華丸・大吉、『第24回東スポ映画大賞』授賞式でネタ披露
2月22日(日)、東京プリンスホテル・プロビデンスホールにて、『第24回東京スポーツ映画大賞』並びに『第15回ビートたけしのエンターテインメント賞』の授賞式が行われ、博多華丸・大吉らが登壇しました。
博多華丸・大吉が受賞したのは、『第15回ビートたけしのエンターテインメント賞』の日本芸能大賞。
審査委員長を務めるビートたけしさんから賞状や賛辞の言葉をもらい、さぞかし感動してるかと思いきや、大吉は「この後、我々はネタをやります。先ほどのスギちゃんを見ています」と、0.5発屋賞受賞のスギちゃんさんがネタを披露した際の反応の薄さを取り上げます。
大吉は続けて、「どぶろっくとエレキテル(日本エレキテル連合)が"すべれ、すべれ"って目で見ています。そういう訳にはいかないので...」と、スタンバイする後輩2組をも牽制。
その後、司会の江口ともみさんから「それではお二人に、日本一の漫才を見せていただきましょう!」とハードルを上げるだけ上げられた華大でしたが、華丸がズブズブのゆるキャラ"はなっしー"に扮する漫才を披露し、会場の笑いを誘っていました。
同じく日本芸能賞では、どぶろっくと日本エレキテル連合に加え、テンダラーも受賞。
2年連続で同賞受賞となるテンダラーでしたが、福岡での単独ライブのために欠席するも、ビデオメッセージが流れ、米・ロサンゼルスでの単独ライブの様子とともに、浜本からは「来年もこの賞をいただけるように、セルビア・モンテネグロで...」と今はなき東ヨーロッパの国名を挙げての意気込みも飛びました。
なお、この『第15回ビートたけしのエンターテインメント賞』での特別賞には、よしもと所属のプロ野球選手・黒田博樹が特別賞を受賞。
授賞式終了後の囲み取材には、華大の2人も出席。
授賞式での漫才披露について、大吉は「記者のみなさんも会場でご覧になった通り、今日をもって多分、日本57位くらいにランクは下がってると思うんですけど」と振り返ります。
『THE MANZAI 2014』優勝後の変化について訊かれると、「仕事はそんなに変わってない。寄席とか劇場でのお客さんの審査員のような目が、厳しいです」と華丸が答えれば、大吉も「"これが日本一か"みたいな目で見られる状況が続いてますから、本音を言うと、ありがた迷惑なんです。早く『THE MANZAI 2015』の新チャンピオンが出てこないかなと思ってます」とプレッシャーと戦う王者ならではの苦悩を吐露。
さらに華丸は「もしくは、たけしさんが思い切って、そうでもなかったって言っていただけた方が気楽に漫才できるかもしれないくらい、背負ってますね(笑)」とまで言うのでした。
しかし、最後には「こういう賞いただけて、たけしさんの期待と選んでいただけたことに対して結果が出せるように、"やっぱりあいつらは面白いな"と言われるように、一生懸命漫才やらせていただきます」と大吉がたけしさんに感謝を述べ、「ぜひみなさん、一人でも多くの方に劇場に来ていただけるようにがんばりたいと思います」(大吉)、「証拠は劇場でしか見せれないんで」(華丸)と、劇場のPRも忘れない2人でした。
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