『アメリカン・バラエティ・バン!』開催に向けて、HIDEBOH×レイザーラモンRGが作戦会議を敢行!
12月14日(土)より、大阪・なんばグランド花月にて『ヒントン・バトルのアメリカン・バラエティ・バン!』(HINTON BATTLE’S AMERICAN VARIETY BANG!)が開催されます。
1987年、現なんばグランド劇場(NGKシアター)のオープンを記念して行なわれた同ステージが、26年のときを経て再び開演。3度のトニー賞受賞経験を持つ世界的タップダンサー&ミュージカルスターのヒントン・バトルさんを招いて行なわれる本公演でも、前回に負けず劣らないエンターテイメント性に優れたステージになりそうです。
今回は、同公演に客演として出演する日本を代表するタップダンサー・HIDEBOHと“洋楽大好き”レイザーラモンRGが、公演を多くの人に観ていただくための“作戦会議”を敢行しました。
HIDEBOHにとってのヒントン・バトルは
RGにとってのダウンタウン!?
HIDEBOH 品川プリンスシアターの公演以来ですね。ご無沙汰しています。
RG ご無沙汰してます! お笑い以外の方と絡めるいい舞台だったのに、なくなって残念ですね。
HIDEBOH そうですね。RGさんの……あれ、笛でしたっけ?
RG ははは! 鼻声で楽器を演奏してるように見せるヤツですね。普段はやっていなかったんですけど、最近では漫才にも活かすようになりました。
HIDEBOH 音楽は詳しい印象ですけど、ダンスはどうですか?
RG 観るのは好きでした。小さい頃、『Mama, I Want to Sing』が日本に来るとかでCMをやっていて。観たいなぁと思いつつ、それ以降も本場のミュージカルになかなか触れる機会がなかった。けど、もうすぐ40歳なので、そろそろそういうものが楽しめる年になってきたのかなと思ってるところです。
HIDEBOH あぁ、そうだったんですね。今回、来日するヒントン・バトルさんは『ミス・サイゴン』の主演を務めた方なんですよ。
RG 『ミス・サイゴン』! さすがに聞いたことがあります。
HIDEBOH アメリカでやったものを、日本で焼き直すミュージカルの代表的な作品ですよね。あと、日本でピンと来る人はなかなかいないかもしれないんですけど、タップダンスのバイブル的ミュージカル『ソフィスティケイテッド・レディ』の主演だったりして、トニー賞っていう映画のアカデミー賞的な賞を3回も受賞している伝説のおじさんなんです。
RG えぇ! めちゃくちゃすごい方じゃないですか。
HIDEBOH そうなんです。僕のお師匠さんにヘンリー・ルタンという方がいるんですけど、『ソフィスティケイテッド・レディ』はその方がつくった世界的に有名なミュージカルで、若い頃、ビデオが擦り切れるまで観ました。だから、ヒントン・バトルさんは、僕のタップを変えてくれた憧れの方なんです。
RG 変えてくれたというのは、激しくなったとかそういうことですか?
HIDEBOH 6歳から両親にタップダンスを習っていたんですけど、その作品で黒人のタップにものすごく影響を受けたんです。独特のリズムというかね。
RG じゃあ、今回HIDEBOHさんは憧れの方と同じ舞台に立つわけですね。それって、僕が初めてダウンタウンさんとお会いしたときに近い感覚なのかな?
HIDEBOH (笑)どんな感じだったんですか?
RG テレビのままというか。その人自体とお会いしてる感覚がしなくて、薄い壁みたいなものの向こうにいるような感覚でした。
HIDEBOH わかります。遠くで見ていたときのままの感覚なんですよね。
RG まさか、そんなすごい人やとは思いませんでしたよ。僕、市川海老蔵さんのモノマネというか……そういうのをするようになって。
HIDEBOH あれ、好きです。
RG ありがとうございます(笑)。マネを始めてから歌舞伎を勉強するようになって改めて、そのすごさがわかったんです。おこがましいかもしれませんが、お笑いとか全ての舞台は歌舞伎に繋がっているというか。ものすごい量の稽古をしていらっしゃいますし、それでいて新しい風も入れようとしているところもすごいなと思うんですよね。
HIDEBOH 芸術のすごさを伝えるっていうのは、難しい作業ですから。
RG HIDEBOHさんが憧れているヒントン・バトルさんの良さも伝えていきたいなとも思うんですけど……。どうやったらみなさんに伝えられますかね?
HIDEBOH 今回、僕以外のキャスト全員、外国人なんですね。現地で700〜800人くらいがオーディションを受けたなかで合格した20人も来日しますし。
RG じゃあ、一人ひとりの紹介VTRをつくりましょうか。この人はここがすごいとか、僕プロレスが好きなんで、そういう見せ方をさせたいなと思うんですけど。
HIDEBOH それ、いいですね。しかも今回、生バンドなんですよ。
RG それ、めちゃくちゃすごいじゃないですか! こんなにすごいのに、世の中にはまだ全然伝わっていませんよ!!!
興味津々なRG、
ヒントンを囲む会を懇願!
HIDEBOH 『アメリカン・バラエティ・バン!!』っていうのは、実はよしもとが26年前にヒントン・バトルさんを呼んで行なったイベントなんです。今回はもちろん、内容は一新されますけどね。
RG じゃあ、再び!なんですね。しかも、ヒントン・バトルさんだけじゃなくて、アメリカの才能ある方々がたくさん出演する。そんな舞台がNGKで観られる……ということは、社長から芸人へのメッセージも込められた舞台なのかもしれない。
HIDEBOH どういうことですか?
RG 世界にはこういう笑いもあるんだよっていうことですよね。日本のお笑いはどうしてもおしゃべりが主流ですけど、おしゃべりに自信がない芸人さんでもこのライブを観て、エンターテイメントがなんなのかを学んで芸とはなんたるかを覚醒する可能性がある。いまはダンスも必須科目になってますし、これからはダンスで笑いを取れる時代も来そう。だからこそ、社長は僕らに“これが芸だぞ!”って伝えようとしているのかもしれない。……これ、芸人は絶対、観に行かなきゃダメですね!
HIDEBOH ははは!(ビート)たけしさんも「芸があって、笑いがある」とよく仰ってますもんね。僕もNGKには小さい頃から何度も観に行ってますけど、当時からお笑いの方と一緒にマジシャンとかラスベガスから来たショーマンが出ていた。これも、“全ては芸ごとだ”という方針あってのことだったのかもしれませんね。
RG “本物に触れなさい”ってことですよね。お願いです、ぜひヒントン・バトルさんを囲む会を設けてください!
HIDEBOH ご本人に触れたほうが、よりいろいろと勉強できますもんね。舞台は12月14日からですけど、早めに来日されてリハーサルをする予定ですから、ぜひ。
RG あ、リハーサルもあるんですね! だったら、リハーサルから観に行きます。(現時点で予定されているラインナップを見ながら)……DJとかもあるんですか?
HIDEBOH そうなんです。スウォップっていう、ジャズでいうスウィングとヒップホップを合わせたダンスを打ち出していて、それが今回、日本初公開されるんですよ。
RG そんな最先端なものも入ってるんですか!? 僕、小籔(千豊)さんと相方のHGと“ビッグポルノ”っていうラップユニット組んでるんですよ。これはますます勉強に行かないとダメですね。
HIDEBOH ぜひ何度でもいらしてください! すごい方々のショーが、“生”で観られるわけですから。
RG 生ってやっぱりすごい。僕もフェスみたいなものに呼ばれて歌うことがあるんですけど、生のドラムのドン!っていう音ですでに負けちゃうんですよ。なんでもそうですけど、生には圧倒的な迫力がありますもんね。
HIDEBOH まさにそのとおり。今回来られる方々は、知られていないけれど実はすごいっていう人ばかりなんです。なんせ、アメリカには才能ある人たちがたくさんいますから、すごい人がたくさんいるわけですよ。しかも、“すごい”のレベルが超越しているというか。かたちどおりにはやっていなくても、みなさん魅せる何かを持っている。それがアメリカ文化のすごさなんです。こういったショーも、ジャズが土台にあって軽く遊びながら歌える本場の方と英語が巧みな日本人がやるのとは、やっぱり全然違う。それに、日本ではミュージカルを劇場で観るという文化は定着してないかもしれないですけど、今回はNGKで観られるわけですから、お笑いや新喜劇を観に来た方々にも興味を持っていただきたいです。
RG まさにそうですね。
HIDEBOH この公演は、僕にとって夢の舞台というか。親父は関西からタップダンスをしながら東京まで出て、浅草でずっとやっていたんです。そこにたけしさんも出演されていて、よしもとの人たちとも絡んでいた。で、何十年後かに、今度は僕がよしもとへ入って、憧れていた方と同じ舞台に立つ……しかもNGKでっていう。不思議な巡りを感じてる公演なんです。
RG いいですねぇ~! ヒントンさんとHIDEBOHさんが会えてよかった!
HIDEBOH (笑)ありがとうございます。
RG 最近はレディー・ガガとかケイティー・ペリーとかも人気ですし、若いお客さんにはUSJとかディズニーランドでショーを観ているような感覚で観に来てもらいたいですよね。
HIDEBOH そうですね。本場のショーをたっぷり2時間観られますから。
RG 実は僕、この公演の話を聞いたときからすごく興味を持ってまして。会社の人にも「なんでもいいから絡ませてください!」ってお願いしていたんです。本格的に絡むと迷惑がかかると思うんで(笑)、前座とかやらせていただけたらなって。だから、ひとりでも多くの人が観に来てくれるように、宣伝に協力したいんですけど……これ、あるあるやったりはできないですか? 僕の歌う洋楽あるあるに合わせて、HIDEBOHさんにタップダンスを踊っていただく。よしもとには単独ライブで使った着ぐるみとかがたくさん保管してあるじゃないですか。例えば、HIDEBOHさんにそういうのを着ていただいて、タップをやっていただければ。千原兄弟さんの単独ライブで、せいじさんが着ていたタカアシガニの着ぐるみとかいいと思うんですけど。
HIDEBOH 僕もRGさんのあるあるでタップ踏んでみたい。カニの着ぐるみも着てみたいです(笑)。僕とRGさんのコラボを、今回の宣伝に持っていきましょう!
RG ぜひ! 近々実現させましょう!
大いに盛り上がった対談後、RGが「新しいDVDが出まして……」と取り出したのは、先日リリースされたばかりの第2弾DVD『Live in Japan』! 「わぁ、ありがとうございます。すぐ観ます!」と受け取り、満面の笑みを浮かべるHIDEBOHでした。
●公演情報
HINTON BATTLE’S AMERICAN VARIETY BANG!
ヒントン・バトルのアメリカン・バラエティ・バン!
<公演日程>
2013年12月14日(土)~2014年2月14日(金)
※プレビュー公演 2013年12月12日(木)・13日(金)
<振付・演出・出演>ヒントン・バトル
<共演>HIDEBOH
<脚本>ラリー・ビルマン
<エグゼクティヴ・プロデューサー>高平哲郎
<会場>なんばグランド花月
<チケット料金>
S席(1階席・2階席前方)8000円、A席(S席以外)6000円
<お問い合わせ>
キョードーインフォメーション 06-7732-8888(10:00~19:00)
HP: http://www.americanvarietybang.com/
●よしもとダンス向上委員会発足!
無料「ダンスワークショップ」も開催決定!
詳しくはコチラ http://www.yoshimoto.co.jp/dance/
●DVD情報
Live in Japan
商品番号:YRBN-90633
価格:1,890円
【収録曲】
1. 田園 (原曲:玉置浩二)
国際マラソンあるある/帰省ラッシュあるある
2. もっと強く抱きしめたなら (原曲:WANDS)
片想いあるある
3. サヨナラ (原曲:GAO)
カバンあるある
4. 蝋人形の館 (原曲:聖飢魔Ⅱ)
ふるさとあるある
5. Bye For Now (原曲:T-BOLAN)
係長あるある
6. JAM (原曲:THE YELLOW MONKEY)
社員食堂あるある
7. Crazy Beat Goes On! (原曲:DA PUMP)
オージービーフあるある
8. ENDLESS RAIN (原曲:X JAPAN)
オシャレなカフェあるある
9. 星空のディスタンス (原曲:THE ALFEE)
みそ汁あるある
10. 風になりたい (原曲:THE BOOM)
からあげあるある
<日本盤限定ボーナストラック>
One more time , One more chance (原曲:山崎まさよし)
パントマイムあるある
<特典>
レイザーラモンRG × マイケル富岡 トークセッション
予告編集
※上記楽曲に乗せて、RGがあるあるを歌い続けます。
原曲がそのまま収録されているわけではございませんので、予めご了承ください。
©2013 吉本興業
よしもとネットショップplus Y!店
http://store.shopping.yahoo.co.jp/shop-yoshimoto/yrbn90633.html
よしもとネットショップplus 楽天市場店
http://item.rakuten.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90633/
【RG】