世界のスゴ技がまたまた大阪に集結!「THE舶来寄席2015 winter」キャストも新たに開幕
昨年5月、世界中の"神"と呼ばれるパフォーマーが一堂に会して大好評を博した「THE舶来寄席」が、キャストも新たに大阪・なんばグランド花月へ帰ってきました! 初日となった2月6日(金)、会場を埋めた満員のお客さんは、笑いと驚きに満ちたステージに釘付けに。一生モノの"ライブ"体験を堪能しました。
公演は2部構成。第1部は「オールよしもとジャパンプレミア」と題し、日替わりゲストを含むよしもと芸人たちが、新喜劇をベースに爆笑のステージを披露します。物語の舞台となるのは「花月サーカス」。すち子を中心とした団員たちに、ビッグなサーカス団からのスカウトや借金取り、団員志願の謎の老人などが絡んで、大騒動を巻き起こしていきます。
そんな「花月サーカス」に新入団してくるという設定で登場するのが、「THE舶来寄席への道〜よしもと諸芸フェスティバル〜」で2位、3位に食い込んだ、もりやすバンバンビガロとモンブラン! モンブランはボケとツッコミを盛り込んだバランス芸、もりやすはキャラと技のギャップで魅せるジャグリングで大いに沸かせました。
日替わりゲストのテンダラーは、テレビの街ぶらロケでやって来た本人役で出演。浜本得意のマイケル・ジャクソンネタはもちろん、白川はもりやす指導のもと巨大風船の中に入るという芸に初挑戦! あと一歩というところで風船が割れてしまうというハプニングに見舞われましたが、果敢なチャレンジには大きな拍手が送られました。
休憩を挟み、いよいよ第2部「ワールドバラエティアクト」が開幕! 今回は世界各国選りすぐりのパフォーマー7組に加え、「THE舶来寄席への道〜よしもと諸芸フェスティバル〜」で見事優勝を勝ち取ったAFRAも参戦。第1部に続いて、日替わりゲストのテンダラーがMCとして登場します。
まずはイルミネーションを駆使してふたりの男の闘いを表現するレーザー・ファイターズが緊張感あふれる演技で口火を切ります。
続いてAFRAがヒューマンビートボックスの第一人者として圧巻のステージを。さらにスリルと妖艶さで見る者の心をつかむワイヤー・バランスのタチアナ・クンディクさん、
犬との絶妙なコンビネーションで笑いを誘うフランク・ザバタさん、
ギターの調べに合わせて演じるユーモラスな人形劇ジョルディ・ベルトラン・カンパニーが次々と超絶パフォーマンスで魅了していきます。
ベン・ブラックさんのクロスボウ(洋弓銃)を用いたハラハラドキドキの技にはどよめきが、華やかでコミカルなテントウムシと蝶の恋物語を演じるデュオ・パピヨンには笑いと拍手が何度も起こっていました。
トリを飾ったのはマジック・パントマイムのザ・スタチューオブ ジェローム・ムラ。ひとつの胴体にふたつの頭を持つ銅像が、不思議な世界へといざなうパフォーマンスは、まさに唯一無二。最後の最後まで先の読めない展開に、お客さんは息を呑んで見入っていました。
カーテンコールでは、客席で見ていたという笑福亭仁鶴、中田カウス・ボタンが舞台へ。カウスは開口一番「見とれてましたね!」と大絶賛、ボタンも「ビックリするね〜」と目を丸くしています。仁鶴は「すべてよかったが、(ベン・ブラックさんの)クロスボウには胸がドキドキした。犬の芸(フランク・ザバダさん)の時はまわりのお客さんが『失敗』『失敗』と言っていたが、あれは何を言うてもじっとしてるのが芸なんです」と笑いを交えて見どころを解説しました。
終演後には、出演者が勢ぞろいしての囲み会見も。仁鶴は「初日にも関わらず満杯で、マスコミの皆さんにもご注目いただき、それに応えて(パフォーマーたちが)ステージで見事な芸を見せてくださった。私も無我夢中で見て肩が凝ったぐらい」と笑顔で語ります。カウスは「最近は外国へ行きにくくなったが、外国の芸人さんたちが日本へ来てくれて、そして大阪のこの日本一の劇場で芸を披露していただけるのは幸せなこと」。ボタンも「去年も見せていただいたが、まあびっくりしますね」と改めて驚きの声を上げていました。
すっちーは、第1部の新喜劇で"チェーンソー"を使ったネタがウケなかったことを周囲からいじられ、「出番が終わってからすぐに大反省会をしました。スベッた部分をまた大オチに言わなあかんということで、明日からそこは変えます。チェーンソーはもう少し様子を見ます(笑)」と弁明も!? 続けて「素晴らしいパフォーマンスと新喜劇、笑いも驚きもある、めったに見られないものが大阪で見られるので、ぜひ劇場に足を運んでください」と呼びかけます。
「ベン・ブラックさんのボウガンは、関空で税関を通るのが大変だったろうなと思いました」と笑わせたのはテンダラー。「僕らの部分は日替わりでいろんな方が来るので、そこも楽しみのひとつ。今日は本当に刺激を受けました」と話していました。
パフォーマーからは、代表してジェローム・ムラさんがコメントを。英語の挨拶の最後に習いたての日本語で「見に来てください」と言おうとしましたが、うまく言えずに教えたすっちーから「何を聞いてたんや!」と怒られる場面も。とはいえ再度指導を受け、見事に言い切り拍手を浴びました。また、通訳は先日英語漫才に挑戦したテンダラーが担当することに。浜本が苦し紛れに「日本はとても素晴らしい国で、これから楽しみです。とりあえず今日の夜は飲みに行きたいと思います」と訳すと、通訳担当から「だいたいそんな感じです」とまさかのお墨付きをもらっていました。
日本の劇場やお客さんの印象については、初来日だというベン・ブラックさんが「パフォーマーに対するリスペクトが感じられる。返ってくる反応が今までやったどこの国よりいい」との回答。客席の声に後押しされ、ますますパフォーマンスに力が入ったようです。
「THE舶来寄席2015 winter」は、2月28日(土)まで上演中です。この機会に、日本の、そして世界の芸と笑いの真髄をお楽しみください!
● 公演概要
THE舶来寄席2015 winter
期間:2015年2月6日(金)〜28日(土)
時間:火〜金曜 18:00開場 18:30開演
土・日曜・祝日 18:30開場 19:00開演
※ 毎週月曜休演
会場:なんばグランド花月
詳しくは公式サイト http://the-hakurai.com をチェック!
☆チケット好評発売開始!
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