よしもとニュースセンター : 高橋いわく「流出しちゃった本」。サバンナ八木『世界の武器』サイン会開催で「うれシイタケ！」

11月８日（木）、ブックファースト新宿店にて、３日（土）に書籍『世界の武器』を刊行したサバンナ・八木真澄がサイン会を開催。囲み会見には、相方の高橋茂雄も駆けつけました。

『世界の武器』は、八木真澄がプライベートで記していた「武器ノート」を書籍化したもの。八木が考え、コツコツ書き溜めてきた“世界の武器”が100個、どどーんと掲載されています。出版のきっかけは、昨年の『ざっくりハイボール』（テレビ東京、テレビ北海道、テレビ大阪、九州放送、大分放送、熊本放送でオンエア）で紹介されたことから。ほかの出演者が軒並み爆笑する中、千原ジュニアは「絶対、本にした方がええ！」とコメント。さらに、視聴者からの反響がすごかったことを受け、書籍化の話が浮上したのでした。なお中の体裁としては、八木が書いたイラストや文字をそのままパッケージし、すべての武器に対して相方・高橋からの「ツッコミコメント」を追加。充実した内容になっております。

会見では、そんな『世界の武器』について「刊行されて、うれシイタケ！ですね。100個載ってますので、ベスト３とか考えたりしてほしいです」と語った八木。「オススメの武器をひとつ挙げると？」との問いには「えーっと…今思うのだと『杉の家』という武器ですね。家が杉でできているんですが、だから花粉症の人は帰れないんです、家に」と答えます。しかし、たまりかねた高橋は「……こんな不思議な空気の記者会見、初めてや（笑）」。また、そんな高橋は本について「最初『武器を考えてる』と言われて、意味がわからなかったんですよ。そこで相方やし、理解せなあかんなと、ノートを借りて読んだんですよね。でも…余計意味がわかんなかった（笑）。ただ、とにかく世界に一冊しかない本なんじゃないでしょうか。出版したというより、“流出しちゃった”本です（笑）」とコメントしました。

質疑応答では八木に向け、記者からこんな質問が。「本の帯に、ジュニアさんからの『一番の武器は八木自身です』との言葉がありますが、八木さんにはどんな武器がありますか？」。すると八木は「まず正拳がありますね。パンチ！」と回答。と、これにも高橋は機敏に反応します。「あかんあかん！　何をしてんねん！（笑）違うやろ、暗にギャグをフってくれてるねや」。

そして「あ、そういうことか！」と気を取り直して、八木が繰り出したのは…「よろしくよろしくよろし…クマ！」。彼らしい破壊力を秘めた武器を開陳したのでした。

また「下着をネットに入れずに洗わないだけで殴るらしい」など、怖いと評判の八木の奥さまに対し「立ち向かう武器」を訊かれた八木は、「『虫からの信頼』ですね。嫁はゴキブリがキライなんで、ちょっと勝てるかなと」。一方、高橋は「相方を見てると、結婚はまだええかなと思います」ということですが、そんな高橋には「ウワサの彼女と仲良くなった武器は？」との質問が飛びます。すると、高橋も八木のあけっぴろげに促されたのか「言葉が通じないので、画像とかで『これ日本語でなんていうか、わかる？』とかってコミュニケーションをとったことですかね」と素直に回答。それに対して、八木が「つまり、スキーのインストラクターがカッコよく見えるとか、そういうことです」と解説しますが、これにはすかさず「入ってこないでください！」。会場を笑いに包んだのでした。