沖縄初披露ネタも飛び出したCOWCOWワールド全開の「COWCOWのマジでやりたい100のこと」
11月15日(日)、よしもと沖縄花月にて、イベント「COWCOWのマジでやりたい100のこと」の沖縄版が開催され、定番の「当たりまえ体操」や漫才、ネタ、アイアンメイシン、クレイジーケンジーバンド、50音順ギャグなど、COWCOWのありとあらゆる笑いを放出しました。
最初に登場したのは、フリップネタ「別にええねんけど・・・」。日常にある「別にええねんけど引っかかること」を紹介する内容です。
多田健二が「(このネタ形式を)知っている人?」と観客に尋ねると、3人が手をあげました。その様子を見て、善しが「僕らだけを見に来た人が3人。沖縄中で僕らのことを知っている人が集まったわけですね。外に出たらゼロですよ」とツッコむと、客席が爆笑しました。
その後、「後輩の挨拶の仕方」、「笑っちゃいました」、「良い席取れました」、「サイン貰おうかな?」、「もっとテレビに出てください」など、約40分間にわたる長いフリップネタを披露し、COWCOWワールドでがっちりと観客の心をつかみました。
次のステージは、ミュージックネタ「アイアンメイシン」。ハードロックナンバーにのって、COWCOWが色んな迷信の解説をするというステージです。
ロン毛のボーカリスト多田と、ギタリストの善しがステージに登場すると、一気に客席が沸き、まさに音楽ライブのような雰囲気に。
「俺たちの歌聞きたいか?」と多田が観客に聞くと、熱い拍手が起こりましたが、多田はそれでは足りないと「拍手じゃねぇんだよ、声が聞きたいんだよ。聞きたいのか?」と問いかけます。すると客席からは「イェーイ!」と、ライブならではのコール&レスポンスが巻き起こりました。
「四つ葉のクローバーを見つけると、いい事がある」、「茶柱が立つといい事がある」、「結婚祝に2万円は縁起が悪い」、「ボートにカップルで乗ると別れてしまう」など、次々と熱いナンバーを披露した2人に会場のボルテージは上がっていきます。
多田が「ヤバいね、沖縄。きょう泊まっちゃおうかな?誰か、泊まりに行ってもええ?」と観客に質問すると、客席は閑古鳥が鳴きました。すかさず2人が「みんな、イヤやもんな。いざ来られたら困るし、布団ないしな」とツッコむと、会場は爆笑の渦に巻き込まれました。
次は、音楽ネタ「クレイジーケンジバンド」。その名の通り、クレイジーケンバンドの曲にのせて、「ちょっとしたことで人の信用を失ってしまう世の中への思い」を歌うというネタです。
「娘と結婚したいと男がやってきた。見た目は悪くないし、賢そう。でも、何かが気になる」、「息子の手術が終わって、先生が出てきた。見た目は賢そうだし、手術は大成功。でも何か不安になる」、などなど次々と出てくるシュールなあるあるネタに会場が沸きました。
「世界の偉人」ネタでは、番組司会者(多田)とアシスタント(善し)に扮した2人が、色々なものの名前の中に入っている世界の偉人の名前を17名ほど紹介していきました。多田が名前を言うたびに客席から様々な反応があがり、会場全体が盛り上がりました。
「富良野あるないラップ」では、ドラマ「北の国から」をモチーフにした歌ネタを展開しました。黒板五郎役の善し、純役の多田が登場すると客席から歓声があがり、2人は「北海道からわざわざやってきました。沖縄は、だいぶ暖かいですね」観客に声をかけました。
善しが「富良野にはないものがたくさんあるけど、代わりになるものがある」と言うと、音楽がスタートし、ラップにのせて「レディガガはないけど家に蛾はいる」、「カーベルおじさんはいないけど中畑のおじさんはいる」、「ジャニーズJr.はいないけどジャージの純はいる」、「レミオロメンはいないけど俺のメロンはある」などと、歌ネタを披露しました。爆笑の観客とともに歌い、会場は一体感に包まれました。
リクエストに応える「リスエストコーナー」では、客席から直接リクエストをもらい、COWCOWの持ちネタを披露するというリップサービスが飛び出ました。
観客からは、待ちに待ったように定番ネタ「あたりまえ体操」のリクエストがあり、沖縄初披露という「女性のタテマエと本音バージョン」のほか、「炭酸バージョン」、「救急車バージョン」を披露しました。会場のボルテージMAXになったところで、「ミニ漫才」や「50音BOX~女子が言いそうな一言~」を一気放出しました。
公演の最後には「またやりますので、数か月に1回かもしれないけど、宜しければまた来てください」と、次回の公演を予告し2人がお辞儀すると、会場から大きな拍手が起こりました。今後が楽しみなイベントです。