福本愛菜のミラクル★LIVE
7月17日(金)、吉本新喜劇のあいにゃんこと福本愛菜が、心斎橋大丸劇場で9回目の『福本愛菜のミラクル★LIVE』を開催しました! NMB48から卒業して早や2年、これまで吉本新喜劇以外にも連続ドラマ出演やサンリオとのコラボ商品開発、女子会イベントの開催など精力的な活動を続けてきました。今回は2周年記念ということで、このライブのゲストに、NMB48で同期だった同い年の大親友であり、今年4月にNMB48を卒業した山田菜々が登場! 5番勝負で対決しました!
まず第一部はさまざまなコーナーから。「愛菜のパワーアップアドバイスのコーナー」では、事前にお客さんから集めたアンケートをもとに、福本に送られたアドバイスを発表。「大人っぽいファッションにしてみましょう」、「まずブログを更新したらいいと思う」、「24時間マラソンをやってみる」、「あいにゃん軍団を作ってください」など、ファンからの温かいアドバイスが続々。続いてミサイルマン・西代も参加しての「福本愛菜のミラクル★プロフィール充実大作戦」では、福本がもっと世の中に必要とされる人間になるために、この特技を決めることに。まずは「利きメロンパン」にチャレンジ。5つのメロンパンを味見し、どこで販売されているメロンパンをズバリ当てるといいます。「NMB時代はレッスン終わりに必ず2つ、味の違うメロンパンを食べていた」という福本。この習慣は今でも続いているそうで、「だから太るんやん!」と西代に注意されていました。さすが毎日のように食べているだけあり、このチャレンジはなんと全問正解!「ホンマに好きか疑われていたから当てられてよかった」とほっとした表情を見せていました。
お次は「お悩み解決の書」。習字が得意という福本が、お客さんからの悩みを書で答え、解決するというもの。「加齢臭が出すぎて困っている」、「彼女と18歳の年の差があり悩んでいる」というふたつの悩みに書で答えますが...。西代は「たしかに字はキレイ」と褒めつつも、「もっと特訓が必要!」という結果に...!続いては「ジャグリング」に挑戦。ゲストにもりやすバンバンビガロを招き、バンバンの十八番、リンゴを食べながらのジャグリングにトライすることに。「食べるのが好きやから大丈夫ちゃう?」と西代は言いますが、はたして結果は...? もうひとつ「テーブルクロス引き」にもチャレンジ。新たな特技に加えることはできるのでしょうか...?
山田菜々がお目見えしたのは、ライブの第二部から。NMB48の『結晶』を福本と熱唱したものの、西代からは「ふたり、めちゃめちゃ音痴ちゃう? アイドル辞めたらそんなんになるの?」と厳しい(!?)感想が飛び出し、お客さんは爆笑。山田は「歌って『おもろい』って、どういうことですか!?」とプンプンする一幕も。ふたりが舞台で共演するのは約2年ぶり。そこで、意地とプライドをかけた罰ゲーム付きの5番勝負に挑むことに。
社会常識を確かめる「常識問題勝負」では、山田のみならず福本も珍解答を量産。続いては「運試し勝負」。からしたっぷりのシュークリームと、普通のシュークリームが用意され、どちらかを選んで一緒にパクリ! みるみる険しい顔になったのは福本で、運試しは山田に軍配が上がりました。「観察力勝負」では、客席のお客さんも協力。客席に仕掛けられた3つの"間違い"を、早く見つけたほうが勝ちというゲームにふたりは苦戦し...。ほか、女子力の高い言葉だけでしりとりする「女子力勝負」、「紙風船チャンバラ」という5つの勝負で対決。福本は苦戦を強いられ勝負、あえなく敗北となってしまいました。
罰ゲームでは、山田が用意したパンストを頭からかぶらされて思いきり後ろにひっぱられ、見事な"パンスト顔"を披露。思わず山田が携帯電話を持って来て記念撮影を始めるほどのインパクトで、会場のお客さんも大盛り上がり。罰ゲーム後、山田から自分の"パンスト顔"を見せてもらい、西代から感想を求められた福本は「最高やんか!」と満足そうでした。その余裕の対応に、山田は「2年間でこんな風になるんですね。心からすごいと思います。ついて行きます、先輩!」と尊敬のまなざし(!?)で福本を見つめていました。
イベント終了後の会見で福本は、「思っていた以上にお客さんが盛り上がってくださったし、西代さんにも助けていただきました。何より、菜々と共演できたことがうれしかった。ずっと共演したかった。音痴ではありましたが(笑)『結晶』からふたりで登場するのも、ずっとやりたかったことなのでよかったです」と満足そう。「これまでで一番体力を使いましたが、一番思い出に残るライブとなりました」と語りました。
「もし勝負に勝っていたら、何をやらせるつもりだったんですか」という質問に、「ゴムパッチンをしようと思っていました。ゴムがだいぶ短めのものを用意してもらっていたので、それを食らわせようと思っていたんですけど...。まさか、負けるという展開になってしまうとは。あのようなひどい顔を見せてしまいました」と予想外の展開だったことを告白。
ちなみにNMB48時代にもパンストはかぶったことがあるそうで、「でも今日かぶったパンストは靴下みたいなやつで、なかなか入らなかった。締め付けがえげつなかったです」とふり返り、自分の"パンスト顔"を「想像以上でした。『ファン、減るんちゃうか』と思うぐらい(笑)。でも結果、みなさんに喜んでもらえたのでよかったです」と語りました。
「パンストをかぶったことで、若干フェイスラインがシュッとした感じもします」と言われると、「そうですか! じゃあ、結果的によかったんですかね。この美容法を新喜劇のお姉さん方にも教えたいと思います!」とあくまでも前向きでした。
「笑いが取れることはだいぶ快感になってきましたか?」という質問も。福本は「そうですね。卒業したてのときは、アイドルやったこともあって、ファンの方々の反応がアイドルのコンサートのような感じで。それもすごくありがたいんですが、一方でちょっと嫌な部分もあって。今回は、ひとりのタレントとして認めてもらえているような反応になってきたなと実感できたので、笑いが起こるのはうれしいです。羞恥心もないです。あの顔を出したのなら、もうないでしょう(笑)」と心境を語りました。
「あの顔が、新聞にも、インターネットにも掲載されます」と言われると、「あれが世に出るわけですね。楽しみにしています!」と余裕のほほえみ。
もし今後、山田に罰ゲームを仕掛ける機会があったら、「まったく同じ仕返しをやりたい」と意気込む一幕も。「もちろんパンストです。菜々のブスな顔なんて、メンバーもファンも見たことないので、さらけ出してやりたい! という気持ち。私がかぶったパンストよりキツめのパンストを用意します!」と親友対決にリベンジを誓っていました。