小出水直樹~野性爆弾とシャンプーハットトークイベント~
9月7(土)、ルミネtheよしもとにて、『小出水直樹~野性爆弾とシャンプーハットトークイベント~』が行われ、野性爆弾(川島邦裕、ロッシー)、シャンプーハット(小出水、てつじ)という同期4人が出演しました。
開演し、幕が開くと、川島の描いた似顔絵のセットとともに、4人がすでに立っています。
「板付き、おかしくない?」と、シャンプーハット・てつじが口火を切りますが、小出水は「お客さんもいてるから、おれらもいてた方がいいやろと思って」といつもの淡々とした口調で返し、続けて「案の定、“ワー!”とかなかったな(笑)」お客さんの反応の薄さに言及。
「野爆とシャンプーハットのトークライブを見に来てるんやから…」とてつじが正論で畳み掛けようとしますが、川島から「東京出てきたから、よう喋るなあ。偉いさん来てるから、チャンスやと思ってるのやろ?」と見透かされる(?)ハメに。
その後、客席を見回し、一人の観客に「かわいい。キッスしたいわ。キッスしたらあかんのかな、お客さんと」といった発言をし、ひんしゅくを買う小出水ですが、イタリア代議院議員などを歴任したチッチョリーナのドエロな逸話を持ち出し、てつじから「帰れ!」と一喝されます。
また、前回のトークイベントで、ベッキーから花が届けられたという話をきっかけに、「誰にライブを見に来て欲しい?」という話題へ。
小出水は、ボン・ジョヴィに来て欲しいと語りますが、「自分の名前をバンド名にする奴って、イカれてない? このイベントも『小出水直樹』やけど(笑)」とてつじからツッコミを受け、笑いを誘います。
そして、今年4月にロッシーが結婚し、全員が既婚者となったことに、4人は感慨深げな雰囲気に。
しかし、婚姻届の書き方やドレス選びといった件が続き、肝心の結婚式の話へ進まないロッシーに、「そんな細かい話までするの?」と小出水がボヤきます。
ロッシーの天然ぶりが露呈しつつも、それぞれの結婚式の思い出話が始まり、川島の結婚式では、ロッシーだけドリンクにヤクルトが出されるなど別メニューが用意されたとか、小出水の結婚式では実兄が同じ歌を3回も歌いスべったといった爆笑エピソードを披露。
そんななかてつじは、「ノーマルな結婚式がええなと思った。芸人やからってヘンな結婚式じゃなく」としみじみ語り、川島が生まれた時と同じ体重の鎖鎌を親にプレゼントした川島の結婚式を引き合いに出すと、「お前も鉄兜やっとったがな!」と川島。
それを聞いていた小出水は「どっち(の披露宴)も行っとらんと笑われへん(笑)」と、もっともな指摘をしていました。
話題は、再び「誰にライブを見に来て欲しい?」へと戻り、てつじが荻野目洋子さんの名前を挙げると、川島が立ち上がり、ヒット曲『ダンシング・ヒーロー』の一節を歌い踊ります。
何度も繰り返し、客席の反応が薄くなっても、「すべんのなんて、怖くない!」と豪語する川島に一同爆笑!
荻野目さんと同じショートカットなら「相原勇さん」(川島)、「仁藤優子さん」(小出水)といった名前が出て、盛り上がりを見せた後、川島は渡辺美里さんにライブへ来て欲しいとのこと。
すると、雷雨に見舞われた西武球場(当時)での渡辺美里さんのライブを話題にし、ライブ中に落雷を受けるというミニコントをてつじからフラれ、川島はそれに応えようとします。
どうにかやりきったものの、「今のフリ、怖かった」「人並みの感情持ってた」と漏らす川島でした。
残るロッシーは、中山美穂さんの名前を挙げ、映画『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズにて、中山美穂さんが振り返った時の表情を再現しようとする面々。
たっぷり間を使って振り返ったてつじに対して、川島は「ハートの強さ、熱さは伝わってきました。ただ、それで商売しようと思ってもだめ。ノーマネーでフィニッシュです」との評価を下しました。
その後、川島の提言で、華原朋美さんが白馬に乗って登場するシーンをなぜかロッシーが再現することになりますが、3人は華原さんの話題に夢中になるあまり、ロッシーの演技を見ていません。
続いて、華原さんを乗せた馬の演技をさせられるロッシーですが、案の定無視され、爆笑をさらいました。
こうしたロッシーのエチュード(?)が繰り返されると、ロッシーがものまねオーディションに参加した際、「カーテンを開けるロッシー」といったロッシー自身のものまねをしたという信じがたい逸話が小出水から語られ、審査員から「そういうことじゃないです」と一刀両断されたとか。
イベントも終盤に差し掛かると、てつじの提案で、お客さんの似顔絵を描くコーナーが始まります。
観客一人に舞台へ上がってもらい、川島、ロッシー、小出水がその人をモデルに似顔絵を描くという主旨ですが、客席を見渡し、何かに気づいた川島は「前、描きました? そうやね! めっちゃ覚えてるわ!」と、似顔絵を描いたことのある人物を発見。川島の記憶力に感嘆の声が上がる一幕でした。
まず一人目のモデルは女性で、小出水目当てに足を運んだとのことで、それを聞いた小出水は「あとで楽屋来たら、チンチン見せてあげるわ」「根元だけやで」などと上機嫌です。
その小出水は、極端にパーツが顔の中央に寄った似顔絵を描き、川島は全く別人を描き爆笑をさらいますが、意外にもそつなく似せて描いたのは、ロッシーでした。
続く二人目のモデルは男性で、「楽屋来たら、アヌス見せたるか」などと小出水が懲りずに言い、「ルミネはじまって以来やぞ、アヌスって言う奴!」とてつじの激しいツッコミが飛びます。
また、男性にメガネ外してもらうと、「加勢大周に似てるやん」と小出水が言えば、川島は「工藤兄弟と揉めてる方じゃないね」といった芸能ミニ情報を差し込みつつ、似顔絵は完成。
小出水は、まるで『Dr.スランプアラレちゃん』のニコちゃん大王ようなキャラに仕立て、一方の川島は乳房を強調する暴走ぶりでしたが、これまたロッシーが一番似ているという結果となりました。
モデルを務めてくれた2人には、似顔絵にサインを入れて手渡され、このコーナーは終了。
いよいよエンディングを迎えると、「ひたすれこれ(絵を描く)だけのイベントやりたい」とてつじが提案し、さっそく小屋の規模を検討するなど、他の3人も乗り気な様子です。
最後は、「じゃあ、ちょっとお酒飲みに行くんで(笑)」という川島のひとことで、約1時間のトークイベントは終演を迎えました。
野性爆弾の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/155/
シャンプーハットの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/110/
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