2/4に「人志松本のすべらない話10周年Anniversary完全版」DVDが発売記念撮りおろしナレーションが全国の店頭にて順次放送中!
『すべらない話といえばこの声、このナレーション!』とだれもが思う若本規夫さん。サザエさんのアナゴさんの声でもおなじみですが、今やバラエティー番組でもよく若本さんの声は耳にする機会も多いです。
今回は「人志松本のすべらない話」の番組10周年を記念したDVDの発売を記念し、一番近くで10年間番組を見守ってきた若本さんが番組10周年への想いを寄せました。
10年間、番組を一番近くでみてきた若本さん。最初、10年も続く番組になると思いましたか?
―最初は今に比べたら地味だったし、もちろん10年も続くなんて想像もしなかった。深夜にこじんまり、ヒソヒソやろうじゃないかと始まったからまさか10年も続くなんて思わなかった。
ところがああいう形の番組がなかったからなのか、視聴者は「ん?」って思ったんだろうね。当時は松本さん以外みんな無名だったのにだんだん人気が出てきて・・・いつの間にやら売れっ子・・・驚いたね!
徐々に深夜からゴールデン進出、華やかになって来ました。
―ギャラリー(タレントの観客)を呼んでそのど真ん中を歩いてくる、そして芸人は売れている・売れていないに関係なく同じスポットを浴びる。
相当の緊張だと思うよ。でも、あの華やかでゴージャスなフィーリングが僕はベストだと思う。
やっぱりあれは格式があるんだよね、僕もそれなりの気合いの入った声を出すしね、スタジオの雰囲気で自然とエキサイティングな声に変化する。
雰囲気をみて、その場でニュアンスを入れ込んでいくんだよ。
家でOAを見るという若本さん。「この話し手が好き」というのはあるんですか?
―話の展開力はやっぱり松本人志さんがピカイチだね。僕はあまりゲラゲラと声を出して笑わないんだけど、松本さんの話は思わず声を出して笑ってしまうね。ちょっとしたネタを、きちんと構成されているんだけどそれを感じさせず自然に話す、やっぱり技量なんだろうね。
バラエティー番組のナレーションで気をつけていることはありますか?
―バラエティーは何度も読んだらダメ。みんなからナレーション録りの時間が早くてびっくりされるけど、こっちも何度も読んだら新鮮味がなくなっちゃうしね。内容がわかればあとは本番!収録の時間は日本で一番早いんじゃないかな。
あまりに早くナレーション収録が終わってしまうため、「もう帰っちゃいました!?」と後から来たマネージャーが僕に会えないことも多い。
同じ"しゃべり"を商売にしている芸人へのアドバイスはございませんか?
―アドバイスなんかとても言えないけど・・・彼らは身振り手振り表情などのパフォーマンスはあるけれど、僕らのベースは同じだと思ってるよ。
聴きとりやすく、話の内容と展開、そしてその人のパーソナリティーが空気に乗っかって声やしゃべり方に表われるからね。
あと体を鍛えないとだめだね。声の迫力や通りが違ってくる。
おもしろい話をするというシンプルな番組だからこそ、その辺は大事なんじゃないかな。
こんな方が出たらおもしろそう、という方はいますか?
―林修さん、池上彰さんとかはどうかな?
年明けの放送でSMAPの2人が出たみたいに、新しい風を入れるのはいいと思う。みんなその人なりの"すべらない話"を持っているはず。
僕だってぱっと今思いついただけでも10はあるよ!でも出演しようとは想いません・・・。
尚、現在全国のレコード店で若本さんのナレーションが順次放送中。
放送店舗は、TSUTAYAやタワーレコード、HMVでそれぞれのバージョンを放送。(一部放送していない店舗もございます)
【対象店舗】
・TSUTAYA RECORDS(ツタヤレコード)各店(※一部放送していない店舗もございます。ご了承下さい。)
・タワーレコード各店/TOWERmini各店
・全国のHMV店舗(※一部放送していない店舗もございます。ご了承下さい。)