初演技のウーマン・村本、猟奇的な役作りの背景にあの一件が? 映画『at Homeアットホーム』プレミアム試写会
8月10日(月)、都内のユナイテッド・シネマ豊洲にて、8月22日(土)公開の映画『at Homeアットホーム』プレミアム試写会が行われ、上映前には竹野内豊さん、松雪泰子さん、坂口健太郎さん、黒島結菜さん、池田優斗さん、板尾創路さん、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、蝶野博監督が登壇しました。
MCの伊藤さとりさんから紹介を受け、拍手を浴びながら登壇した8名。
竹野内さんが「こんにちは。暑かったんじゃないですか?」と満員の客席に問いかけ、コミュニケーションをはかると、村本も「暑かったんじゃないですか?」とかぶせて笑いを誘い、さらには「出演者を代表してお礼申し上げます」と頭を下げて感謝を述べます。
本作は「犯罪で生計を立てている」5人家族の森山家の物語で、夫婦役を演じた竹野内さんと松雪さんは意外にも初共演。
松雪さんとの共演を熱望していたという竹野内さんは、念願叶うも、「2人きりのシーンがなく残念でした」との発言で一同を沸かせます。
一方の松雪さんは、「瞬間瞬間で感性を爆発させる、毎回ハッとさせられるというか、新鮮なものを生み出されるので、現場で一緒にやらせていただいて楽しかったです」と照れながらも絶賛。
役作りの話題に移ると、森山家の三兄弟を演じた坂口さん、黒島さん、池田さんの3人は比較的自分に近い役柄だったそうです。
不動産王の息子で、結婚詐欺師を演じた村本は「どことなくミステリアスであり、猟奇的でもあり...。よく自分がストーカーされている最中にこんな役できたなっていうね、役作りもストーカー見て自分の役に取り入れたんです」と豪語。
隣の板尾は、演技初挑戦の村本について、「初めてって感じは全然しなかったですね。ストーカーに追われてる感じは出てましたけど、今思えば。挙動不審な感じが出てたから、ストーカーさんにはこの場を借りてお礼言いたいですね」と真顔で言い放ち、爆笑を呼びます。
その後、竹野内さんが撮影の合間に、池田さんを高い高いして持ち上げて遊んだり、『マジンガーZ』や『鉄人28号』といったいにしえのロボットアニメの話をして盛り上がったとのエピソードも。
マイクを握りしめ、常に発言のタイミングを見計らって村本は、終盤、松雪さんを食事に誘うも、「ムリムリムリ!」と断られた逸話を明かし、その時に松雪さんが飲んでいたビールとかけて「スーパードライでした。これが1年間、あたためていたトークです」と得意げな表情。
そんな村本のゲスな行動に、竹野内さんは「正直でいいんじゃないですかね(笑)」と認めるも(?)、「村山さんは...」と言い間違いをし、「村本ですけど」と村本が優しくツッコむ一幕もありました。
最後は竹野内さんが、映画を見漁っていたという学生時代を回想し、「たった1シーンだけでも、役者さんの表情ですとか、遠い記憶で思い出せなくても、"あの映画よかったな、もう一回見てみたいな"と、そういう作品にこの映画もみなさんに伝わる作品になればうれしく思ってます」とのメッセージを残し、舞台挨拶は終了しました。
映画『at Homeアットホーム』は、8月22日(土)全国ロードショー。
●『at Homeアットホーム』
監督:蝶野博『(「未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」) 原作:本多孝好「at Home」(角川書店刊)
脚本:安倍照雄(「手紙」「不思議な岬の物語」)
出演:竹野内豊 松雪泰子 坂口健太郎 黒島結菜 池田優斗 村本大輔 千原せいじ 板尾創路 / 國村隼ほか
製作:映画「at Home」製作委員会 制作プロダクション:株式会社ブースタープロジェクト
配給:ファントム・フィルム+KATSU-do 2014年/日本/カラー/110分/DCP
(c)映画『at Home』製作委員会 公式サイト:athome-movie.com
【ウーマンラッシュアワー】【村本大輔】【板尾創路】