記念グッズにリアルすぎる等身大フィギュアも登場!芸能生活50年の池乃めだかが座長公演&スペシャルイベントを開催
今年で芸能生活50年を迎える吉本新喜劇の"ちっさいおっさん"池乃めだかが、これを記念して10月20日(火)〜26日(月)に本公演での座長公演、11月20日(金)にスペシャルイベント「ちっさいおっさん大祭り」を開催することになりました。1966年、23歳で音楽ショウ「ピスボーイ」で初舞台を踏み、その後、漫才コンビ「海原かける・めぐる」として8年半の活動を経て、1976年に吉本新喜劇入団。以来、舞台に欠かせない存在として活躍してきためだかの集大成とも言えるこれらのイベントを前に、9月10日(木)、ホームグラウンドのなんばグランド花月にて記者会見が行われました。
会見は、ラーメン屋台を舞台とした新喜劇で幕を開けるという型破りなもの。店主・清水けんじのもとで働く新米バイトがめだかの役どころで、おなじみの「♪見下げてごらん〜」に始まり、身長と同じ長さのネクタイや「もういい!」からの一連のノリなど、"めだかワールド"全開の展開で笑わせます。
ミニ新喜劇終了後、MCを担当する西川忠志が登場。今回はめだかにふさわしい会見をと趣向を凝らしたそうで、「会見が新喜劇で始まるなんて、初めての試みではないでしょうか」と胸を張りました。
さっそく同席の出演者から、めだかへのお祝いの言葉が贈られます。プライベートでもよく飲みにつれて行ってもらっているという清水は、「50年で頑張り過ぎて、燃え尽きて死なないでください」と注意を促すとともに、「50年は通過点、100年目指して頑張ってください」とエールを送ります。新喜劇に入団して10年になる吉田裕は、めだか40年の際に行われた全国ツアーに参加した際の思い出話を。「めだか師匠は僕の父と同い年。父がいないので『親父のように背中を見せてもらっていました』と言ったら、『これ以上、暗い話をするな』と言われた」と笑いを誘います。松浦真也は「これからも、舞台の大先輩として、そして将棋のライバルとしても仲良くしてください」。「小さい師匠がこんな大きい私をいつもやさしさで包んでくれる。これからも包んでください!」と感謝したのは酒井藍。鮫島幸恵も「大師匠が、こんな私に演技指導をしてくださったことがあり、すごくうれしかった」と、そのやさしさに感激していました。
後輩たちの話を聞きながら、めだかは「燃え尽きるほど仕事しません」「何か下心があったんちゃうかな」とボケで照れ隠し!? 今回のイベントについても「本人はほとんどわかっておりません。すべて会社まかせ。振り返れば自分で何も決めたことがない。木の葉のように川を流れて、ここにたどりついた。50年はすごいと言われるが、うまいこと健康で運良く生きてきた結果です」とコメント。続けて「神様のくださった運の良さを生かして、生涯現役、新喜劇で頑張りたい」と静かに意気込みを語りました。忠志は、「以前『誰でも50年やってたら50周年が来る』とおっしゃいましたが、それをサラリと言われるのがすごい」と大先輩の偉大さを賛えます。
ちなみに11月のスペシャルイベントでは、ゲストとして笑福亭鶴瓶さん、DA PUMPのISSAさんの出演が既に決定。「やりたいことは?」ときかれためだかは、「歌が好きなので、その時々の思い出の歌を歌いながら話もしたり、ドラムをやってみたり...でも、好きなことと言うてもゴルフはできないし、ビリヤードも無理やしなあ(笑)」と構想を明かしていました。
また、50年を記念したオリジナルグッズも発売。ひとつは、めだかのギャグに使われている「身長と同じ長さ」のネクタイで、表面下部にはめだかのイラスト、裏面には「50th Anniversary 池乃めだか」の文字が入ります。「こんなん買う人いてんのかな...」と不安を隠せないめだかでしたが、周囲は「ファンの方なら記念として絶対ほしいはず!」と太鼓判。忠志からは、突然「クイズです!」と値段を当てるよう指令が。全員が思い思いの価格を挙げると、正解の1080円(税込)に最も近かったのはめだか本人。忠志から「プレゼント」として熱いハグを贈られ、戸惑いを隠せない様子でした。
もうひとつは、海洋堂とドイツの3Dスキャニングメーカー、ドゥーブスリーディーがタッグを組んで制作した「池乃めだか等身大フィギュア」! わずか1週間前に3Dスキャニング撮影を行い、通常であれば1カ月かかるところを、スタッフの皆さんの頑張りにより異例の速さで完成したフィギュア1体が運び込まれると、思わず「うわ〜!」と声が上がります。
「気持ち悪くないですか?」(清水)、「怖い!」(吉田)と、そのリアルさに脅える面々。めだかも「なんか怖いわ〜」と及び腰になるほど見事な仕上がりです。実際に販売されるのは、こちらとは違う「猫のポーズ」のめだかフィギュア限定10体(10月より販売開始予定/詳細は後日発表)。ここでも忠志が値段当てクイズを出しましたが、清水がいきなり「50万円」(税別)と当ててしまい、またしても無理やりハグされていました。
締めくくりの挨拶では、「最後の望みは、先ほどの話と重複しますが『生涯現役』」と繰り返しためだか。「最初は『いつ辞めようか』と思っていて、新喜劇に入ってからも、相方を見つけたらまた漫才をやろうと思っていた。それがいつしか新喜劇の魅力にハマり、『生涯新喜劇だ』と思うように...」と振り返り、「健康で頑張って、後輩たちと同じ土俵で、上から偉そうにではなく、下から嫌われることもなく、フラットな関係で『生涯新喜劇』を貫きたい」と真摯に語りました。
● 公演情報
池乃めだか芸能生活50年記念
ちっさいおっさん大祭り
日時:11月20日(金) 18:40開場 19:00開演
会場:なんばグランド花月
出演:池乃めだか/小籔千豊/すっちー 他 新喜劇座員
ゲスト:笑福亭鶴瓶/ISSA
構成・演出:ザ・プラン9 久馬歩
料金:前売・当日とも5000円 立ち見3500円
※ チケットは9月20日(日)発売開始!
お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル☎0570−550−100
☆ 10月20日(火)〜26日(月)の本公演では座長公演を行います!
※ 今後も新たなイベントやゲストなどが決定次第、随時発表いたします!
【池乃めだか】【清水けんじ】【松浦真也】【吉田裕】【酒井藍】【鮫島幸恵】