沖縄に新たなエンタメの風を!「よしもと沖縄花月」「沖縄おもろおばけ屋敷」がついにオープン!
2015年3月12日(木)、「よしもと沖縄花月」「沖縄おもろおばけ屋敷」オープニングセレモニーが行われました。会場には、記念すべきオープニングをひと目見ようと多くの皆様がつめかけ、お客様の期待の高さをうかがえます。
司会はガレッジセール・川田と宮川たま子が務め、開口一番「はいさい!」と元気よくあいさつ。川田は「これまでは沖縄から、人気芸人を東京や大阪まで見にいっていましたが、今後は那覇市の国際通りで365日見ることができますよ!」と、13個所目の常設劇場となるよしもと沖縄花月をPRしました。
セレモニーの冒頭、吉本興業株式会社代表取締役社長の大﨑洋は「昨年の沖縄国際映画祭では、国際通りにレッドカーペットを引かせてもらうという夢のような出来事がありましたが、今回那覇市や皆様にお声かけいただき、また夢のような劇場とおばけ屋敷ができました」とあいさつ。また先日東京で、ミュージシャンのかりゆし58・前川真悟さん、BEGIN・島袋優さん、宮川たま子と4人で模合をしたことを明かし、「沖縄をエンタメの島にしよう、と語り合った」というエピソードを披露しました。
セレモニーには、那覇市長の城間幹子様、株式会社リウボウ商事取締役の仲村兼作様が駆けつけ、仲村様からは「HAPINAHA構想から2年がたちます。"どこを切ってもエンターテインメントな施設"のコンセプトのもと、厳選された最強メンバーで本日オープンとなりました。中でもエースで4番の吉本興業とオープンへこぎつけたことに感慨もひとしおです」と、力強いお言葉をいただきました。
続いて、株式会社よしもとエンタテインメント沖縄代表取締役社長の水谷暢宏が事業概要を説明。よしもと沖縄花月について「大御所から若手、沖縄芸人まで、ここでしか見られない演目を365日毎日3回公演でお届けします」とし、沖縄おもろおばけ屋敷については「日本最大級となる約600坪のスペースで、おばけが全員芸人という、怖いけど面白い"こわおもしろい"おばけ屋敷となっています」と話しました。
その後、会場のお客様が待ちに待った「よしもと沖縄花月」こけら落とし公演者が登場。中田カウス・ボタン、西川のりお・上方よしお、COWCOW、くまだまさし、平成ノブシコブシ、トレンディエンジェル、チョコレートプラネット、8.6秒バズーカーが駆けつけると、会場から大きな大歓声が起こりました。登壇芸人は全員かりゆしウェアを着用。西川のりおは「沖縄に住みたい!...気持ちでいっぱい(笑)。なぜならあぐーの豚肉がうまいから」とコメントし、会場の皆様が大喜び。平成ノブシコブシ・吉村崇は感慨深げに「北海道出身の僕たちコンビが沖縄の劇場で公演できるなんて」と語りました。また、いま大人気の8.6秒バズーカー・田中シングルは「去年の夏、(相方のはまやねんと)2人で沖縄に遊びに来たのですが、今回は仕事で来ることができた」とうれしそうにコメントしました。
さらに、おばけ屋敷に登場するマジムン(おばけのこと)も登場し、開場を盛り上げました。
そしていよいよメインイベントとなるテープカットを挙行。ご来賓のゲスト、芸人らがリボンにはさみを入れた瞬間、お客様からも拍手がわき起こり、華々しいオープニングを祝いました。
その後の質疑応答では、吉本興業株式会社代表取締役社長の大﨑が沖縄への思いを聞かれ「よく『どうしてそんなに沖縄に?』と聞かれるが、自分でもよく分からないんですよ」とコメントし、壇上の芸人がズッコケるひと幕も。「話せば長くなるのですが、まぁ"くせ"みたいなものですかね。芸人やタレントさんも東京や大阪と沖縄を行ったり来たりして、賑やかに、明るい笑顔がいっぱいあふれればと思います」と話しました。
また芸能文化が豊かな沖縄で常設劇場をオープンすることについては「沖縄の芸能事務所とも連携して、(よしもと沖縄花月内で行われる)『オキナワポケットミュージカルス』などでコラボレーションします。大阪と沖縄のお笑いがうまく融合するといいですね」と語り、今後の沖縄芸能シーンのさらなる展開が期待できるコメントで、セレモニーを締めくくりました。