よしもとニュースセンター : よしもと沖縄3期生による企画ライブ「サゴテン団の箱」第3弾

11月14日(土)沖縄よしもと花月にて、企画ライブ「サゴテン団の箱 New case.3」が開催されました。出演は、よしもと沖縄エンターテイメント3期生より、ありんくりん、オーシャン、カシスオレンジ、魁バーバリアンです。

オープンニングチャンレンジのテーマは、「ぼうし掛け」。ぼうし掛けに、各出演者がかぶっているぼうしを輪投げ風に掛けていき、チャレンジ成功した人からステージを去るという内容です。

1回目は全員惨敗。ありんくりん・比嘉竜太は、「(みんな)投げ方が悪い。パーッと投げればいいんだよ」と言うも2回目も成功せず。結局2回目の成功者は、オーシャン・稲福心輝だけでした。

3回目は、さすがに一同本気になりはじめたようで、客席の爆笑と拍手に包まれながら、ふわっと投げたり、サッと投げたり、ダーツ風に投げたりと、無事に魁バーバリン、ありんくりん・伊保クリス、カシスオレンジ・仲村駿輝がチャレンジ成功。

「サゴテン団、スタート！」という掛け声とともに企画ライブがスタートしました。

最初に漫才を披露したのは、オーシャン。観光バスの中でバスガイド（新垣）が客（稲福）に沖縄を案内する設定です。バスガイドが喜納昌吉の「花」を「flower」と案内して熱唱したり、那覇のクラブを案内したり、ラップを歌ったりとハチャメチャなガイドに、「ちゃんと歴史やお薦めのお土産を伝えてよ」と客が怒りだしますが、バスガイドが「この漫才を見てくれたお客さんが一番幸せになったんじゃないでしょうか」と言うと、客が「嫌いじゃない」と返答し、舞台が終了しました。

次は、カシスオレンジのコント。スーパーマリオのゲームをしながら、たけのこの里を食べる男性(仲村駿輝)と、きのこの山(仲村新)という設定で登場しました。

男性が「たけのこの里の方が人気でしょ」というと、きのこの山は焦って、色んな人気調査データを出したり、きのこの山の美味しい食べ方などを紹介したりと対抗しますが、最後は「竹の子の里、うめー！」と締めました。

次は、魁バーバリアンの漫才でした。与儀朴華が突然「ボクシングチャンピオンになりたい」と話し、砂川吏雄は「お前、チャンピオンになれるわけないじゃん」と言いながらも、選手(与儀)と監督(砂川)に扮し、色んなトレーニングメニューや試合に付き合います。

途中、なぞかけを披露する場面も登場し、選手が「ボクシングと掛けまして大学入試と解く。その心は、どちらも目指すのはKO(慶応)」と言うと、会場からは「おーっ！」と大きい歓声があがりました。

最後のコントは、ありんくりん。比嘉竜太が大太鼓をもち、伊保クリスが小太鼓を持ちながらエイサー練習をします。真面目に練習しないクリスの様子を見て、比嘉が激怒します。クリスは突如「この青年会を辞めたい」と言い放ちますが、比嘉は「何言っているの？指導が厳しいか？お前は副会長だろ」となだめます。すると「(青年会の)人数、2人だから」というクリスに、客席が大爆笑します。ほかにも、全島エイサー出場を目指す理由などを話し、懸命にクリスを引き留めようとする比嘉ですが、クリスの返す一言一言に会場が爆笑の渦に巻き込まれました。

最後は、出演者全員でコーナー企画「名シーンを振り返りましょう」に挑戦。スクリーンから流れてくる音声無しの名シーンを吹き替えて、面白く解答するという内容です。

タンナファークルーチームと新力チームの２チームに分かれて、チーム戦で争います。

「踊る大捜査線」、「ウルトラマン」、「101回目のプロポーズ」などの名シーンが続出しましたが、映画「タイタニック」で、手を左右に伸ばすローズを主人公のジャックが抱きしめるシーンで、ありんくりん・比嘉が「よしこー、あれが勝連半島だよー」と吹き替えすると、会場がひっくり返るほどの大爆笑が起こりました。結果は、会場のお客さんの拍手の大きさから、比嘉の単独優勝となりました。

エンディングでは、スペシャルゲストでピーチキャッスルが出演。目隠しと手を縛られた桃原優樹を真栄城将が引っ張って舞台に登場してきました。真栄城が「誕生日の桃原を誘拐した。この日のために、ネタを頑張って準備しました」と言うと、会場から笑いが起こりました。