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2013年11月 8日 (金)

まるむし商店コンビ結成30周年記念!inなんばグランド花月「明るく元気に30年☆ポッポー!」

11月4日(月・祝)、まるむし商店コンビ結成30周年記念!inなんばグランド花月「明るく元気に30年☆ポッポー!」が開催されました。正統派漫才コンビとして活躍するまるむし商店が、ついに結成30周年。この記念すべきイベントで、どんな笑いで楽しませてくれるのでしょうか?

オープニングVTRで大画面に映し出されたのは、2人のこれまでの足跡。1983年にコンビ結成以来、2人は時代を駆け抜けるように、80年代の人気若手漫才師として注目を集めます。そしてそれ以降はコンビ活動のみならず個々でも活躍。磯部はテレビバラエティやラジオで確固たる人気を築きます。かたや東村は……とくになし(!?)。そんなふうに紹介された、まるむし商店30年の足跡でした。

 

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オープニングVTRが終わったあと、いよいよ今回の主役、まるむし商店の登場です! お揃いの、鮮やかな赤いスーツでステージ上に現れたふたりに、観客席から温かい拍手と大歓声が贈られました。感激する2人でしたが、これから漫才を披露すると言うのに「漫才が一番苦手でね……」と磯部がつぶやきお客さんは爆笑。東村の息子からの手紙をモチーフにした漫才は、途中で東村がカルチャースクールで学んだというオカリナを披露するなどお楽しみ盛りだくさんの幕開けとなりました。

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続いてのコーナーは、「イソ・ベッチーと花月ハワイアンズ」。ハワイアンドレスに身を包んだ新喜劇若手女優たちによる「花月ハワイアンダンサーズ」が舞台上に並び、「アロハー!」と元気にご挨拶。NGKが一気に南国ムードに。生演奏で、フラダンスをお披露目しました。そして、磯部がウクレレを持ってお目見えし、ウクレレの見事な腕前を披露しました。

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磯部から「花月ハワイアンズ」のメンバー紹介も。吉本の仲間たちに紛れて、関西のハワイアンバンド「Kaulana」の渡辺コースケさんなど、すごい方々も駆けつけてくださいました! 「本当に、よく来てくださいました!」と磯部もうれしそう。さらに、ギターの松浦真也、カツラで変装していたベースのパンチみつお、花月ハワイアンダンサーズの面々も紹介されました。

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このまたとない機会に、渡辺コースケさんに一曲歌っていただこうとしたそのとき!「ちょっと待ち!」と、すち子が乱入! お客さんは大喜びです。

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すち子はどうやら旦那の真也を探しに来たらしく、無事に見つけた真也とともに「あたいら、浪花のギター借金取り!」と、『歌ネタ王決定戦2013』優勝ですっかりおなじみになった歌ネタなどでお客さんを大いに笑わせました。

大笑いしたあとは、渡辺コースケさんの「ライエイカバイ」。優しい調べにうっとりさせてもらいました。続いて、磯部が、ダイヤモンドヘッドの美しさを歌った「カイマナヒラ」を披露しようとしたところ、「ちょっと!!」とここでも乱入が! お次はなんと東村が、ハワイアンドレス姿で登場です。ぜひ一緒に歌いたいということで、まるむし商店のハワイアンコラボか!? と思いきや、「歌、しらんねん」と東村。意外に似合っていた東村のハワイアンドレス姿、そして磯部の歌う「カイマナヒラ」、芸達者な一面が垣間見えるコーナーでした。

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続いてのコーナーの主役は東村です。VTRでは、30周年イベントで何をしようか思い悩む東村が映し出されていました。マジック、ものまね、詩吟、浄瑠璃、器械体操……。さまざまな案が浮かんでは消え、苦し紛れに四字熟語辞典を手にした東村。そこには「他力本願」、「二人三脚」という熟語が書かれていました。「これや!」ひらめいた東村がお届けするコーナーは、「とっておきコラボ 超エンタテイナーショー」。舞台上に現れたのは、もりやすバンバンビガロです!

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 リンゴをかじりながらのジャグリングやお客さんとの輪投げなど、会場の雰囲気を大いに盛り上げるバンバン。そこに、東村の登場です。まずは輪投げ、ジャグリングなどに挑戦し、悪戦苦闘しながらもなんとかパス! 

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続いては人間風船に挑戦です。巨大風船の中に入ることができたら大成功というもの。まずお手本に、巨大な風船の中に入るバンバン。「頭からぎゅっと」「早く入ること」とバンバンにアドバイスを受け、東村も挑戦しますが、巨大風船が客席へ飛ばしてしまうわ、風船に入る途中に割ってしまうわと失敗続きでお客さんは大笑い。バンバンから「まじめにやってくださいね」とたしなめられる始末……。まさにタイトル通りの、「とっておきコラボ」となりました!

 

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お次はお待ちかね、「磯部のゲームワールドSP」です! その前に、まるむし商店と交流のある仲間から届いたスペシャルメッセージが。大画面に映し出されたのは、ナインティナインの2人! ナインティナインは、吉本印天然素材時代に「磯部のゲームワールド」で大活躍したメンバーのひとり。それだけに思い入れも強いよう。「磯部のゲームワールド」は、吉本印天然素材メンバーなど若手芸人の育成にも大きく貢献した名物コーナーでした。「劇場や、『お笑いネットワーク』なんかで出させていただきました。懐かしいですね~」と語り合います。岡村は「今日はみんな、メンバーが集合しているということで、(行けなくて)残念です。あれでゲームコーナーの勉強もさせていただきました」としみじみ。矢部は「新しい流れもあるんですかね?」と、ゲームワールドが、そして天然素材のメンバーがどんな進化を遂げているかも期待していました。

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そんなうれしいメッセージの後、ついに「磯部のゲームワールドSP」、スタート! 磯部の指示のもと、メンバーが登場! 雨上がり決死隊、FUJIWARA、バッファロー吾郎、ほっしゃん。宮川大輔、へびいちごという、それぞれに目覚ましい活躍を見せる天然素材のメンバーが勢ぞろいするまたとない機会にお客さんは大騒ぎ! まず青いTシャツを着ているのは、雨上がり決死隊・蛍原、バッファロー吾郎・A(木村)、へびいちご・高橋、宮川大輔、FUJIWARA・原西。こちらは「やっぱりいなばチーム」とのこと。赤いTシャツは、FUJIWARA・藤本、へびいちご・島川、バッファロー吾郎・竹若、ほっしゃん。、雨上がり決死隊・宮迫という面々。こちらは、「滝川クリステルチーム」です。

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最初のゲームは「パチパチセブン」。並んで数字を数え合い、7が付く数字、または7の倍数と、7に関係する数字が回ってきたときは手をパチンと叩くというもの。

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一番大切な、笑いの反射神経が試されるゲームです。まず蛍原が数えはじめますが、恐る恐る数えてしまうメンバーに「もっと早く!」と磯部が促します。反射神経がどうも鈍くなっているメンバーに、宮迫も「もう、全員40超えてるから」と弱音も飛び出し……。そしてゲームが進むうちに脱落者が続出。最後は、A(木村)と宮迫の一騎打ちになりました! ここで宮迫から「2の倍数に変えたい」という申し出が。磯部はその要望を飲みますが、結果、宮迫が手を叩き続けるばかりという珍展開も。真剣勝負した結果、A(木村)が宮迫を破り「やっぱりいなばチーム(青)」の勝ち!

 

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ふたつ目の対決「シャッターチャンス」はチーム戦。出されるお題に合わせて、「カシャッ」とシャッター音がしたら、分解写真の要領でチーム5人がポーズを決めます。それが、見事に分解写真になっていたら成功。まず「やっぱりいなばチーム(青)」に出されたお題は「走り幅跳び」。「えっ!?」とザワザワするやっぱりいなばチーム。蛍原が助走、A(木村)が踏み切り、高橋がステップ、宮川がジャンプを表現しようとしますが、これがなかなか難しく…。原西は着地と思いきや「思いのほか飛んだ!」という驚きを表現していました。

27続いて出されたお題は、「競馬」。躍動感あふれるレースを表現すると思いきや、赤チームは馬券を買う人をそれぞれ分解写真で表現していました。

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「滝川クリステルチーム(赤)」に出されたお題は「セミの脱皮」。藤本が、Tシャツを脱ぐ仕草で脱皮を表現。それぞれがセミの脱皮を順を追って体で表しますが、宮迫だけが地面に転がり「1週間って聞いてたのに、2日で死ぬの⁉」と思いのほか短かったセミの一生を物語っていました。ほか「床運動」、「火事での消火活動」など難しいお題が次々と続きましたが、結果は「やっぱりいなばチーム(青)」の勝ち!

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3つ目のゲームは「言いそうなしりとり」。出されたお題の人物が、「あ」から始まる言いそうな言葉でしりとりをしていくというものです。「やっぱりいなばチーム(青)」に出されたお題は「占い師」。蛍原が「あなたは何を占ってほしいですか?」と言えば、続くA(木村)は「家族のことですか?」、そして高橋は「家計が大変ですか?」、宮川は「家庭円満になりますか?」と、「か」ばかりで終わる展開に……。困った原西は「火曜日にまた来てください」とうまく締めくくっていました。

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「滝川クリステルチーム(赤)」に出されたお題は「鬼嫁」。藤本はとっさに「チョー口臭ぇんだけど」と、愛妻に普段から言われている小言を口走り……。気を取り直してゲームスタート。藤本が「あんた! いつまで寝てるの!」、島川が「のんきにしやがって!」と続けると、竹若が「てめえに休みなんかねえんだよ!」、そしてほっしゃん。は「夜、安心して寝んなや」と、異様な恐ろしさをはらんだ展開に。そして最後の宮迫は「やっぱり私、あんたのことほんまに好きと違うわ」と物悲しくしめ、彼らの夫婦生活が浮き彫りになるようなしりとりとなりました。ほか、「真面目な中学生」、「相撲取り」などのお題で勝負し、結果、引き分けとなりました。

 

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4つ目のゲームは「リーダーを探せ!」。指名されたひとりが、全員が一斉に同じ動きをするなかから、その動きの指示を出しているリーダーを当てるというものです。このゲームは、なんと各チームひとりずつ、お客さんも舞台に上がってもらい、一緒に楽しむという内容に! 全員が一斉にアゴを触ったり、ゾンビのような動きをしたりと。舞台上は大盛り上がり。このゲームは「滝川クリステルチーム(赤)」に軍配が上がりました。

 

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5つ目のゲームは、「以心伝心ゲーム」。チーム全員が目隠しし、お題に沿って決めたポーズが全員そろえばOKというもの。「やっぱりいなばチーム(青)」に出されたお題は「野球」、「ラジオ体操」、「マイケル・ジャクソン」、「朝いちばんにすること」、「『変身!』といえば?」などでしたが、なかなか一致しません。

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かたや「滝川クリステルチーム(赤)」は「半沢直樹」、「ミュージシャン」、「宇宙人」、「夫婦ゲンカ」、「ルンバ」。なかなかそろわないなか、「ヤンキー」のお題で全員がしゃがみこむポーズを決めて見事一致! 「滝川クリステルチーム(赤)」の勝利となりました。

 

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最後のゲームを前にして、なんと、磯部の声が突然飛び、かすれて出にくくなってしまうハプニングが! 磯部自身も「30年やってきて、こんなん初めて。こんなことあるねんな」とかすれ声で語りました。ルール説明をメンバーたちに任せ、ひとまず最後のゲームは「パンツでジャパン」。チーム全員が白いパンツを履きます。1番手は2枚重ねでパンツを履きます。下に履いているパンツを、上に履いているパンツを脱がずに中抜きし、バトン代わりに2番手にパス。2番手はそのパンツを履き、そして下に履いていたパンツを、上に履くパンツを脱がないように中抜きして3番手にパス……といった具合のパンツリレー。しかし、BGMの「2億4000万の瞳」のサビ部分「ジャパーン♪」のときは、どんな状態であっても全員で手をつないでポーズを決めなければならないというもの。焦りながらパンツを中抜きしつつ、どのような状態でも「ジャパーン♪」でポーズを決めるメンバーに会場は大笑い。異様な盛り上がりのなか、勝負は「やっぱりいなばチーム(青)」に軍配が上がりました。

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すべてのゲームが終わったあと、メンバーたちがご挨拶。原西は声が出にくくなった磯部を気遣いつつ、「久しぶりにやらせてもらって楽しかったです」、宮川大輔は「(磯部のゲームワールドは)一番初めにやらせてもらった仕事です。30年のときにできてよかったです」、高橋は「また天然素材のメンバーでできてよかったです」、A(木村)は磯部に「痛みに耐えてよくがんばった!」と小泉元総理風に、そして蛍原は「昔も今も楽しませてもらっています」と語りました。藤本は「昔はもっと動けたんですけど(笑)、みんな40歳を超えて、ハァハァ言うてねぇ。もうちょっといい動きしたかったです。すいませーん!!」、島川も「楽しかったです、ありがとうございました!」、竹若は「磯部のゲームワールドは、楽しいだけじゃなく、芸人のなりふり、どうやったら楽しくなるかを考える、すごく勉強になるコーナーなので、若手の皆さんもこれから磯部のゲームワールド、よろしくお願いします」とこれからの若手にも期待をしているようでした。また、ほっしゃん。は相当身体に応えたようで「今、いつでも吐けます。こうして呼んでいただけてうれしかったです。ありがとうございました」と挨拶し、笑いを誘っていました。宮迫は「磯部兄さんには天素時代からずっとかわいがってもらって、その頃からコーナーをやらせていただいていて。みんな結婚したり子ども産まれたり離婚したり(笑)、いろいろあって、またこうして一緒にできるなんて、本当に感慨深いです。これからもよろしくお願いします」と締めくくり、大きな拍手が巻き起こりました。

 

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続いての東村のコーナー「とっておきコラボ 超エンタテイナーショー」では、「カナダからの手紙」を、特別ゲストのシルクとデュエット。大人の魅力をしっとり見せて終わりかと思いきや、シルクがサルサの衣装で再び舞台上に登場! 情熱的なサルサダンスで主役の東村がかすむほどの華やかさで魅せました。

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いよいよ締めくくりの漫才直前に、スペシャルメッセージVTRが。大画面に映し出されたのは、中田カウス・ボタンです。

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NGKの出番でまるむし商店とよく一緒になるというふたり。カウスは「このコンビは、なんともいえん品があるんです。大器晩成やと思います。平成のいとしこいし師匠になれると、僕は本当に信じています。これからもがんばってください!」とエールを贈っていました。

 

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ついに最後の漫才です。「磯部のゲームワールドSP」中に、突然、声が出にくくなった磯部でしたが、のどスプレー片手に登場。改めて「30年やってきて初めてです」と言いながらも、先ほどより症状はよくなっている様子。東村も「今、森進一さんのモノマネをやらせたら日本で一番うまいで!」と笑いを交えて励ましつつ、漫才をやり切りました。

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エンディングでは、スペシャルメッセージで登場した中田カウス・ボタンが花束を持って登場! 磯部のノドを心配しつつ、「吉本が創業101年目に入りました。吉本の最高傑作は漫才なんです。その漫才の祖はエンタツ・アチャコ師匠。そこから我々があり、これからは彼らの時代。彼らがまた若手を教育していかないといけない。そのためには絶対に大事なのがお客さまの力です。本日はありがとうございました」と、まるむし商店の2人に改めてエールを贈りました。そして、最後は出演者全員そろっての記念撮影! 華やかに賑やかに、30周年記念イベントは幕を閉じました。

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漫才はもちろん、個々の持ち味を生かして多彩ぶりを発揮するまるむし商店。これからも、2人の活躍をどうぞ応援してくださいね!

 

【YNN動画】

まるむし商店の動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/101/

シルクの動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/689/

雨上がり決死隊の動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/1/

ナインティナインの動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/265/

FUJIWARAの動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/25/

バッファロー吾郎の動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/107/

ほっしゃん。の動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/627/

宮川大輔の動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/654/

へびいちごの動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/280/

もりやすバンバンビガロの動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/1379/

酒井藍の動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/32473/