モノマネだよ! 全員集合!!(4/9)
4月9日(木)、千葉県・よしもと幕張イオンモール劇場にて、『モノマネだよ! 全員集合!!』が行われ、曇空球児ことダイノジ・大地率いるよしもとのモノマネ軍団とゲストのデビテツヤさんが出演しました。
昨年7月の始動以来、同劇場で定期的に開催し、好評を博している『モノマネだよ! 全員集合!!』。
今回も、新キャラを含むメンバーのモノマネが続出した他、デビテツヤさんを囲んでのモノマネ談義、モノマネ大喜利など、モノマネづくしのライブとなりました。
開演時刻を迎えると、まずはMCを務めるポテト少年団・菊地が登場。
観客とコミュニケーションをはかった後、「今日出てくる芸人さんたちは、活躍もそんなしてないです。ただみなさん、ものまね芸人というよりも、モノマネ大好き芸人が出てきます」とハードルを下げてから、出演者を呼び込みます。
今回のメンバーは、大地を筆頭に、とくこ、こんにちは計画・杉田、こりゃめでてーな(伊藤広大、大江健次)、ビスケッティ・佐竹、ハンマミーヤ・一木という面々。
小川菜摘に扮したとくこが「こんなライブなのに来ないなんてさ、バッカだよねー!」と激似の台詞を放つと、田原俊彦さんに扮した広大は「マセラッティよりちょっと狭いね。ごめんよ涙。ヨロシク原宿キッス」とヒット曲名を連呼します。
佐竹は安倍晋三ならぬ安倍じんぞう、杉田はフレディ・マーキュリーならぬスベリー・マーキュリーを名乗ると、一木は若かりし頃の井上陽水さんの風貌(サングラスかと思いきや視力回復用のピンホールメガネ)で登場。
80年代臭が漂うモノマネや固有名詞が続出するなか、残る大江が西武ライオンズで活躍したデストラーデ選手を名乗ったところで、菊地が「すごい似てるんだけど、伝わってんのかな?」と遂に不安を口にするのでした。
そんなワチャワチャの自己紹介の後は、気持ちをひとつにするため、全員参加で大縄跳び10回に挑戦。
途中、カツラ&メガネが邪魔となった一木が足を引っ張るシーンもあったものの、なんとかクリアし、「モノマネだよ! 全員集合!!」の掛け声を揃えました。
続いては『ゲストに学ぼう!』と題し、ゲストのデビテツヤさんが『Get Wild』に乗せて登場。
小室哲哉さんになりきるデビさんですが、「決して真剣に見ないでください。真剣に見れば見るほど腹が立ってきます」と前ふりをすると、森山直太朗さんや『ちびまる子ちゃん』の登場キャラ、さらには『贈る言葉』に乗せたモノマネメドレーと、しっかりとしたステージを惜しみなく披露します。
ステージに再集結し、デビさんのネタに感心する一同。
ここから質問に答える形で、デビさんが小室哲哉さんのモノマネを始めた経緯や小室さん本人と出会い、公認してもらえた瞬間、大地と共演した『ゴッドタン』といったトークを展開します。
現在、70個ほどのモノマネレパートリーを持ち、他のネタは「振ってもらったら...」というデビさんに対し、菊地が「僕が思っているのは、"ですよ。"が出来そうなんです」と提案。
デビさんは、その提案を、「あ~い、とぅいまてぇ~ん!」と、さっそくですよ。の持ちギャグを放つと、そっくり度にどっと沸きます。
当然、モノマネする対象の知名度がウケに影響しますが、ですよ。の最新情報として、早朝の新宿で、山積みとなったゴミ袋の中から現れたですよ。と遭遇したとの逸話を大江が明かすと、一緒にいたという大地も「あいつ、いよいよゴミの中に住んでる(笑)」と笑い飛ばすのでした。
大地のリクエストで、とくこが「営業慣れすぎている最近の柏原芳恵さん」を放つなど、メンバーからも随所でモノマネやエピソードがありながらも、デビさんを中心に、本人公認の意義やものまねショーレストラン『そっくり館 キサラ』への出演する方法、ショーパブでの音楽の使い方といったディープな話題を展開。
最後のブロック『モノマネ大喜利』は、その名の通り、モノマネしている人になりきって大喜利に挑戦するという企画で、デビさんも参加。
菊地から、最初のお題「居酒屋での定番「とりあえず生」に変わる最初の注文は?」が発表されると、この日、青空球児さんのギャグ「ゲロゲーロ!」を乱発していた大地が「鳴いているよカエル」との回答でまずまずの滑り出しを切ります。
その後は、デストラーデに扮した大江が「とりあえず郭」と往年の西武の投手を挙げたり、佐竹が「取り戻す!生」と総理大臣のかつてのスローガンをもじったりと、健闘。
序盤は大喜利の体をなしていましたが、一旦退場して、別のモノマネで再登場することが可能というルールがあるため、徐々に退場&再登場のサイクルが早まり、モノマネキャラが続出する流れとなります。
まず最初に退場した大江は、ダイエーホークスのアップショー選手へと変身すると、続いてカープのユニフォームで再々登場し、カープの外国人選手かと思いきや、「カープ女子です」と言い放ち爆笑!
一木は、『相棒』での六角精児さんはなかなかのクオリティだったものの、栗原類さん、『タイタニック』冒頭のディカ・プリオさん、美保純さんと、あまりの強引さなモノマネに、一同も吹き出すしかありません。
佐竹は、上下赤ジャージに着替えてテツandトモのテツさん、阿部寛さん、石井一久に、とくこは『ラストシンデレラ』の篠原涼子さん、中山美穂さんに、杉田は中島誠之助さんと高橋幸宏さんになりきり、それぞれ持ち味を発揮。
広大は、「タオルの色が淡いですけど(笑)」と菊地から指摘されたアントニオ猪木さん、サーチライトをスケッチブックに描いて表現したルパン三世、『おそ松くん』のイヤミを披露し、デビさんは一旦退場するも、小室哲哉さんのまま再登場するというスカシで笑いを誘いました。
残る大地は、世界的有名キャラのぬいぐるみを連れ、「西郷隆盛でごわす」と言いのければ、「どうも『吉原炎上』です」と行き当たりばったりのものまねを連発。
ラストは、一木のピンホールメガネを借用して、横浜銀蝿の嵐(らん)さんを名乗る力技で押し通しました。
おざなり気味となった大喜利ですが、広大と佐竹が優勝という結果に。
ここで菊地は「優勝者の名前を発表して気がついたんですけど、みなさんの本当の名前を一度も紹介してなかったですね(笑)」とし、エンディングまで普段の芸名、コンビ名を紹介してなかったというオチがついたところで、終演時刻を迎えました。
次回『モノマネだよ! 全員集合!!』は、6月開催予定。
最新情報は、よしもと幕張イオンモール劇場の公式サイト(http://www.yoshimoto.co.jp/makuhari/)、公式ブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimoto_makuhari)、公式ツイッター(https://twitter.com/Y_makuhari)でご確認ください。
【ダイノジ】【大地洋輔】【とくこ】【こんにちは計画】【杉田宗弘】【こりゃめでてーな】【伊藤広大】【大江健次】【ハンマミーヤ】【一木陵平】【ビスケッティ】【佐竹正史】【ポテト少年団】【菊地智義】