ケンコバは助監、シソンヌ・じろうはスナックのママ役を志願! 『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』完成披露上映会
12月4日(金)、東京・丸の内TOEIにて、12月12日(土)公開の映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』完成披露上映会が行われ、上映前の舞台挨拶には、ケンドーコバヤシ、シソンヌも登壇しました。
テレビ朝日系で現在放送中の『仮面ライダーゴースト』と、前シリーズ『仮面ライダードライブ』とが、ひとつの世界観でタッグを組んだ同作。
『仮面ライダーゴースト』が偉人の力を借りて闘うことから、この日の登壇者は演じるキャラクターや本人にちなんだ偉人のコスプレに身を包んで登壇しました。
まず、『仮面ライダーゴースト』チームから、主役で仮面ライダーゴースト・天空寺タケル役の西銘駿さんは、「僕も役者としてまだまだこれからなので、不可能なんてないと言えるような人間になりたい」との理由で、「余の辞書に不可能の文字はない」という言葉を残したナポレオンに扮装。
大沢ひかるさんは勇ましいジャンヌ・ダルク、山本涼介さんは忍者の風魔小太郎、柳喬之さんは千利休に扮して、それぞれ黄色い声援を浴びます。
続く『仮面ライダードライブ』チームは、主役で仮面ライダードライブ・泊進ノ介役の竹内涼真さんが"りょうま"つながりで坂本龍馬に扮し、「西銘君よりは偉人の格好着こなしてるかなと思いますね。正直、あんま似合ってないと思う。かわいいけど(笑)」と早くも後輩ライダーを牽制(?)。
内田理央さんはナイチンゲールで、上遠野太洸さんが沖田総司、稲葉友さんが土方歳三と"新選組"合わせで並び、「双子ルックみたい」(上遠野)、「ハッピーセットみたい」(稲葉)とそれぞれの表現で笑いを誘います。
コスプレの感想を求められると、「最初にみんなのコスプレを見た時に、おーってなったんですけど、一人だけ御成がいるなと思って」(西銘)との指摘を受けた柳さん。
柳さんが演じている御成は僧侶で、千利休の和装とあまり変化がないため、柳さんは「ギャップ萌えいいな(笑)」と周囲を羨みます。
「宝塚っぽい」(大沢)、「宝塚っていうよりベルばらっって感じ」(上遠野)、「どっちにしろ宝塚だけどね(笑)」(稲葉)と方方からいじられたのは西銘さん。
さらに稲葉さんから「いつも楽屋でやってる自己紹介やってよ」と振られた西銘さんは、困惑しながらも、「みんなマイメン! ボクニシメン!」と、狩野英孝さん風の決め台詞&ポーズで沸かせるのでした。
その他、西銘さんが竹内さんへLINEで相談を持ちかけていることが明かされるなど、『ドライブ』と『ゴースト』の両チームの親密度が伝わるアットホームなムードで舞台挨拶は進行。
後半に入り、サンタクロースに扮したケンドーコバヤシとトナカイに扮したシソンヌの2人が、スペシャルゲストとの紹介を受けて登壇します。
サンタのコスプレについて、「歴史上の偉人でもありますから、サンタクロースは。今頃モンゴルの上を飛んでるくらいなんですけど。急遽私が舞い降りました」と言い張るケンコバ。
一方のシソンヌは、「トナカイなんですか? 12月の滝廉太郎かと思ってました」(じろう)、「見た目、滝廉太郎ですけど!」(長谷川)との掛け合いを披露するも、反応は薄く、ケンコバから「スベったことをごまかすんじゃない!」とのフォローが入り、笑いが生まれます。
続いて、全員のコスプレを見回したケンコバは、感心しつつ、「この方だけメンソレータムの蓋(リトルナース)ですね」と内田さんにロックオン。
もう一人のヒロイン、大沢さんにも「いいですね。サンタクロースとして、マンションプレゼントしてあげたい」とお気に入りの様子ですが、大沢さんから「(出演者)全員分、お願いします」と見事に返されてしまいます。
本作で、ライダー陣を苦しめるダヴィンチ眼魔の声を担当するケンコバは、その役を受けて「普段からバイク乗ってるんで、さっそくメンテナンスしました、撮影に俺のバイク使ってもらおうと思って。現場行ったら敵でしたからね。でも、うれしかったですね」とバイク芸人の顔もチラリ。
続いてラファエロ眼魔(じろう)、ミケランジェロ眼魔(長谷川)の声を担当したシソンヌは、「仮スケジュールだったんで、僕らじゃないだろうと話してたんです」(長谷川)、「話聞いた時、すぐ敵だろうなって思いました。案の定、敵だったんですけど、アフレコなども初めてさせていただいて、いい経験させていただきました」(じろう)と感謝を述べます。
「もし違う役で『仮面ライダー』シリーズに出られるとしたら?」との質問には、「僕は助監督で参加したいですね。第4助監督くらいの。弁当を決めるのが好きなので、そういう仕事をしたいです」と食へのこだわりも見せるケンコバに、西銘さんも「(ケンコバが助監督だったら)ビックリです」とコメント。
次に長谷川は、『よしもと男前ブサイク芸人ランキング2015』のブサイク部門1位に選出されたことに触れ、「みなさんイケメンで、その中にアクセントとして一人入るだけでも」とライダー入りを志願します。
するとケンコバから「『仮面ライダーブス』ね」との相槌が入り、「誰がブスだよ!」とツッコミつつ、「ちょっと変な役で出られたらうれしいですね。ま、ブスでいいですね」と最終的には『仮面ライダーブス』を受諾。
相方のじろうは、「コントでよく女装することがあるんで、ライダー行きつけのスナックママなんか?」「すぐ座っちゃうママとか」と具体的な役を挙げるも、すかさず長谷川から「(スナックに)行かねえんだよ!」とのツッコミが入り爆笑!
また、MCの寺迫麿さんから、芸人の結婚ラッシュのなかで迎えるクリスマスの予定を訊かれたケンコバは「なんじゃ貴様はー!」とブチ切れ。
「そんな風に髪の毛まとめてるからデリカシーある人やと思ってたわ! パンツの丈も完璧やし、気遣える人やと思ったら...なんや貴様! 放っておいてくれ!」とまくし立てるケンコバですが、長谷川らからなだめらると、「すいません、熱くなっちゃいまして、命燃やしてしまいました」と『ゴースト』の決め台詞を拝借してクールダウンします。
さらにサンタへのお願いごととして、「身長を伸ばしてください」とする西銘さんには「牛乳おごるよ」とあしらうケンコバですが、竹内さんの「リアルにハワイに大きな土地が欲しい」という願望には、「なんだ貴様は!」と再び声を荒げる一幕も。
そんな怒りを露わにするミニコントで沸かせたケンコバでしたが、フォトセッション中は、いつもの「モミモミ」ポーズや幽霊、運転ポーズを見せるなど、ごきげんな表情に戻っていました。
映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』は、12月12日(土)ロードショー。
詳細、最新の情報は、公式サイト(http://www.movie-taisen.com/)でご確認ください。
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