よしもとニュースセンター : ピスタチオ×バンビーノ×クマムシ×8.6秒バズーカーのライブ『OPARTY』、ついに全国公演スタート！

8月18日（火）、東京・渋谷公会堂にて、ライブ『OPARTY』が開催され、ピスタチオ、バンビーノ、クマムシ、8.6秒バズーカーの4組が登場しました。

「なんのっ?」、「ダンシングフィッソン族」、「あったかいんだからぁ」、「ラッスンゴレライ」など、独特のフレーズが耳に残る新しい笑いで席捲中の4組による、事務所の垣根を越えた夢のイベント『OPARTY』は、18日の東京公演を皮切りに全国公演が行われます。

リズム芸や踊りを取り入れた笑いをはじめ、4組の化学反応が存分に楽しめる必見のユニットコント、それぞれのコンビが渾身の新ネタを披露するなど、4組の実力が「本物」であることを体感する、プレミアムなライブとなること間違いなしのこのライブ。お客さんも若い人や家族連れが多く、場内は開演前から期待が高まっていました。

オープニングの音楽とともにまずは8.6秒バズーカーが登場すると、満員の渋谷公会堂から「キャー!!」と黄色い大歓声が。REMIXされた音楽に合わせ、1組ずつがまずは代表ネタを披露。4組全てのネタ披露が終わったところで全員が改めて登場し、それぞれのネタがMIXされた音に合わせ、全員がラッスンゴレライをしたかと思えば全員で「あったかいんだからぁ」をするなど、ネタのコラボがダンスとともに行われるという豪華な演出に、お客さんのボルテージも上がりっぱなしです。

続いてはそれぞれが新ネタを披露するコーナーへ。8.6秒バズーカーは「だるまさんが転んだ」をモチーフにした歌ものの新ネタを、ピスタチオは「どうも～、ピーナッツです」とコンビ名を変え（？）、カラフルな衣装での新境地漫才を、クマムシは虫と戦うという設定から歌ネタになるコントを、バンビーノは肉体改造をしたい人がコーチから謎の指導を受けるというコントを披露し、それぞれのコンビの特性がいかんなく発揮された新ネタ披露となりました。

なかでも、クマムシ・佐藤さんの「パーティピーポー」ネタは、これまでテレビでスベりにスベっていた（笑）のに、この日は大爆笑で、ネタを披露した本人が「今までIKKOさんぐらいしかノッてくれなかったのに......」と、誰よりもびっくりしていたのが印象的でした。その後もなにかとみんなからイジられ、この日かなりおいしい役回りだった佐藤。お客さんからも黄色い声援が飛んでいました。

続いては「噂のキャラ検証おパーソナリティ」と題し、それぞれのギャグのフレーズこそ流行ってはいるものの、それぞれのキャラクターとなるとまだまだ浸透していないのでは？との疑問のもとに、パーソナリティが出るキャラクターを披露するコーナーが行われることに。

司会進行役のバンビーノ・石山いわく「はまやねんがアホということぐらいしかキャラが浸透してないから」行われたというこのコーナーでは、バンビーノ・藤田が元イタリアンのシェフだったという特技を生かしたスゴ技を披露したり、クマムシ・佐藤がツッコミ上手かどうかを検証していました。「今まで"特別なスープを急激に冷ますヤツ"って言われてきたので、汚名返上したい！」と意気込んでいた佐藤ですが、見事汚名返上となったかどうかは会場に来た人だけの秘密......ということにしておきたいと思います（笑）。

さらに、「怖いもの知らずの8.6秒バズーカーは本当に怖いものがないのか!?」を検証することになったのですが、実はおばけや怖い話の類いにはめっぽう弱く「これだけはダメなんです」という田中シングル。以前怖い話のイベントが行われた際も、話が怖すぎていったん舞台から逃げてしまった（！）んだとか。田中いわく「話してたら近くに霊が寄ってくんねんて！」とのことで、このことからも相当怯えている様子がうかがえたのですが、この2人を吉本の東京本社地下室に連れて行き、肝試しをさせるという検証VTRが流され、本気で怖がる8.6秒バズーカー（と、もう1人）が面白すぎて、会場は大爆笑でした。

その後もちょっとしたお楽しみのミニコーナーをいくつかはさんだあと、いよいよ「シャッフルユニットコント対決」へ。事前にHPで告知されていた通り、チームPAA（ピスタチオ・伊地知、バンビーノ・石山、クマムシ・佐藤、8.6秒バズーカー・田中）と、チームGOO（ピスタチオ・小澤、バンビーノ・藤田、クマムシ・長谷川、8.6秒バズーカー・はまやねん）の2組に分かれ、渾身のユニットコントを繰り広げました。チームPAAはカラオケボックスでの女子高生コントを、チームGOOはミュージカル調の不気味メルヘンなコントをそれぞれ披露し、会場のボルテージは最高潮に！

ラストは「真夏の紅白★歌 OPARTY」と題し、紅白2チームに分かれて笑いと歌のゲームで対決。即興替え歌対決や逆境歌い切り対決などが繰り広げられた後、ラストは「盛り上げ対決」と称し、各チームが会場のお客さんを最高に盛り上げるために趣向を凝らしたショーを披露。まるでアイドルのコンサートに来たかのような錯覚を起こすほどの盛り上がりを見せます。

エンディングトークでは全国公演の告知がなされたあと、「ほとんど今日と同じことをやります（笑）」（伊地知）と笑いを誘いながらも「よかったらまた見に来てください！」と呼びかけます。4組ともこんなに大きな会場で自分たちのイベントをやるというのは初体験だったと思うのですが、お客さんも大盛り上がりの堂々としたステージングで、これからの4組の活躍がますます楽しみになるイベントとなりました。

『OPARTY』は、来月からツアーで全国を回ります。お近くの方はぜひお見逃しなく！

●『OPARTY』全国ツアー情報