第三回 吉本所属スポーツ選手懇親食事会
1月26日(月)、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて、『第三回 吉本所属スポーツ選手懇親食事会』が行われ、よしもとに所属する様々な競技のアスリートらが集い、交流、親睦を深めました。
まずは、よしもと社員でもある元プロ野球選手の石井一久から挨拶。
『ふるさとアスリート』を立ち上げた石井は、出席者へ感謝を伝えるとともに「ふるさとアスリートを広めていくために、みなさんの力が必要なので、飽きずに一緒にお付き合いいただけたらと思っております」と挨拶し、開会を迎えます。
続いて、ふるさとアスリートの紹介VTRがあり、ふるさとアスリートたちが登壇。
代表して、バレーボール日本代表としてロサンゼルス五輪で銅メダルを獲得した大谷佐知子を始め、小坂悠真、大久保亜弥、佐藤太一から一言ずつ挨拶がありました。
ふるさとアスリート活動報告として、昨年12月に千葉・イオンモール幕張新都心にて行われた「あの有名アスリートが教える『ふるさとアスリート』スポーツスクール」、さらにこの日の午後に新宿区内の小学校で行われた『ふるさとアスリート課外授業in新宿』の様子を上映。
次に、よしもと新加入アスリートとなった涌井秀章、岸孝之、丹羽大輝、近藤岳登、石橋貴俊、川村卓也、大沢ケンジ、郷司利也子、中西悠子の9名が登壇すると、石井は「石橋さんは『北斗の拳』のラオウと同じサイズです」と、ナショナル・バスケットボール・リーグの和歌山トライアンズで監督を務める石橋を紹介し、笑いを誘います。
「よしもとに期待していることは?」との質問に、「テレビに出たいです!」とキッパリ言い切ったサッカーJFL・FC大阪の近藤もインパクトを残しました。
ここで、吉本興業株式会社代表取締役社長の大崎洋より挨拶。
吉本興業創設から103年目を迎えますが、次の100年は「スポーツのよしもとと呼ばれるようにがんばりたいと思っています」と語り、「一緒になって考えて、悩んで出来れば」とアスリートたちにメッセージを送りました。
そして、石井から「よしもとアスリートのボス」と紹介された 中日ドラゴンズコーチの森繁和が音頭を取って、全員で乾杯。
歓談の時間を挟んで、本会のMCを務める遠藤章造(ココリコ)、武内由紀子が登場すると、2年ぶりの場となった遠藤は、一昨年の記憶をたどり、「カズ山本さんにはあまりお酒を勧めないください(笑)」と釘を差します。
そして、『第82回全日本アイスホッケー選手権大会』にて、創部以来初優勝を飾った栃木日光アイスバックスが紹介され、シニアディレクターのセルジオ越後や岩本監督、斎藤主将らが優勝報告のコメントをします。
遠藤から「チーム一のひょうきん者は?」との問いかけに選出されたのが、ゴールキーパーの龍翔太郎で、ノリノリの龍は自称"ドラゴンステップ"なるダンス(?)で沸かせた後、今回の優勝を記念して作られたボストンバッグとパーカーが贈呈されるシーンもありました。
続いては、A~Fまで分けられたテーブルごとにアスリートを紹介するプログラムで、まずA、Bテーブルから斎藤隆、田澤純一、井岡弘樹、青木拓磨、大塚有理子、佐々木慶子が登壇。
昨年はGTアジアに参戦し、年間ランキング2位を獲得したレーシングドライバーの青木は「車椅子ですけども、夢を諦めないであったり、もう一度そこへ行くんだという信念を伝えていければと思ってます」と力強く意気込みます。
C、Dテーブルからは、石井貴、青木宣親、田中光、脇阪寿一、青山薫が登壇し、青木が新天地サンフランシスコ・ジャイアンツでの活躍を誓えば、プロゴルファーの青山は被災地訪問した際に石巻で出会った少年の話などを披露。
そして体操選手としてアトランタ五輪に出場し、現在は流通経済大学教授なども務める田中光は、『R-1ぐらんぷり』に出場した際のネタを見せ、その仕上がり具合で爆笑を呼び込みます。
最後にE、Fテーブルからカズ山本、高津臣吾、大塚晶文則 、片岡治大、永島昭浩、河口正史、増田哲仁、木村真野・紗野が登壇。
双子のプロシンクロナイズドスイミング選手としてひときわ目を引く木村姉妹は、「仲いいですけど、毎日ケンカ」する関係性だそうで、好きな人がかぶることは「絶対無いです」と言い切ります。
それを聞いた遠藤は、「おすぎとピーコさんも同じこと言ってましたわ。唯一、僕だけかぶったって言ってました(笑)」とプチ情報。
一方、昨年監督のライセンスを取得したというサッカー解説者の永島は、「来シーズンくらい、声をかけてくれるところがあれば...」とJ監督就任に意欲を見せると、「指示を噛まないようにしたいと思います」と付け加え、一同から爆笑を誘います。
続いて、昨年、女子サッカーのチャレンジリーグで優勝を飾り、見事一年で、国内トップリーグ・なでしこリーグへと復帰するスペランツァFC大阪高槻の選手陣が登壇。
佐藤楓主将が今年にかける意気込みを語る一方で、制服姿の中学3年生・俊朱音に遠藤が何度もマイクを向け、困惑させる一幕もありました。
次にスクリーンでは、広島東洋カープに復帰する黒田博樹、J2得点王の大黒将志、プロゴルファーの全美貞ら豪華な顔ぶれとなる本日欠席のアスリートからのメッセージが。
新加入アスリートとしては、今シーズンよりアビスパ福岡の監督に就任する井原正巳を始め、ジュビロ磐田の駒野友一、現役日本代表でFC東京の森重真人&太田宏介、横浜F・マリノスの齋藤学といったサッカーアスリートからメッセージが届き、太田からは「よしもと、最高!」とごきげんな一言も飛び出しました。
プログラムも終盤に差し掛かると、吉本興業株式会社代表取締役副社長の橋爪健康より挨拶があり、「(吉本グループでは)CDやDVDはもちろんのこと、書籍、グッズ、玩具、デジタル系の配信などほとんどのことがサポートできると思います。ちょっとした思いつきでも、なんでもご相談ください」と出席者に語りかけました。
さらに、現役最年長という理由で、アスリートを代表し斎藤隆が再び登壇。
つい先日、ロサンゼルス・ドジャースのマイナーリーグでコーチ就任が発表された石橋史匡さんについて語り始め、その道のりにドジャース時代の斎藤やよしもとスタッフとの関わりを明かします。
また、現在所属する東北楽天ゴールデンイーグルスの地元である東北の現状に触れ、ふるさとアスリートなどの活動が「子供達だったり、被災された方々を救うことが少なくという声も地元からいただいております。どうぞみなさんもそういう意識のなかで、いろんな活動がんばっていきましょう」と真摯なメッセージを発しました。
最後は、石井から指名された青木が威勢のいい三本締め、さらには全員での記念撮影を行い、今後の活躍を誓い合ってお開きとなりました。
ふるさとアスリート:http://fa.yoshimoto.co.jp/