よしもとニュースセンター

アップダウンが、この1年、お世話になった方をゲストに迎えて、トークあり、歌あり、ネタあり、芝居あり...のイベント、その名も『年末ジャンボ アップダウン2015～お世話になった人達と大忘年会～』を開催。今年は、芸人としてだけではなく、ミュージカルに出演、お笑いヒーロー"ぬかづけマン"としての食育活動なども精力的に取り組んだアップダウン。そんな2015年を締めくくる大忘年会とは、どんなものになるのか？　見どころを2人に直撃しました！

――まずは2015年を振り返ってのご感想を。どんな年でしたか？
阿部　農業ミュージカル『DAICHI』に出演させてもらったことで、いい出会いもあり、いろいろ勉強させてもらい、貴重な経験をさせていただいた1年でした。
竹森　共演者の方々は、元劇団四季の方だったり、『アニー』に出演されていた方だったり、日本のミュージカルを知り尽くした方々とご一緒させていただきました。お笑いとは感覚が違ますよね。新喜劇は3回くらい練習して、本番前にもう一度合わせて、あとは本番で...というスタイルですが、ミュージカルはカッチリ作り上げていきますから。
阿部　稽古の1ヶ月間くらいで、キャラクターを肉付けして、お互いの関係性を作りながら、作品を深めていくという作業を行って。これがお芝居の稽古なんだと勉強になりました。
竹森　北海道が舞台の、実話を元にしたミュージカルで。無農薬・無肥料の自然農法を行っている"佐々木ファーム"という農家さんの話で、ミュージカルの中でも新しい試みだったんです。
――お2人は"野菜戦士ぬかづけマン"として食育活動もされていますが、その活動との関係もあってご出演を？
竹森　いえ、たまたまです。でも、そういう感覚の時に、こういうお話ってくるんだなと思いましたね。
――"野菜戦士ぬかづけマン"としても、今年はさらに精力的に活動されてましたよね？
竹森　今年初めて関西に行きまして。"お笑い"の食育ヒーローなので、お笑いの本場の関西ではどんな反応があるだろうと心配もあったんですが、関西ほどウケましたね。やっぱり新喜劇が好きなんだなと。
阿部　お客さんも笑う体制ができてるんですよね。面白いと思ったら、しっかり笑ってくれる。
竹森　ぬかづけマンは、今年は大きく動きました。企業さんだったり、応援してくれる方が増えましたね。2005年から始めたので今年で10年なんですよ。この10年続けてきたという価値が、ようやく出てきました。一朝一夕じゃないと信用していただけるんですよね。始めた時は、こっち（阿部）が乗り気じゃなかったんですけどね(笑)
阿部　「何を言い出すんだ」って思いましたよ。知り合いの幼稚園とかに行ってたんですけど、やっぱり最初は難しくて。子供向けにお笑い作るにはどうすればいいのかと考えすぎてたんですね。でも、子どもだけじゃなくて親御さんも一緒に楽しんでくれるということが分かって、普段やっていることを分かりやすく伝えれば子どもも大人も喜んでもらえるんだと分かったんですね。あと、自分自身にも子どもが産まれたこともあって、食育に興味を持つようになりましたね。
――この活動が、芸人としても生きていますか？
竹森　コントの演技力が格段に上がったので、意外なところでもウケるようになりました。演技をちゃんとすれば、それが振りになって笑いに変わるんですね。
――芸人としては、今年の活動で印象的だったものは？
阿部　ラジオです。北海道で1本と、銀座で生放送を1本とやらせていただいてるんですが、これは大きいですね。
竹森　応援してくれる方の幅が広がりましたね。東本願寺の住職さんが聞いてくださっていて、「親鸞聖人の法要のイベントで司会をやって欲しい」とお話をいただいたり。「この声！アップダウンさんですよね」と、声で僕らを認識してくれたりして。ラジオの影響力は大きいですね。
――そんな今年を締めくくる大忘年会ライブの見どころは？
阿部　今年1年お世話になった方々を招いての忘年会というテーマなので、ミュージカル『DAICHI』のメンバーもゲストに来ていただいて、歌あり、トークあり、芝居あり、ネタあり...のなんでもありですね。
竹森　歌は必見だと思います。『塔の上のラプンツェル』の歌を歌ってる小此木麻里さん、よしざわりえさん、『マンマ・ミーア！』の主演だった吉沢梨絵さんはじめ、全員すごいメンバーなので。
阿部　ミュージカル好きな方がこのゲストを見たら、「えっ！こんな人が出るの!?」と驚くと思います。
竹森　吉沢梨絵さんに「Let It Go」を、吉沢さんと花田雄一郎くんでBank Bandの「to U」を歌ってもらおうと思ってます。森田浩平さんはギターがすごく上手なんで、いろいろやってもらいたいですし、僕らとのセッションもあります。
阿部　みなさん、本当にいい方で、なんでもやるよと言ってくださって。本当にいい出会いでしたね。あとは、銀座の生放送のラジオで朗読劇をやってるんですが、それを忘年会で公開収録としてやって、次の日のラジオで流します。今まではスタジオでやってたものお客さんの前でやるという緊張感を楽しんでいただけたら。
竹森　2人だけでなく、ゲストの方にも協力していただくので、ラジオとは違う朗読劇になると思います。
阿部　 相方の歌を元に脚本家さんに書いていただいた"芸人"がテーマの朗読劇です。
竹森　今年の10月21日が映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でデロリアンが過去から未来に来た日なんですよね。その報道を見てたら、急に詩が振ってきたて、一気にその日に書き上げた歌です。
――ご自身の芸人人生を振り返っての内容に？
竹森　まさにそうですね。ちょっと恥ずかしいですけど。主人公は架空の芸人ですけど、自分らの思いが要所要所に入っているので。自分たちの物語というよりは"芸人"の物語ですね。
阿部　あとは、もちろんコンビの漫才もやりますね。今年は、東京と札幌と帯広と3か所で単独ライブをやったので、今年できたネタを。
竹森　この1年を振り返ってのトークもやります。『DAICHI』のメンバーが来た時は、その裏話も出そうですね。実話を元にした話で、牛のうんこを燃料に変えるんですが、僕はうんこの役なんですよ。他の登場人物はほとんど実在の人物なので、公演を見に来てくださったご本人とご挨拶して話が盛り上がったりしていて、それをうんこの僕が「いいな」と思いながら見てたんですね。でも、実は僕の役は...という感動秘話もあったりして。そういう話もすると思います。
阿部　感動できて、笑いもあって、嫌なことも忘れられる会になると思いますので、ぜひ来てください。
竹森　みんなで忘年しましょう！
――では最後に、忘年した後迎える2016年の抱負は？
竹森　とにかく作品を残したいですね。お笑いでも、音楽でも、ミュージカルでも、番組でも。そういう年にしたいですね。
阿部　いろんな方と知り合った1年だったので、その出会いから生まれたものをまた違う形にしたいですね。
竹森　実を結ぶ1年にしたいと思ってます。

『年末ジャンボ アップダウン2015～お世話になった人達と大忘年会～』
【開催日】12月23日（水・祝）
【場所】三軒茶屋ライブ＆バー グレープフルーツ・ムーン
東京都世田谷区太子堂2-8-12 佐々木ビルB1 ℡&Fax03‐3487‐8159
【開演】①14時 ②18時 （開場は30分前）
【出演】アップダウン
【ゲスト】①14:00
《ミュージカルアクター》
吉沢梨絵/小林元樹/花田雄一郎/ほか
【ぬかづけマン一座】
カートヤング/伊藤真奈美/石川ことみ/小川智恵美/伊知地真理子/シマッシュレコード嶋田
②18:00
《ミュージカルアクター》
森田浩平/Adam/富田明里/小此木まり/ほか
【ぬかづけマン一座】
カートヤング/伊藤真奈美/石川ことみ/小川智恵美/伊知地真理子/シマッシュレコード嶋田
① ②ともにピアノ奏者 中原 裕章
※出演者は変更する場合がございます。
【料金】前売り3000円、当日3500円（1drink別）
【チケット】チケットよしもとにて発売中！
●Ｙコード
14:00公演＝102974　　　18:00公演＝102975