昨日10月18日、静岡・沼津市あげつち商店街主催の名物行事「きつねの嫁入り行列」が開催され、沼津市住みます芸人・富士彦(功力富士彦)が夫婦で参加しました。
同行事では、主役の夫婦がキツネに扮して町内を行列。
行列には誰でもきつねのメイクで参加することができ、その珍しさから毎年多くの外国人も駆けつけています。
3年前に結婚した富士彦でしたが、結婚式を挙げていなかったため、この行事を聞いて自ら参加を申し出。
奥様も「沼津のためになるなら」と快諾したそう。「嫁入り」というだけあって、当日の奥様は白無垢の着付けや、会場まで渡し舟に乗るなど、準備が大変。
富士彦はキツネメイクに袴を着て「キツネにつままれた気分。何をするのかわかってない(笑)」とのんきな様子で、行事の直前まで親戚のちびっこたちと遊んだり、お祝いに集まった市民の方々と楽しそうに談笑をかわしていました。
会場は狩野川沿いの広場となっており、目の前の川に奥様の乗った船が見えると、「みなさーん!船が来ましたー!嫁を見てあげてくださいー!」とテンションアップ。
笑顔で「奥さーん!」と手を振ると、奥様も笑顔で手を振り返します。
船は少し離れたところに到着し、そこから、裃を着たキツネたちに守られながら人力車に乗って富士彦のもとへ。
そこで厳かに神前式を行いました。
キツネの夫婦の後ろには裃を着たキツネたちがズラリ。
この世にも不思議な光景を見ようと、会場にはあふれんばかりの人たちが集まりました。
式が滞りなく終了すると、立会人の栗原裕康沼津市長は、認定証を2人に授与し、「結婚は我慢と思っている人が多いですが、我慢する必要はありません。諦めればいいんです」と笑わせ大盛り上がり。
続いてスペシャルゲストのパンサーが会場そばのあげつち会館2階から姿を見せると、大歓声が上がります。
パンサー尾形は「沼津サンキュー!」と大声で先輩を祝福。3人が投げる餅まきに子供達も大はしゃぎです。
そして商店街を1時間かけて練り歩く大行列がいよいよスタート。
富士彦と同じく沼津住みます芸人のヌマンズが、2人の乗った人力車の先導役に。
人力車のあとにはキツネメイクの一般参加者たちやボランティアたちがズラリと並び、圧巻の大行列が沼津の街を席巻しました。
行列後再び会場に戻ると、同じく沼津住みます芸人のちゅ~りっぷも登場し、ケーキ入刀。
ファーストバイトでは、富士彦が嫁に「みなさんが見てるからって、クリームのたくさん付いたところを顔に付けたらあかんで!」と大声で言うと、嫁はしっかりと富士彦の顔にべったりとケーキを押し付け、観客は爆笑してしまいます。
ケーキはその場にいた全員に配られ、最後は2人からのプレゼントも。「沼津を盛り上げるために来たのに、逆にみなさんに盛り上げてもらって、本当に感謝してます。
こんなに祝ってもらえるとは思ってませんでした。沼津をもっと盛り上げられるようにがんばります。」と語った富士彦は、これを機に「この行事ももっと盛り上げて、全国でも静岡がもっと有名な件になるよう、みなさんと一緒にやっていきたいです。沼津最高です!」と気合いを入れ直した様子でした。
沼津ラクーンよしもとでは、土日祝12時半開演、14時半開演の公演「沼津ラクーン寄席」のエンディングで、プロポーズ、誕生日などを祝う「サプライズ大作戦!!」を実施。
富士彦らよしもと芸人たちや、ほかの観客も一緒になって、サプライズを盛り上げます。
そのほか同劇場ではさまざまなライブやイベントを開催中。
ますます盛り上がりが期待される沼津にこの機会にぜひ足を運んでみてください。
富士彦ツイッター https://twitter.com/kunugifujihiko
沼津ラクーンよしもと http://www.yoshimoto.co.jp/numazu/
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