「コメディ 水戸黄門」初日を前に西川きよしが商店街にご挨拶!「小さなことからコツコツと像」もお披露目
西川きよしの芸能生活50周年を記念して、9月6日(金)よりなんばグランド花月にて上演される「コメディ 水戸黄門」。初日を2日後に控え、稽古も大詰めの9月4日(水)、西川きよしが、特別出演として栗山千代役を演じる森昌子さん、佐々木助三郎(助さん)役の宮本大誠さん、渥美格之進(格さん)役の西村仁さんとともに、地元・ミナミの商店街の皆さんへのご挨拶回りを行いました。また、なんばグランド花月においては、同公演にちなんだ「小さなことからコツコツと像」のお披露目式も開催。ご挨拶回りを終えた出演者たちが駆けつけ、まもなくスタートする公演を熱くPRしました。
“きよし”黄門一行は、なんばグランド花月から千日前筋、千日前商店街、道頓堀、戎橋筋商店街、南海通りをぐるりとまわってご挨拶。この日はあいにくの雨模様でしたが、さすが吉本きっての“晴れ男”であるきよし、アーケードのない道では何故か雨が止むという奇跡を起こしていました。「西川きよしが芸能生活50周年のご挨拶にうかがいました!」の掛け声に、道行く人たちからは「頑張って!」の声が次々と。お店の方々はもちろん多くの皆さんが足を止めてくださり、4人は笑顔で握手や記念撮影に応じていました。中にはお祝いの花束を用意してくださったお店もあり、“地元・ミナミ”からのエールに大感激のきよし。若い世代の皆さんにも「NGKに見に来てや!」とノリノリで呼びかけるなど、熱気あふれるひとときとなりました。
その後、なんばグランド花月に帰還した4人は、MCを担当する西川忠志に迎えられ、エントランス部分に設けられたお披露目式会場へ。きよしは「50年の間はいろんなことがあった。どの道も厳しいと思うが、芸能界も非常に厳しいところ。僕が吉本に入社させていただいた頃のお友達は、みんなやめてしまいましたが、ひとりだけ(坂田利夫)でも残っていて本当によかったな、と思います。その芸能生活50周年の記念に、会社の方から『水戸黄門』をやってみないかと大きなプレゼントをいただきました」と、50周年への思いと公演に至るいきさつを説明。若い頃から見ていた人気ドラマのキャラクターだけに、最初は躊躇したそうですが、「(タイトルの)頭に“コメディ”と付けていただいても結構です、と。それなら一生懸命、テレビとはまたひと味違う『水戸黄門』をやらせていただきたいと思いました」。さらに「坂田利夫さん、池乃めだかさん、末成由美さんら吉本の仲間の方々に支えられてはいますが、少し心配だなということで、宮本さんや西村さんのような立派な役者さんにお助けをいただけることになった。いわば芝居のセーフティネットだと思っています」と、共演の皆さんにも感謝の言葉を述べました。
宮本さんは「ご挨拶回りのとき、師匠がすごく気さくな感じでいろんなお客様にお話しをされていたんですが、たぶん実際の水戸黄門さんも、こういう方だったんだろうなと感じました。本番では西川きよし黄門様をしっかり支えたい」とコメント。西村さんは「商店街では『頑張って!』というたくさんのお声がけをいただき、期待していただいているということを、ひしひしと感じました」とのことで、「今まで見たことのないような『水戸黄門』になっていますので、ぜひ劇場に足を運んで」と呼びかけました。
「師匠には、私がデビューした頃からかわいがっていただいて、本当にお世話になったんです。芸能生活50周年ということで、ほんの少しでもお役に立つことができたらと思い、今回、このような形でお邪魔させていただくことになりました」と語ったのは森さんです。15歳のときにドラマ『水戸黄門』に村娘の役で出演したことがあるそうで、「まさかこの年で、今度はコメディの水戸黄門に出していただき、しかも母親役をやらせていただくなんて思いもしませんでした」とも。「感動あり、涙あり、笑いありの、本当に素晴らしいステージ。ひとりでも多くの方に見ていただきたいと思っています」と力を込めていました。ちなみに忠志によると、稽古が始まった当初の懇親会で、森さんは『せんせい』『おかあさん』『越冬つばめ』をアカペラで披露されたとのこと。「みんなの心をひとつすべく『一緒に歌いましょう』と。そのおかげで、本当に和気あいあいと稽古をスタートさせることができました」と、森さんの心遣いに感激していました。
さあ、いよいよ「小さなことからコツコツと像」お披露目の瞬間がやってきました。森さんは「楽しみ!」と大興奮、きよしと宮本さん、西村さんもワクワクを隠せない様子です。「小さなことからコツコツと、水戸黄門、大入り!」の掛け声とともに幕が取り去られると、きよしのトレードマークである大きな目玉をフィーチャーした、何とも愛らしい像が登場! 森さんは「師匠にそっくりですね!」と絶賛し、一方のきよしは忠志に「間違ってもこれを墓石にしないで」と釘を刺し笑わせていました。仕上がりには大満足とのことで、「これに負けないような輝きを『コメディ 水戸黄門』で新たに見せたい!」とキッパリ。最後は「おじいちゃんおばあちゃんも、お父さんお母さんも、子どもたちも、一緒に笑ってもらえるお芝居です」と、見どころもしっかりアピールしていました。
なお、「小さなことからコツコツと像」は、9月6日(金)〜28日(土)の公演期間中、なんばグランド花月ビル1階のチケットブース前に設置される予定です。「コメディ 水戸黄門」ご観劇の際は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
西川きよし芸能生活50周年記念公演
『コメディ 水戸黄門』
日時:9月6日(金)〜28日(土) 開演10:00または16:00(詳しくはHPでご確認ください)
※9月9・10・16・17・23・24は休演
会場:なんばグランド花月
脚本・演出:樫田正剛 共同演出:わかぎゑふ
出演:西川きよし/坂田利夫、池乃めだか、江口直彌、西川忠志、末成由美、瀬下尚人、斉藤レイ、宮本大誠、西村仁、森山栄治、原川浩明、鈴木健介、湯田昌次、宮川康裕、越中晃一/森昌子(特別出演)
料金:1階席7000円 2階席6000円(全席指定)
お問い合わせ:チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル☎0570-036-912(10:00〜19:00)
公式HP http://www.kiyoshi-50th.com/
【西川きよし】