映画『田沼旅館の奇跡』初日舞台挨拶に歴代KOC王者8組16名が集結! バ吾A「別に...」発言も
12月5日(土)、東京・池袋シネマ・ロサ1にて、映画『田沼旅館の奇跡』初日舞台挨拶が行われ、夏菜、遠藤久美子に加え、歴代のキングオブコント王者が大勢出演しました(※以下、敬称略)。
今年3月開催の「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」、10月開催の「京都国際映画祭」の「TV DIRECTOR'S MOVIE」部門で上映され、話題を集めた本作。
コントの祭典「キングオブコント」を放送するTBSと吉本興業が共同制作した作品で、「キングオブコント」歴代王者(初代~7代)が出演する、倒産寸前の小さな旅館を舞台にしたシチュエーションコメディです。
満席に埋まった初日の上映後に行われた舞台挨拶は、夏菜、遠藤久美子、バッファロー吾郎、角田晃広(東京03)、飯塚悟志(東京03)、キングオブコメディ、西村瑞樹(バイきんぐ)、ロバート、かもめんたる、シソンヌ、井手比左士監督、そしてMCを務めるタケトが登壇。
まず、総勢17名という異例とも言える人数での舞台挨拶に、主演で旅行雑誌のライター役の夏菜は「こんな大勢で舞台挨拶をするなんて初めてなので、何をしゃべっていいのかわからなくて、みなさんにバトンタッチしたい(笑)」と戸惑いつつ、「笑いすぎてNGを出しちゃうくらいの現場だったので、楽しい冬を過ごしたなという思い出でいっぱいです」と1年前の撮影を振り返ります。
コント番組の出演経験もある夏菜ですが、芸人との共演に「割りとみなさん、裏では静かですよね」と打ち明け、芸人勢から「そんなことない!」との総ツッコミが入り爆笑!
田沼旅館の女将役の遠藤久美子は、夫役の東京03・角田との共演に「光栄です。とても楽しかったです」とコメントすると、角田は「いい妻でしたぁ」としみじみ語ります。
同じく東京03・飯塚は、コントに興味が無いディレクターの役ですが、本人の性格とは正反対ゆえに、全力でネタをするバイきんぐを前に笑いを堪えるのが必死だったと回想。
続いて、初代キングオブコント王者のバッファロー吾郎は、「キーマンでしたね」とタケトから振られると、Aが「別に...」とつぶやき、竹若が「がんばってヒデちゃん!」と声をかけ、数年前にワイドショーを賑わせたくだりを再現して沸かせます。
また「ボクの銀幕デビューがまさか本人役とは」と驚くバイきんぐ・西村でしたが、「ネタ作ろう」というセリフは、実際には一度も言ったことがなく、「なんて日だ!」が誕生するくだりも事実と違うと力説。
大御所の演歌歌手役として出演したロバート・秋山は、「役作りで食事制限」「3日前に日焼けサロン」と、終始、どこまでウソかわからない発言を連発するも、タケトから「一人だけコントの演技をしていましたよ(笑)」との指摘を受けていました。
かもめんたる・岩崎は、撮影に使用した卓球のラケットを持参し、スタッフが卓球初心者だと忘れてしまうほど卓球が上達したことをアピール。
本日誕生日の槙尾でしたが、タケトから「だいたいこういう場合、ケーキ出てくるんですけど、今日はないです」と告げられ、「いらないです! なんてタイミングで生まれちゃったんだ」と恐縮するのでした。
シソンヌは、長谷川が自分たちだけロケに使用した旅館に宿泊した愚痴をこぼし、一方のじろうは「旅館の女将を演じまして...遠藤久美子です」と得意の女形で、遠藤本人を困惑させる一幕も。
「困った人は?」との質問に井手監督は、「困った人はいない」とし、2分間ほどで撮影終了したキングオブコメディ・高橋には「申し訳なかったです」と謝ります。
すると高橋は、自分の出番が終了後、長距離バスで帰路へ向かうも、そのバスが撮影現場を中断してしまい、「スタッフ全員、ボクが乗ってるのを知らずに障害物を見るような眼で(見ていた)」といったせつないエピソードを披露するのでした。
舞台挨拶終盤には、本作の宣伝大使に任命された今年度のキングオブコント王者・コロコロチキチキペッパーズが登場し、さらに会場を沸かせます。
本作の魅力を説明しながらも、次回作の出演に意欲を示す2人ですが、本作のおすすめシーンを訊かれたナダルは「完璧にアレになったところ...」などとシドロモドロに。
さらにタケトから、本日、集合場所から映画館へバス移動する際、コロチキだけ置き去りにされそうになった逸話が明かされ、ナダルが「僕らだけ忘れられたんだ。やっべぇぞ!」とのギャグを放ち、拍手を浴びます。
なお、コロチキは、大阪の劇場にも登壇予定。
本作の詳細、キャンペーン、最新情報は、公式サイト(http://tanumaryokan.com/)でご確認ください。
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