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2012年12月24日 (月)

【5upカウントダウン】みなみのしま インタビュー

5upよしもとのメンバーが総出演するカウントダウンライブ『THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~』開催に向けてお届けしている、スペシャルインタビュー。今回は、和の趣を押し出してくるみなみのしまの登場です。

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――まず、今年、カウントダウンライブが…。
三島 え? あれのことですよね? 大晦日の…。

――そうです、そうです。
三島 かず数え寄席のことですよね。
南條 何ですか?
三島 大晦日のかず数え寄席。歳末の、秒読み寄席。
南條 年末のカウントダウンライブ。
三島 それはちょっとよくわからない。大晦日かず数え寄席のことならいろいろ伺っております。
南條 ジャルジャルさんとか出てるから。カウントダウンライブね。変換しなくていいから。
三島 またね、ハイカラな横文字を使いたがるんですよ。アメリカかぶれして。帰国子女ですよ。
南條 ちゃんとファイナルと書いてるから。かず数え寄席やったらお客さんは来うへんからね。ましてや1万人も
三島 大晦日に数を数えて。ひと~つ、ふた~つ、み~っつ。
南條 大晦日にその寄席はおもろないから。
三島 寄席ですからね。歳末の秒読み寄席。かず数え。

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――で、そのかず数え寄席に出演することを知った時はどう思われましたか?
南條 志摩スペイン村とかで年越しのイベントをやってますよね。そこにも僕たちは呼ばれたことがないので、初めてなんですよ。しかも100組くらい出るでしょう。こんなに賑やかに年を越せるのは初めてで、これはうれしいですわ。ね? どうですか?
三島 まさかこんな…。本来は新歌舞伎座でやろうと思ってたのが…。
南條 いや、できないです。無理無理。
三島 場所もえらい勝手に決められてもうて。僕は新歌舞伎座でやりたかったんでねえ。
南條 無理やって。それなりの人がやってはるから、年末は。
三島 あっちに出ようかしら。
南條 出ようかしらって、出られへんから。無理やから。
三島 まあ、めでたいのは好きなのでね。
南條 この雰囲気は僕たちにぴったりやと思います。
三島 年末から元旦、ここで稼がないといつ稼ぐんやと。
南條 いやいや、稼ぐ、稼がないはどうでもいいから。カウントダウンライブに華を添えるといいますか。
三島 真面目か。何やねん、華を添えるとか。
南條 やっぱり華がありますよね。1年の始まりを僕たちで締めないと。
三島 文字通り、きゅっと帯を締めて。

――何かおめでたい芸をお持ちで?
南條 鼓を叩いています。このスタイルでやろうとなった時、まず鼓を思いつきまして。それがめっちゃ高いんですよ。伝統芸能で使われているものは、ほんまに何十万とするんですけど、そのレプリカで。練習用なんですけど、4万くらいしまして。なめてましたね、伝統を。
三島 日本の伝統をなめてました。
南條 その4万円の音を大阪市中央体育館に響かせたいですね。
三島 あ~、それはね。ま、持って行かないですけどね。
南條 何で?
三島 真面目になってきたらイヤなんでね。
南條 真面目にやろうよ。カウントダウンに合わせてポーンと叩きますから。
三島 あ、それはええですね。初めてええこと言いました。あれに合わせてポンポン叩きたいですね。ええ。
南條 もう、これはいい年明けになりますね。

――1万人のお客様へのいいアピールにもなりますね。
南條 そうですね。100組出ていますが、誰もやっていないでしょう。
三島 ひと~つ、ポン! ふた~つ、ポン! これはめでたい。
南條 そうですね、108つ、鳴らします。
三島 行きましょう! 
南條 除夜の鐘の代わりに、皆さんの不幸とか全部、あの音で吹き飛ばしましょう。
三島 それはいい。それはしたいですね。

――アイロンヘッドさんの「拳の舞」と…。
三島 それね、パクってるんじゃないかって声があったんですよ。
南條 逆ですよ。あの子らが先にやってたんですよ。僕ら今年の4月からですからね
三島 いや、だから、アイロンヘッドのをパクってるんじゃないかと、そういう声があったんです。
南條 僕らがね。
三島 パクってると。
南條 パクってないですよ。
三島 あれを見て思いついたがな。
南條 いや、やめなさいよ。やめなさい。

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――「拳の舞」と、カバと爆ノ介さんの「打ち出の小づち」と。
三島 やっぱりおめでた芸ですよ。
南條 3組でちょっとコラボをしたいですね。やりましょう。この3組、いいじゃないですか。
三島 これで爪痕を残したいですね。

――新しいですね。
三島 新しないんですよ。室町時代からあるものですから。僕らも足利尊氏を笑わかせるかどうかでやってますから。
南條 いや、やってませんよ。
三島 やってますから、僕は! ネタ書く時に足利尊氏が笑うかな~って思いながら。
南條 足利のツボはわからへんわ。
三島 かず数え寄席にも子孫の方がいらっしゃる。
南條 いや、来ないですから。

――普段のネタも?
三島 尊氏の笑顔を思い浮かべて。
南條 どんな顔なん? 俺、顔も思い浮かばへんから。だからウケへんのちゃう?
三島 ウケてるかがな! 何言うとんねん。
南條 そうか?
三島 女子高生だけや、笑わへんのは。
南條 5upよしもとに出てて、尊氏のために作ったらそら、無理やって。
三島 女子高生はもう、あきらめましたね。足利尊氏を笑かす。お前もついてきてくれへん? 一人じゃ無理や。コンビじゃないと笑わへんから。尊氏、漫談嫌いやから。
南條 いや、知らん。

――まあ、今年のカウントダウンライブは若いお嬢さん方が多いと思いますが、そんなお客様と一緒にしたいことはありますか?
三島 餅つきですね。1万人で餅つき。
南條 材料調達が難しいね。

――Dr.ハインリッヒさんは「和歌を詠む」とおっしゃっていました。
南條 あ~。やっぱり日本人は気持ちとしてあるんですよ。そういう一年の始まりは…。
三島 もう切っていいですか? こいつの言うこと。ほんで何をやりたいねん? とどのつまり、あなたは1万人の前で何をしますか?
南條 最後は1万人の前で三本締めです。日本人の終わり方は三本締め。一本締めでもいいですね。1万人が一斉にパンッと手を打った時にどれだけインパクトがあるか。
三島 まあまあ、でっかい音でパーンとなるだけちゃう?
南條 それを体感してほしいんですよ、僕は。一つになりたいのでね。終演の時は、それで終わりたいですね。
三島 丑の刻ですよね?
南條 いや25時。
三島 え? 子の刻? 子の刻ですよね?
南條 その数え方、知らんから。もうええて。
三島 酉の刻開始の子の刻終わりですよね。
南條 数字で言うてくれ。
三島 何言うとんねん。歳末の秒読み寄席は酉の刻開始で子の刻終了という…。
南條 次、行きましょ。その締めの音頭を取りたいですね。「よ~お」の声を。
三島 お前、一人でやっとけ。ピンと来うへん。僕は1万人も来ているので、空気清浄器とか販売したいです。
南條 ヤバイヤバイ。ひねり出したらコレですから。

――では卒業メンバーの皆さんにやってもらいたいことはありますか?
南條 ガチのネタを見たいですね。目に焼き付けたいですね。もう残りわずかなので。先輩方の本気を見たいです。ああ、でもあんまり堅くなっても、そんなに年末感は出ないですもんね…。
三島 狂言をしてほしいです。
南條 急に言うて、できるかな? まあ、大林さんとかめっちゃうまそうですよね。声の質からして。あとはそうですね、年が明けて、みんなに和装をしてもらいたいですね。ずらーっと。卒業メンバーだけ、卒業式みたいな感じで。着付けは僕らが担当しますので。

――では、最後に、カウントダウンライブを楽しみにされている方にメッセージをお願いします。迷っている方にもぜひ、お願いします。
三島 やっぱり人が集まる。ということは戦が起こるかもしれないので、僕はやっぱり関ヶ原のようにならなければいいなという…。
南條 ならなければいいな、ですか?
三島 もちろんもちろん。
南條 でも、東西に分かれて戦うのもいいですよね、関ヶ原と称して。僕たち、ものすごく大きい声を出すんですけど、お客さんにもこの時だけは大騒ぎしてもらって。大きい声出したらテンションも上がりますし。
三島 まあ、テンションが上がり過ぎて関ヶ原のようにならなければいいんですけどね。あれは生み出したくないです、あの歴史だけは。
南條 いや、ならないですよ。中央体育館ですから。
三島 朝潮橋の合戦ですか? ならなければいいんですけど…。
南條 いや、ならないです。お客さんには大きい声を出してもらって、みんなで楽しい年末年始にしたいです!

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【みなみのしま】
南條庄祐(写真左/82年生まれ、大阪府出身)と 三島達矢(写真右/82年生まれ、大阪府出身)。11年にコンビ結成。

<公演概要>
THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~

日時:12月31日(月)大晦日 18:00開場/19:00開演/25:00終演予定
場所:大阪市中央体育館(大阪市港区田中3-1-40)
チケット販売方法:芸人からの手渡し、チケットよしもと、チケットぴあ
料金:A席4000円(芸人からのお渡しチケットの場合は3000円)
出演:5upよしもと オールメンバー

※16歳未満は、成人保護者の往復時の同伴が必要です。
※16~20歳未満は、書面による保護者の参加承諾が必要です。

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■5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

 

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