よしもとニュースセンター

９月13日（日）、東京・ヨシモト∞ホールにて、『NOROSHI選抜リーグ』の第一戦目が行われ、各サークルを代表する10組が出演しました。

日本一面白いサークルを決めるお笑い団体戦『NOROSHI』。
今回の『NOROSHI選抜リーグ』は、今冬開催される『NOROSHI2016』の前哨戦にあたり、９～12月の計５回のライブが行われます。
ライブごとに審査員と観客投票によってランキングが決まり、それに応じたポイントが与えられ、全ライブ終了時点で合計ポイントが１位のサークルには、『NOROSHI2016』準決勝シード権を授与。

この日のMCを務めたニューヨークは、ステージに登場するなり、客層を確認した後、『学生HEROES！』（テレビ朝日）で学生芸人にボロ負けしたことや、大学時代の思い出をしばし回想。

さらに「誰も椅子に座らず、『DEATH NOTE』のLみたいに爪噛んで、クセモノですよ（笑）」（屋敷）と出演者がスタンバイする楽屋の様子を伝えます。

ルールや審査方法の確認、審査員を務める２名（放送作家・庄司卓生さん、よしもとクリエイティブ・エージェンシー社員の内田）の紹介などをした後、いよいよ開演。

トップバッターを務めたのは、文教大学落語研究会びぃんBackの漫才コンビ『ノーガットラケット』で、学校の怪談をテーマにした小気味いいテンポの漫才コントを披露しました。

２組目は、東洋大学落語研究会『サナギ』で、スケッチブックのイラストで異彩を放った「コントお葬式」。

続く３組目の東京大学落語研究会『ヅラ』は、「コント　月の漫才師」というタイトル通り、「アポロ１号２号」という漫才コンビが月面上でネタをするという設定のコントです。

４組目の筑波大学落語研究会『トポタクティク』は、眠れない時に数える羊を題材にした漫才。

５組目の早稲田寄席演芸研究会『ゆっくりピクニック』は、朝寝坊した小学生を題材にした漫才。

ボケ満載の祝辞を読み上げた慶応義塾大学落語研究会『マシュマロスパイダー』の漫才で、前半戦は終了。

再登場したニューヨークが「まさか楽屋でウロウロしてた全身白タイツが、東大やとは思わなかった（笑）」（屋敷）といったコメントを挟み、後半戦へ。

７組目の千葉大学お笑いサークルP-RITTS『デヴィ・ヒカルノ』は、「裏ボケを探せ！」なるクイズバラエティ風の一人コントです。

８組目の慶應義塾大学お笑い道場O-keis『アーリーレイター』は、三本の矢、五十歩百歩といった故事や熟語を題材にした漫才。

９組目の日本大学文理学部落語研究会『ヤニック』は、相談事をなんでも野球に例えて返す漫才。

10組目の法政大学お笑いサークルHOS『はやとちり』は、『新世紀エヴァンゲリオン』のパロディで、86歳のパイロットにして使徒が登場。

11組目の日本大学生物資源科学部落語研究会『ヤマ田クマ男』は、「無人島にひとつだけ持っていくとしたら？」という質問を「無人島を渋谷に変えるなら？」へと変貌させていく漫才です。

12組目は、駒澤大学お笑い集団ナイフとフォーク『バミューダ』で、転校初日の様子を描いた漫才をテンポよく披露してトリを務めました。

ニューヨーク、審査員２名ともに自由な発想力を讃え、さらに「裏ボケっていう言葉、初めて聞きましたね」とデヴィ・ヒカルノが使っていたワードに感心した様子のコメントを。

続いて、ゲスト芸人として、ダイキリ、うるとらブギーズ、マヂカルラブリー、ニューヨークの４組がネタ披露しました。

ゲスト芸人がステージに集結すると、学生時代のお笑い活動の話題となり、『NOROSHI』運営の一角を担う「大学芸会」を立ち上げたメンバーの一人だと明かしたダイキリ・南部。

マヂカルラブリー・野田が「高校１年でシアターＤ、立ってます」と語れば、中学２年生の時に、当時のコンビ・ナンブヤジマで「下北空間リバティに出た」というエピソードを自慢気にかぶせる南部でした。

再び学生芸人が集結したところで、結果発表へ。
下位から発表し、ニューヨークが感想やサークルの様子を１組ずつ聞きますが、唯一のピン芸人ということもあり、デヴィ・ヒカルノのキャラが際立ち、ニューヨークがいじり始めます。
８位という微妙な順位のデヴィでしたが、芸人志望か訊かれると「お声がかかったらという感じ」と答えたり、はやとちりとルックスを比較されれば「長いスパンで見ましょう。死ぬまでが勝負」と返したりと、爆笑を呼ぶ一幕も。

また、アーリーレイターのツッコミ担当は、政治家志望だそうで、漫才は「プレゼンテーションの練習」との発言に「マジで？」と屋敷も驚きます。

今回の結果は以下の通り。

１位　日本大学生物資源科学部落語研究会『ヤマ田クマ男』
２位　駒澤大学お笑い集団ナイフとフォーク『バミューダ』
３位　日本大学文理学部落語研究会『ヤニック』
４位　慶應義塾大学お笑い道場O-keis『アーリーレイター』
５位　東京大学落語研究会『ヅラ』
６位　早稲田寄席演芸研究会『ゆっくりピクニック』
７位　法政大学お笑いサークルHOS『はやとちり』
８位　千葉大学お笑いサークルP-RITTS『デヴィ・ヒカルノ』
９位　文教大学落語研究会びぃんBack『ノーガットラケット』
10位　東洋大学落語研究会『サナギ』
11位　筑波大学落語研究会『トポタクティク』
12位　慶応義塾大学落語研究会『マシュマロスパイダー』

見事１位に輝いたヤマ田クマ男は、「先週、∞のニューヨークさんのネタを見に来て、これにかけて夏休みからがんばってきました」と喜びのコメント。
「うれしい！　次は友達20人くらい連れて来て！」と激励する（？）屋敷でした。

次回の『NOROSHI選抜リーグ』は、10月11日（日）12時より、同じく東京・ヨシモト∞ホールにて開催。

詳細、最新情報は、ヨシモト∞ホール（http://www.yoshimoto.co.jp/mugendai/）、NOROSHI公式サイト（http://noroshi.circleapp.jp/）でご確認ください。




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