話題の「本能寺の変」も披露! YouTubeブレイク芸人が秘蔵テクを伝授!
7月4日(土)、YouTubeによる若手クリエーター向けイベント「~好きなことで、生きていく~YouTuber デビューワークショップ」が行われ、YouTubeからブレイクした日本エレキテル連合、はいじぃ、鈴川絢子、エッグ矢沢、エグスプロージョンの5組が登壇。未来の人気YouTuberを目指す若手タレントやクリエーターに、ファンを増やすための動画制作のコツを伝授しました。
ワークショップでは、放送作家の吉田にょろりが解説・進行役を務め、YouTubeを始めたばかりのタケトも登壇し、参加者と同じ目線からの質問を。まずは、細貝さんとアケミちゃんのキャラで大ブレイクする前から、今年の8月で3年間、毎日YouTubeにコントをアップし続けている日本エレキテル連合。芸人としてコントをやりたいのに、テレビにコンと番組がない。そこで、表現の場をYouTubeに見出したという2人は、「毎日上げた方がいい。中毒性が出るからね」(細貝さん)、「好きなことをやるんだから楽しんでやってもらいたいわよね」(アケミちゃん)とアドバイスを。そして最後は、「現状を嘆いていても仕方ない。人を笑わせたくて芸人になったのに、表現する場がない? いや、あるんですよ! それがYouTube!」(細貝さん)と決めてくれました。
続いて、YouTubeで公開したアニメが話題となり、今やテレビの子供番組でOAされていいるはいじぃ(チャンネル登録数9万6千人)、自らが様々なことに挑戦する芸人ドキュメンタリーが人気のエッグ矢沢(登録者数3万4千人)、鉄道を中心に趣味や子育てなどブログ感覚で賞かする鈴川絢子(チャンネル登録者数9万6千人)は、YouTuberとして注目を集めるための、ジャンルの選び方、動画の編集、見てもらうための工夫の3つのポイントを伝授。中でも、3人が声をそろえて力説したのがサムネイルとタイトルの重要性。動画の一番面白い部分、重要な部分、いわゆるオチを、ここで見せてしまうというのです。「オチを先に見せるなんて、芸人にはない発想。でも、ここが重要! 自分に興味を持ってもらえてると思わないこと。タイトルに、コンビ名を入れたり、〇〇シリーズと入れても元々興味のある人しか見てくれない」(はいじぃ)、「商品の箱ではなく、中身の写真をサムネイルに出します。そのために一眼レフで撮影しています」(鈴川)、「動画でも、最初にオチを見せて、"この後、衝撃の展開!?"とあおってます」(エッグ矢沢)と、惜しみなくテクニックを伝授してくれました。
そして、ブレイクの大きな可能性を秘めているのが、何かと何かを掛け合わせる"コラボ"。そこで、ダンス×歴史のコラボで注目を集めるダンスユニット・エグスプロージョンが登場。3ヶ月で脅威の1000万回再生を記録した「本能寺の変」を生披露してくれました。彼らが注目されたきっかけは、いわゆる"やってみた"で8.6秒バズーカのラッスンゴレライを披露した動画。「単なるマネではなく、ダンサーとして自分のフィルターを通したものを表現しました」(まちゃあき)との動画が話題を呼び8.6秒バズーカとのコラボが実現。その後も、ガレッジセール、トレンディエンジェル・斉藤とのコラボなど、様々な試みを続ける彼らは、「ダンサーなんで"最高のダンスを見せよう"と思うけど、そこを深く掘り下げても間口は広がらない。間口を広げるためにはトレンドも大事。常にアンテナを張っておかないと。クリエーターは掘り下げる作業は得意だと思いますが、間口を広げることも考えて。横が広がっていけば、縦にも広がって、より大きなものになるから」(まちゃあき)とアドバイスを。これには、ステージ上のタケトも、会場に集まった未来のクリエーターたちも、大きくうなずき納得していました。この話題の5組のYouTubeチャンネル、ぜひ、見てみてください!
【タケト】【はいじぃ】【鈴川絢子】【エッグ矢沢】【エグスプロージョン】