衝撃の最終回! 野性爆弾イベント『歯黄バミ真子ちゃんのテク歩(ポ)テク歩(ポ)』ライブレポート
10月15日(水)、東京・ルミネtheよしもとにて、野性爆弾イベント『歯黄バミ真子ちゃんのテク歩(ポ)テク歩(ポ)』が行われました。
昨年5月にスタートした本ライブは、芸名を川島邦裕から改名したばかりの野性爆弾"くっきー"が中心となり、コントともコーナーとも言いがたい野性爆弾ワールドを展開。
最終回となる今回は、野性爆弾、大山英雄、バッファロー吾郎・竹若、土肥ポン太、トータルテンボス、カナリアというレギュラーメンバーに、ですよ。が加わり、驚愕の(?)ラストシーンを迎えました。
開演時刻を迎えると、くっきー、大山、ですよ。の3人が登場。
「今回のイベントね、何するか悩んでるんですよねえ」と口火を切るくっきーに対して、大山はよしもと新喜劇を提案しますが、東京出身のですよ。は「シュールの方がいいと思うんですよ」と異を唱えます。
浪速(なにわ)を推す大山と、東京を推すですよ。との対立構図が明確となり、オープニングVTRに続いて出演者が全員登壇。
東京チームは、ですよ。とトータルテンボスの3人、浪速チームは、大山、竹若、土肥、カナリア、野性爆弾・ロッシーの5人というチーム分けですが、数的不利な東京チームからは不満が噴出します。
ですよ。が「タケヤマさんくださいよ」と竹若を言い間違いするといった騒動もありましたが、竹若が東京チームへ移ることで落ち着き、メイン企画の『東京vs浪速 面白いのはどっ地区?』へ。
メンバーによる持ち込み企画を行い、よりイベントを盛り上げたかで勝敗を決するという趣旨で、トータルテンボス・大村、ロッシーの宣誓に続き、さっそくですよ。持ち込み企画『ビンゴ揃えましょう』が始まります。
全員にビンゴカードが配られ、MCのくっきーがビンゴマシンを操作し、次々と読み上げられる数字に一喜一憂する面々。
「ビンゴ、シュート!」との掛け声や、リーチになると客席後方へ移動するといったくっきーの思いつき(?)ルールに加え、同時にリーチを迎えたカナリアは、くっきー扮する浜村淳さんのラジオ番組に出演しているという設定で、漫才「金の斧銀の斧」を舞台袖に移って声のみで披露させられるシーンも。
そんなくっきーの傍若無人ぶりはあったものの、ビンゴ自体は何の変哲もなく、結局最初にリーチのかかったロッシーがビンゴを完成させます。
その後、ビンゴカードの不正が発覚したですよ。と、不正をそそのかしたトータルテンボス・藤田の2人が、裁判の末に罰ゲームを受けることとなり、『ドラゴンボール』シリーズの合体技"ヒュージョン"を2人でやる展開に。
当然、一体化できない2人にダメ出しするくっきーは、竹若を誘ってヒュージョンを試みると、その場には1人の女性スタッフが出現し、「どうでした、このざれごと?」というくっきーのひとことで『ビンゴ揃えましょう』が締めくくられました。
セット転換の間は、くっきーによるですよ。へのお説教タイムがスタート。
「何これ? ただただビンゴやって盛り上がるわけないやろ」といった正論から導入したくっきーは、芸名、ゴーグルやジーンズに対するいちゃもん、ですよ。の出身地・足立区への偏見を吐き出す時間がしばらく流れました。
続いては、土肥の持ち込み企画『西成クリーンシューズ』。
お守り、ロールケーキといった様々なアイテムを使って、いかに靴を綺麗に磨けるかを競います。
慣れない作業&アイテムに悪戦苦闘する一同でしたが、くっきーの独断により、電話の子機を使っていたカナリア・安達、カニを使っていたカナリア・ボン、ラジオを使っていたロッシーの3名が同点優勝で、浪速チームの圧勝。
そしてセット転換の間、今度はターゲットを土肥に変えてのくっきーによるお説教タイムが始まり、虚実不明のエピソードに困惑する土肥でした。
続いてのコーナーが始まろうとすると、大村の顔に流血が。すぐさま、拳の血痕から疑いの目が集まった大山は、「大村が"スーパードライ"言うてきたから...」としどろもどろに弁明したのをきっかけに、乱闘へと発展してしまいます。
その乱闘に加わらなかったボンが、突如、「やめてー!」と絶叫したその刹那、爆発音が!
悲しげなBGMとスポットライトのもと、ボンはこう独白します。
「友達はみんな死んだ。些細な争いで、みんな天国へ行ってると思います。天国では、関西も関東も関係ないもんね。みんな美味しいお酒飲んでください」
舞台上では天国とおぼしき場所で、宴会を楽しむ様子の面々ですが、顔面に4本の角を生やした鬼とも妖怪とも悪魔とも死神ともわからない、得体のしれない真っ赤な生物が忍び寄り、全員を長剣で突き刺してまわります。
エンディングVTRを挟み、一人で舞台上に残ったボンが、「寂しいですね。全員死にましたので、今回が最終回です。真子ちゃん、一回も出てこなかったですけど...」と締めの挨拶をしていると、そこに先ほどの赤い生き物が忍び寄り......。
衝撃的な結末を目の当たりにし、悲鳴と爆笑と呆然とが交錯する観客。
正体を明かしたくっきーが意味ありげな笑みを残し、終演となりました。
なお、野性爆弾イベントは来年より新シリーズがスタート予定とのこと。
●DVD情報
野性爆弾 20周年記念単独ライブ『野性爆弾 初!ネタのみGIG』
発売日:2015年11月11日(水)
品番:YRBN-90990
価格:2,500円(税抜価格) +税
<本編>
8月22日(土) 東京・ルミネtheよしもとでのライブを収録。
オープニング
コント「動物園へ移行!」
コント「ビッグフットを追え!」
コント「鳥のつもりが天狗」
漫才「漫才」
コントリズムネタ「キャデラック」
コント「ヒトシシ」
エンドトーク
<特典映像>
突如改名した「野性爆弾くっきー」の改名発表に密着!
DVDだけでしか見られない、改名に至るまでの舞台裏を初公開
※11月14日(土)18:30よりタワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOにて、11月24日(火)19:30よりHMVグランフロント大阪にて、発売記念イベント開催決定!
イベント、DVDの詳細、最新情報は、よしもとアール・アンド・シー内公式サイト(http://www.randc.jp/artist/yaseibakudan/)でご確認ください。
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