ダイアン&バンビーノ、ゆりやんが未来の後輩たちへエール!NSC大阪・YCC大阪合同入学説明会
本日、2月15日(日)、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校とYCC(よしもとクリエイティブカレッジ)大阪校の合同入学説明会が行われ、ダイアン、バンビーノ、ゆりやんレトリィバァの3組が座談会に登場。集まった参加者の皆さんに、笑いを交えて在学中の思い出や同校の魅力について語りました。
まずはこの日の司会進行を担当するNSC大阪35期のゆりやんが舞台へ。挨拶代わりに「練りに練った」というギャグ「ハッピー!」を一緒にやることを強要し、参加者の皆さんを戸惑わせます。同校を首席で卒業したゆりやんは、「こんなんでも首席になれるので、入ればどんどん面白くなれる!」と皆さんの背中を押します。続いて22期のダイアン、30期のバンビーノが加わり、座談会がスタートしました。
ゆりやんが「好きな食べ物はなんですか?」「好きな人はいますか?」と質問の形を借りたボケを繰り出すなか、最初は「入学したきっかけ」をきくことに。西澤と津田は中学校の同級生でしたが、NSCに入ったのは23歳と遅めだったそうで、理由は「なんとなく」(西澤)とはっきり覚えてない様子。しかし、「入るのが遅かったから、焦ってはいた」(津田)ことから、授業には真剣に取り組んでいたと言います。バンビーノのふたりも、藤田が調理師学校を辞めて、石山が大学を卒業して入学。石山曰く、初めての授業のとき最初に話しかけてきたのが藤田だったそうで、そこからコンビ結成に至ったため、「最初にしゃべる人は大事かもしれません」。ゆりやんは2組の経歴を聞き、「高卒後すぐに入るのもいいが、特技や資格を取って、他の人ができないことを身につけてから入るのもいいのでは」と感想を述べていました。
「NSCでの思い出」では、当時の授業について語り合った5人。ゆりやんの在学時には、東京校・大阪校合同で3泊4日の合宿が行われるようになり、「すごい先輩も来られたりして、寝ずにお笑いをやりつづけた。めっちゃ楽しかったです」とのコメントに未経験の4人はビックリ。さらに話は個性豊かな同期生やコンビ名、生徒間の恋愛にまつわるエピソードへと発展。残念ながら半年が過ぎると同期生の数が約半分に減っていたという5人ですが、ゆりやんは「1年やれば何かの糧になる。辞めない練習と思って頑張ってほしい」とアドバイスしていました。
「在学中つらかったこと」には、「ネタ見せでみんなが笑わないこと。それで不安になる人もいた」(西澤)、「最初はネタの作り方がわからず一生懸命作ってもネタ見せで講師の方から『どういう意味?』ときかれたり...」(石山)といった答えが。しかし、ふたりとも揃って「そこで折れないことが大事」とキッパリ。西澤は、前年卒業で当時アシスタントを務めていたレギュラーのふたりが、ネタ見せで笑ってくれていたことが力になったと言い、「生徒はお互いライバルだから笑わない。もっと他のところを見たほうがいいかも」。津田も「先生がニヤッとしてくれたり、終わった後でテンション高めにダメ出しをしてくれた時はうれしかった」と振り返っていました。逆に「楽しかったこと」では、全員が「同期の大切さ」を力説。仲のいい同期は、卒業後もいろいろ相談し合える大切な存在となっているようで、西澤は同期であるミサイルマン・岩部の若かりし頃を暴露して笑わせていました。
ほかにも「吉本は劇場を持っているから、卒業後に出演するチャンスをもらえる。他事務所の方の話を聞いたりするうち、そのありがたさがわかった」(西澤)、「YCCの卒業生は劇場の照明さんや音響さんにもおられて、同期だと相談もできる」(石山)、「マネージャーやラジオ番組のスタッフさんにもYCC出身の方がおられる」(津田)、「NSCとYCCの同期が一緒にイベントをやったりすることも。そこから継続してやっていくものが生まれることもある」(藤田)などなど、さまざまな情報が。参加者からの質問コーナーでは、「将来、東京進出を考えるなら東京校に入学した方がいい?」「NSC出身芸人さんとそうでない芸人さんの違いは?」「ネタを作る時のやり方は?」といった疑問に、5人がそれぞれ回答。「皆さんの声の大きさに驚いたが、津田さんの『ゴイゴイスー』はどれぐらいのテンションでやっているんですか?」という問いに、津田が渾身の「ゴイゴイスー」を披露するひと幕もあり、終始笑いいっぱいの和やかなひとときとなりました。
ただ今、NSC・YCC・YOECでは2015年度4月入学生を募集中!