よしもとニュースセンター

大阪を「エンタメの首都」にすべく、世界の超一流パフォーマーたちが笑いの殿堂・なんばグランド花月に集結し、大好評を博してきた「THE 舶来寄席」。その第3弾公演が、9月4日（金）〜27日（日）に開催されることとなりました。今回はどんなパフォーマーたちが参戦するのか？　迎え撃つスペシャル新喜劇の内容は？　気になる見どころをPRするため、6月2日（火）に記者会見が行われ、笑福亭仁鶴や中田カウス・ボタンらが出席しました。



司会進行はテンダラーとロバータが担当。今年1月からよしもとに所属しているロバータは、クォーターでロンドンの大学に学んだという経歴を生かし、ラジオ番組のDJやハリウッド俳優へのインタビューなどをこなす注目株。今回の「THE 舶来寄席2015 autumn」では、なんと全公演でテンダラーがメインMCを、ロバータがアシスタントを務めることが決定しています。



さらに、「THE 舶来寄席2015 autumn」出演者である吉本新喜劇の3座長、辻本茂雄、川端泰史、すっちーも登場。辻本は茂造、すっちーはすち子、そして川端は何故か侍の衣装を身に着けており、「何のキャラなんでしょうか」（浜本）、「『大坂の陣新喜劇』と間違えているのでは？」（すっちー）と総ツッコミを受けてしまいます。この衣装の謎は、会見後半、自身の口から明かされるようですが...!?



まずは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役・戸田義人が挨拶を。「海外のスゴ技パフォーマーを国内の皆さんに見ていただこうとスタートした」と「THE 舶来寄席」の成り立ちに触れ、「今回も新たなパフォーマーを招聘できました」とコメント。昨今は大阪を訪れる海外のお客さまが急増していることから、「インバウンドとして大阪の魅力づくりが求められている。今は買い物や食事が中心だが、ナイトショー、ノンバーバルのエンタメ開発への強い要望があるので、何とか定着させていきたい」との狙いも明かしました。もちろん、「国内で活動するパフォーマーたちの、海外へのチャレンジにもつなげていけたら」という願いも。「来年以降はレギュラー化の予定。大阪の目玉エンタメとして準備を進めていきたい」と、新たな目標も掲げて締めくくりました。



続いて、なんばグランド花月に出演する芸人を代表し、笑福亭仁鶴が挨拶に立ちました。「THE 舶来寄席」について、「我々芸人も刺激を受ける公演」「次はどんなパフォーマンスが見られるのか、みんな楽しみにしている」と絶賛。「よしもとでは、なんばグランド花月に、世界の笑いも日本の笑いも集結させることを目指している。日本の笑いの中心から、世界の笑いの中心に」とも語り、「笑い」と「ショー」にかけた「大阪笑（ショー）構想」を提案。「大阪市を大阪笑（ショー）にすべく頑張っていくので、見守っていただけると幸いです」と呼びかけました。

「THE 舶来寄席」のエグゼクティブ・プロデューサー、澤田隆治さんは、今回の見どころを解説。「今までは驚きや不思議がメインだったが、今回はそれプラス、笑いを志してみようと考えている」とのことで、「驚き、発見、笑いがあるもの（パフォーマンス）を選んだ。そこのところを楽しんでもらえれば」。既に出演が決定している5組に加え、「もうひとつ驚きが足りないと思い、1組追加しました」と、202cm＆157cmのデコボコ夫婦コメディ・デュオ、デュオ・ディットマー（ハンガリー）の出演も急きょ発表。トリには世界的なシャボン玉アーティスト、ファン・ヤンさんの愛娘であるメロディ・ヤンさん（アメリカ）を据えることも明かしました。



ここからは、ラインナップを映像で紹介。丸裸のイケメンふたりがタオルを巧みに操作してハラハラさせる、タオルダンスのレ・ボー・フレール（カナダ）。シーソーでダイナミックなアクロバットやダンス、パントマイムを魅せるバスクルトゥ（カナダ）。エラン（アメリカ）は、サイレント・コメディという独特なスタイルのパントマイムショーを披露。ジャグリングだけでなく着替えまでやってのける仰天コンビ、ストラールマン＆ソーネ（ドイツ）、そして前出のメロディ・ヤン、デュオ・ディットマーの計6組が大阪に"降臨"します！

今まで以上にコメディ要素の強いパフォーマーが揃ったことで、日本のコメディ代表・吉本新喜劇座長陣もライバル心をむき出しに。辻本は「3回目はビックリがほしいということで、川端くんにこの格好をしてもらいました。茂造、すち子、そして川端くんのすごいパフォーマンスで...」と煽りまくり、川端から「振りすぎや！」とクレームが。「海外のコメディに負けないよう大爆笑を取りたい」と、既にやる気満々です。

すっちーは、毎回、美人パフォーマーに注目しているそうで、「何とかならないかと毎回、思っている。今回はメロディ・ヤンさん。僕は子どものシャボン玉を取り上げてやるぐらいシャボン玉好きなので」とややズレた意気込みを。今回も前回以上にパワーアップした新喜劇を目指すと言い、「乳首が取れるぐらいの乳首ドリルをやったりしたい」と気合を入れていました。

「THE 舶来寄席」初出演となる川端は、「海外からのお客さまにも楽しんでもらえるよう、和のテイストを取り入れた新喜劇をやります」と宣言。なるほど、そのための侍姿だったようです。



会見の最後は、名誉支配人の中田カウス・ボタンが登場。カウスは、世界の名だたるパフォーマーの魅力に加え、「新喜劇とのコラボは最初はうまく噛み合わないのではと思っていたが、今では大きな楽しみのひとつになっている」と述べ、「回を重ねるごとに、お客さんの入りもよくなっています」と反響の大きさに感謝。劇場のあるなんば界隈にも海外からのお客さんが多数足を運んでいることから、「その方たちに喜んでもらうための舶来寄席でもある」と意義を語ります。また、先ほどのすっちーのコメントを受け、「僕らは楽屋のセキュリティの支配人でもあるんです」と笑いをまじえた発言も。続けて「（『THE 舶来寄席2015 autumn』が）盛り上がって、かつ事故のないよう、支配人として目を光らせていきたい」と、決意を新たにしていました。



質疑応答で、3回目となる今回の「THE 舶来寄席」に向けての心境をきかれたカウスは、「1回で終わるのではとの心配もあったが、3回目ということは、それだけ好評だということ。上演中は何度かのぞきに来ましたが、お客さんの反応も非常にいい。それも、澤田先生がいい芸人さんを選んでくださっているからこそ」。楽しみ方については、「何も考えずに見るのが一番。先を読まず、気楽に見るのが秘訣です」とアドバイスします。ボタンも「舶来寄席の隠れファン」を自称するほど、何度も劇場に足を運んでいますが、カウスから「ひとりではないですよ」と漫才そのままのツッコミを入れられ、「今回は誰を連れてくるか、お楽しみに！」と笑わせていました。



澤田さんは、メロディさんにトリを任せることにより、「ファンタジックに終わるので、その前は徹底的に不思議と笑いで展開したい」と構想も。そのメロディさんに思いを寄せる（？）すっちーは、「最近、身体を鍛え始めたので、上半身裸で楽屋ロビーをウロウロする」というアピール策を明かしていました。



なお、７月には日本人パフォーマーの出演者を決定する「舶来寄席への道」を開催。海外からの出演者に匹敵するパフォーマンスで、出場権をかけた熱い闘いを繰り広げる予定です。チケットは6月6日（土）から発売開始。通常のチケットに加え、よしもと芸人と行くバスツアーや、スイスホテル南海大阪の豪華なブッフェやディナーとのセットプランなど、バラエティ豊かなチケットが販売されます。なんと参加代金100万円の超プレミアムツアーも登場するとのことなので、詳しくは公式ホームページでチェックしてくださいね！

● 公演概要

THE 舶来寄席2015 autumn

日時：9月4日（金）〜27日（日）

　　　月・火・木・金18:30開演、土・日曜・祝日19:00開演（水曜休演）

会場：なんばグランド花月

出演：【新喜劇】辻本茂雄（9月20日〜22日、24日〜27日）、川端泰史 （9月12日〜15日、17日〜19日）、すっちー（9月4日〜8日、10日〜11日）【ワールド バラエティアクト】メロディ・ヤン（アメリカ）、ストラールマン＆ソーネ（ドイツ）、レ・ボー・フレール（カナダ）、バスクルトゥ（カナダ）、エラン（アメリカ）、デュオ・ディットマー（ハンガリー）

料金：一般4700円　中学生以下3100円

※チケット発売は6月6日（土）〜

チケットよしもと　　http://ticket.yoshimoto.co.jp

　　　　　　　　　　☎0570-550-100【Yコード 999-010】

チケットぴあ　　　　http://t.pia.jp/

　　　　　　　　　　☎0570-02-9999【Pコード 444-793】

ローソンチケット　　http://l-tike.com

　　　　　　　　　　☎0570-084-005【Lコード 52732】

なんばグランド花月予約専用ダイヤル（オペレーター対応）☎0570-041-356（10:00〜18:00／年中無休）

お問い合わせ（オペレーター対応：時間外は自動音声対応）　チケットよしもと☎0570-550-100（10:00〜19:00／年中無休）

THE舶来寄席　公式サイト　http://the-hakurai.com

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