「山内惠介 デビュー15周年記念リサイタル」のアンコールに水谷千重子がサプライズゲストで登場!
9月25日(金)、東京・渋谷NHKホールにて「山内惠介 デビュー15周年記念リサイタル~あの頃、月が僕のスポットライトだった 熱唱・熱愛・まっすぐに艶歌道~」が開催され、アンコールにサプライズゲストとして水谷千重子が出演しました。
今年4月にデビュー15周年を迎えた山内惠介さん。新曲『スポットライト』も7万枚を超える大ヒット中の彼が、9月11日より札幌を皮切りに全国ツアー「山内惠介 デビュー15周年記念リサイタル」を開催、ツアーファイナルとして初のNHKホールワンマン公演が行われ、そのアンコールに、9月2日に発売した初のデュエット曲『恋のハナシをしましょうね』で共演した、今年芸能生活50周年を迎える水谷千重子がサプライズゲストとして出演、デュエット曲を披露することになり、本番前にゲネプロ&囲み取材が行われました。
山内さんの紹介によって舞台に登場した水谷はさすがの貫禄で終始山内さんをリード、2人のデュエット曲『恋のハナシをしましょうね』を朗々と歌い上げます。山内さんの衣装の背中に、15周年の「15」という背番号が付いていることに触れた後、その衣装の素材を「これ、別珍?」とおちゃめに尋ねる一幕もあり、終始リラックスしたムードでゲネプロは終了。
その後に行われた囲み取材では、華やかな祝い花の前でフラッシュを浴びながらツーショット撮影をしたせいもあってか、「結婚会見みたい(笑)」と、少し照れたようすの山内さん。
しかし、水谷に撮影時のことを「やっぱり、どちらかというと私がリードしてる感じよね。さっきのツーショットのハートを作るポーズだって私から提案したし......。男の方から来てほしいけど、女から行かなきゃしょうがない、みたいになっちゃってる」と言われ、思わず「九州男児なんですけどねぇ」とこぼす山内さんに、記者が「じゃあ、『オレについてこい』みたいなタイプなんですか?」とたずねると、「でも先生、年上ですから......」と山内さん。すると「それは関係ないわよね~。年は関係ない、そんなに変わらないんだから」と水谷が返し、爆笑が起こります。
「あれ、先生、おいくつでしたっけ?」との山内さんの問いに「永遠の28歳♡」と水谷が返すと、山内さんが「バカ言ってる(笑)」とナイスな返しを! 思わず水谷も「"バカ言ってる"はあたしのギャグなんだから、先に言わないで!」とツッコんでいましたが、後から「ギャグではないか(笑)」と訂正していました。
また、水谷は先ほども触れていた山内さんの衣装の素材がよほど気になるようで、再度「これ、別珍?」と確認したあと、「阪急電車みたい!」と関西人以外には分かりにくいたとえ(笑)をして、山内さんを若干困らせていました。
記者にデュエットを歌った感想を聞かれた山内さんが「恋の歌なので、先生と歌うのは恥ずかしい部分もあるんですけど......」と言うと、「照れてんのよ。ずっと」と水谷。その水谷も、デュエットの感想を「リードしてくれるんですよ。ソフトな感じで包んでくれるし優しいし。すごく歌いやすかったです」と話し、山内さんを絶賛します。
レコーディングでも向き合いながら歌ったそうで、「とってもかわいらしいんですよね~」と言った山内さんに、「そういうところあるみたい。バカ言ってる(笑)」と水谷が答え、その一切謙遜しない態度に思わず記者からも笑いが起こります。また、見つめあいながら歌って「ドキドキしちゃいました」と言う山内さんに、「これをきっかけに恋に発展したり?」と記者が質問すると、「恋心は完全に芽生えてますけどね、歌の中では」と切り返していました。
一方、「水谷さんは芸能生活50周年で、これから51年、52年とキャリアを重ねていかれるわけですが......」との記者の発言に、「そうなっていくでしょうね。でも次は急に60って飛んだりもするからね、千重子の場合」と水谷が返し、そのあまりに突飛な発言に取材陣も思わず爆笑します。
さらに、友近の恋愛事情について聞かれた水谷が「本当のところは私もわからないです。それに、あんまりこういうとこでペラペラしゃべっちゃうと友近ちゃんに怒られちゃうし」と話すと、山内さんが「先生、口軽いですもんね(笑)」とツッコむ一幕も。
また、「この曲で紅白出場は狙ってらっしゃいますか?」と聞かれ、「もちろん出たいですが、水谷さんは紅白を何十年も毎年ご辞退されてますので......、どうなんでしょうね」と山内さん。それを受けて水谷が、「でも、今年はお友達の友近ちゃんが、もうすぐ始まる朝ドラ(9月28日スタートの『あさが来た』)に出るワケ。なんか、宣伝みたいになっちゃったけど......(笑)。朝ドラに出た人たちって、紅白に何らかの形で出るじゃん? そういうことで、そんなこんなで話が来るんじゃないかなっていう期待はあります」と紅白出場への意欲をみせます。山内さんに「先生と友近さんは関係ないんじゃないですか?」と言われると、「応援とかあるじゃん!」とあくまでも強気な姿勢で返していました。さらに、「ちなみにデュエット曲の場合、紅組、白組のどっちなんでしょうね?」との記者の疑問には、「千重子はどっちでもいいんだよ? う~ん......、事務所が強い方とか?」と、わりと現実的な答え(?)を返し、笑いを誘っていました。
夢は「全国47都道府県をコンサートで回ること」と話す山内さん。「先生もご一緒してくださいますか?」と言われ、水谷も「もちろん!」と笑顔で返していました。
●デュエットシングル情報
『恋のハナシをしましょうね』
発売中 (1204円+税)
ビクターエンタテインメント
【水谷千重子】