やそしカンタービレでフィナーレ……『パワー☆プリン』第3弾DVD発売記念イベント開催
9月1日(日)、東京・池袋サンシャインシティ アルバ噴水広場にて『パワー☆プリンDVD vol.3発売記念イベント「また逢う日までスペシャル」』が開催されました。
TBS系列にて毎週金曜深夜1時25分より放送していた『パワー☆プリン』ですが、昨日8月30日(金)を以て、残念ながら番組終了となってしまいました。本日は、同月28日(水)にリリースしたDVD第3弾を引っさげ、約2年間、応援していただいたファンのみなさんへの感謝を込めたイベントが行われたというわけです。
会場には、『パワー☆プリン』のラストステージを見届けようと、多くのファンが集まってくれました。
大声援の中、神妙な面持ちで登場した2700、チョコレートプラネット、パンサー、ジャングルポケット、スパイク、横澤夏子、田中涼子。「仰げば尊し」が流れるなか、全員でまず「僕たち、私たちはパワー☆プリンを卒業します!」と宣言。その後、卒業式で行われる在校生と卒業生の呼びかけのようなことが行われました。
「いま思うと、さまざまな思い出が蘇ります。唯一、ひとりだけ主役がなかったツネ」(2700・八十島)
「えー! それ言おうと思ってたのに! えーっと、主役はひとつもなかったね。でも、ずっと元気だったツネ!」(2700・ツネ)
「昨年の誕生日にあげたリボンを、結局、一度も付けてくれなかった田中涼子!」(スパイク・松浦)
「女子との溝が埋まらなかった武山!」(スパイク・小川)
「いろんなキャラを演じてきたけども、演じた役の大半はジジイ役!」(チョコレートプラネット・長田)
「沖縄ロケでのホテルの相部屋を、みんなに嫌がられた八十島さん!」(チョコレートプラネット・松尾)
「番組が終わると決まってから、ツイートに元気がなくなった長田」(パンサー・向井)
「……(地声で、声も張らずにぼそぼそと話していたため聴こえず」(パンサー・菅)
「ストレスでしかなかった大二郎!」(パンサー・尾形)
「お弁当を3つ食べたあとに、ラーメンに連れて行ってくれた菅さん」(横澤夏子)
「実はずっとなんなの?と思っていたツネからのダメ出し」(田中涼子さん)
「おたけというオネエのキャラクターを演じていたら、本当に女の子になってしまいました」(ジャングルポケット・武山)
「感謝の気持ちを込めて、2年間欠かすことなく、鼻くそを入れ続けた尾形の弁当(ジャングルポケット・太田)
「収録が早く終わって、みんなヒマだったのに、1人で行った映画館」(ジャングルポケット・斉藤)
呼びかけ中、メンバーが大爆笑したのが、田中さんによる「実はずっとなんなの?と思っていたツネからのダメ出し」という爆弾発言。「僕らはその光景をずっと見て来ただけに、おもしろくてしょうがなかった」と太田を始め、全員が腹を抱えて笑います。そんななか、1人納得がいかないのがツネ。「カフェに2人で行って、いろいろと話したやん!」と食い下がるも、「ずっと“なんなん?”と思ってました」と言われてしまいます。
向井から「どういうダメ出しだったの?」と訊かれたツネは、「先輩へ挨拶するとか、基礎的なことから始まって、ちょっとずつコントのことも言うようになっていった」と返答。そのアドバイスがズレた内容だったようで、困惑を隠しきれない田中さんです。
松尾が言ったように、沖縄ロケでは部屋割りで一悶着が。「昨年、僕が同じ部屋だったんですけど、むちゃくちゃ散らかすんですよ」と文句を言う松尾に対して、「八十島ベッドの上で、やん。自分のテリトリーで何をやっても関係ないやん」と真っ向から反論する八十島。そこに、「違う!」と割って入ったのは、今年同じ部屋になってしまった長田。「部屋に戻ってきて、俺のベッドに寝転がったら、じっとーっとしてて。なんやろなと思ったら、八十島さんが使ったべちょべちょのタオルが、俺のベッドに広げられてた。なんなん!」と呆れた様子でした。
ここで、約2年間の番組を振り返ります。番組スタート当初、『キングオブコント』で準優勝してノリノリだった2700。番組は彼らのコンビネタで始まっただけではなく、記者会見もセンターに。八十島は「最初は押してくれてたのに、今日はめちゃくちゃ端っこ」と苦笑します。
演技派である斉藤が「いちばん忘れたいコント」と語るのは、「甲子園の魔物」。「僕が役に入りきれなくて大失敗してしまって。失敗するたびに、長田さんと向井さんが爆笑していて、本気でお笑いを辞めようかと思った」と振り返ります。逆に、いちばん好きなのは「解散寸前のバンド」だとか。斉藤が「あのコントで、俺がハゲてるっていうのが、世間にバレた。台本は4ページあったけど、1ページ目から八十兄がアドリブを入れてきて、全部変わってしまった」と話し終わるのを待たずして、髪の毛をいじりだす八十島。上記コントでも話題となった「やめろ」という言い方を再現します。
ここで、なぜか尾形に振る向井。八十島の振りで、尾形流の「やめろ」を披露するもウケず。「そんなんじゃダメ」と出て来た太田がかなりブッコんだ発言をしかけた途端、本気の「やめろ!」を出す尾形。その後もメンバー同士の駆け引きで、さまざまな「やめろ」が生まれましたが、最終的に向井が「メンバーで足を引っ張り合うのはやめてよ(笑)」と忠告し、なんとかことなきを得ました。
そうこうしていると、突然、あるコントの人物に扮した武山が登場。「世界的に有名なスターが来ている」と八十島扮する桜海柿雪を紹介すると、会場中は大きな盛り上がりを見せました。
最後には、番組最終回で歌った「最後の歌」を“やそしカンタービレ”全員で披露。
「この歌は最終回が決まってからつくりました。僕らなら一人前の芸人になりたいとか、売れたいとかっていう夢を持っている。“イタリア人になりたい”っていう歌詞には、それぞれ夢があるんだということが含まれているんです。だから、歌詞をじっくり聴いてもらえれば、いつの間にか涙がこぼれると思いますよ」と解説する八十島でした。
囲み取材では、改めて番組を振り返った面々。「コント番組に出るのは、芸人としての夢。本当にいい経験ができました」と小川が言えば、「初めてのレギュラー番組。いろんな人に支えてもらって楽しかったです。ありがとうございました」と松浦。番組終了決定後、Twitterで番組名を検索したという松尾は「番組が終わったら、横澤と僕らが観られなくなると書かれていて……」と悲しげに語ります。
DVDの見どころについては、「未公開映像がたっぷりコントもこれでもかっていうくらい入ってます」と松尾。「特典映像もおもしろいので、ぜひ観ていただきたいですね」と横澤も微笑みながらアピールします。
「爆発的に売れたら、もう1回『パワー☆プリン』もできるかも」という向井の一言から、売り上げ目標を決めようという話に。「チェーマン(1万)いっとく?」と言う菅ですが、先日、グランジがDVD1万枚売れないと弊社から解雇となることが決定したということもあって、「2万枚を目標にしよう!」とツネ。全員満場一致のなか、「『パワー☆プリン』のDVDとあわせて、グランジさんのDVDも買ってほしいですね」と、さりげなく先輩のDVDもアピールした菅でした。
その後は、DVDを購入されたお客さんとの握手会を敢行。その場でもたくさんの方が購入してくださり、長蛇の列ができていました。
●DVD情報
価格:2500円(税込)
商品番号:YRBN-90606
【収録予定内容】
<前編>
かごめかごめ、プリクラの真実、歯のヒーロー、大きくなったら、ヒーローが通う変身ベルトショップ、ハッピーサプライズ、シュンコとおたけ 海猿入隊、ヒゲすぎるマスター、童貞サークル、桃太郎と仲間たち
<後編>
だぎゃものがかり、天才子役松尾駿三郎、株式会社ベストアンサー、授業参観、解散寸前バンド、ベテラン照明テル&ミツ、空気よめ騎士マカロン、憧れのテレビマン、バイク便
<特典映像>
DVDでしか見ることのできないオリジナル映像満載!!
・教えてパワプリ先輩 未公開集
・お父さんはプロレスラー
・ものまね大王決定戦
(C)2013 TBS/吉本興業/East West plus
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