越ゴエの進行により、さっそく式がスタートしました。

今回の看板は、鹿児島県が誇る名産品・特産品である「屋久杉」「大島紬」「川辺仏壇」さらには桜島の火山灰も使用して作られた、まさに究極のコラボレーション。その高級感と「鹿児島らしさ」あふれる作品に、お披露目前から期待が高まります。まずは丹下副知事からの挨拶が。「吉本という志高い会社と今回、こうしてご縁を結んでいただき、大変うれしい」と心境を語ったうえで、「昨年の九州新幹線開通により、大阪と鹿児島は最短3時間42分で結ばれました。自然、温泉、食材、歴史のある鹿児島県へ、ぜひ遊びに来ていただきたい」とアピールしました。竹中は、「弊社の歴史は人々に助けられた歴史。今回、お披露目する3つめの伝統工芸看板も、エリアプロジェクトを通じ、人と人との縁から生まれたもの。これからも人に育てられる会社として頑張っていきたい」とコメント。エリアプロジェクトに携わる松沢は、「看板は芸人さんにとって命の次に大切なもの。それを各地域の特色ある工芸品で制作していただいている。今回の看板は、地域の力を結集した看板になりました」と、その意義を改めて説明します。

また、浅越からは、吉本興業と鹿児島県が「かごしまの特産品」パートナー宣言を行ったとの発表も。今後、吉本興業では、鹿児島県内で製造・生産される特産品等を活用して、鹿児島のイメージアップや振興に努めていく予定です。浅越から披露された同宣言の調印書は、看板と同じ素材・手法で作成された重厚なもの。両者の意気込みがひしひしと伝わってきます。

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いよいよお披露目の段になり、ここでスペシャルゲストとして笑福亭仁鶴が登場! ロープを引っ張る合図を送ることに。「いち、に、さん!」の掛け声とともに布が取り去られると、そこにはほっこりと味わい深い看板がズラリ並び、出席者は壮観な眺めにうっとり。仁鶴も思わず「ここにしかない看板。お見事でございます!」と声を上げていました。

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看板を縁取る大島紬の制作を担当した大瀬さんは「最初はどういうものを作ればいいのか不安も大きかったが、このプロジェクトに参加できてありがたく思っています」と感謝の言葉を述べたうえで、「土台は屋久杉、縁取りは大島紬、金具は川辺仏壇、そして名前の部分は桜島の火山灰を吹き付けて作りました」と詳しい工程を説明。同じく屋久杉の部分を制作した岩川さんも、「屋久杉の木目を生かすことに気を遣った。このような会場に掲げていただくのは本当に光栄」とニッコリ。最後は再び大瀬さんが「こうした工芸品のコラボレーションは全国でも珍しい。これを機会に、鹿児島から大阪、そして全国のみなさんとつながっていければ」と締めくくりました。

続いて会場を移し、今度は同じく10月10日(水)からスタートする、よしもと47ご当地市場での『本物。大鹿児島展』について会見発表が行われました。こちらには、本田市長、持冨さん、石田、そして鹿児島出身の天竺鼠が出席。10月22日(月)まで行われる同展では、安心・安全な黒牛、黒豚をはじめとする名産品、特産品が大集合するほか、期間中は「さんふらわあペア乗船券」など豪華賞品が当たるガラポン抽選会や、島唄ライブ(10月17・20・21日)といったイベントも多数開催されます。

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「日本一“志”あふれる街」という志布志市のキャッチフレーズ通り、本田市長は元気いっぱいに挨拶。「Dining萬來」の「鹿児島黒豚角煮弁当」(1260円)など、注目の商品を多数紹介しました。石田は、ダイビングを始めてから奄美大島の虜になり、今では観光大使を務めるほどの「奄美大島通」に。この日も大島紬の着物に身を包んでの登場です。今回のパートナー宣言については、「昔で言えば薩長同盟。“鹿吉(しかよし)同盟”ですね!」と笑わせつつ、「鹿児島はとにかく食べ物がおいしく、人が熱くてフレンドリー。ぜひその魅力を堪能して」と来場を呼び掛けました。

天竺鼠・瀬下は、お国訛りのイントネーションでスピーチ。現在も現地でレギュラー番組を持ち、月に2回は帰っているとのことで、「黒豚、地鶏、黒牛……3大肉すべてが揃うのは鹿児島だけ。魚もおいしいし、それらを使った料理をアテに飲む焼酎も豊富!」とふるさと愛を爆発させていました。一方の川原は、鹿児島をPRするはずがついつい自分たちのDVDのPRをしてしまい、その都度、同席していた鹿児島のゆるキャラ・さくらじまんに厳しくツッコまれることに……。

会見では、黒豚角煮弁当の試食も行われました。思わぬ幸運に出席者は大喜び。「めっちゃうまい!」「懐かしい味!」と口々に感想を述べながら、あっという間に完食していました。また、持冨さんからは、同展で購入できる、大島紬を使った商品の紹介も。「大島紬は着物だと高いが、最近は、若い人が気軽に使えるポーチなどの小物も増えています。食べ物だけでなく、素晴らしい工芸品もあるのでぜひ買いに来て」とアピールしていました。

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このほか、10月中の期間限定品として、吉本興業と鹿児島県特産品協会が共同開発した「かごしま弁」(1200円)なるお弁当が、なんばグランド花月売店で販売されることも決定! こちらは底に鹿児島弁講座が隠れているという、遊び心満点の逸品。もちろん、鹿児島県産の食材がふんだんに盛り込まれているので、観劇のお供におすすめです。

看板で、物産展で、そしてお弁当で……鹿児島の魅力がいっぱい詰まった秋のなんばグランド花月に、ぜひ足をお運びください!

よしもと47ご当地市場『本物。大鹿児島展』
期間:10月10日(水)~22日(月)
詳しくはhttp://www.47gotouchi.jp/をチェック!

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