池乃めだかが「もりぐち夢・未来大使」に!守口市の魅力を地元愛たっぷりにPR
今年、芸能生活50周年を迎えた吉本新喜劇・池乃めだかが、地元大阪・守口市から「もりぐち夢・未来大使」の委嘱を受け、12月17日(木)、守口市新庁舎にて委嘱式が行われました。守口市の魅力を市内外に広くPRするとともに、市民の皆さんに夢をつかむことの素晴らしさや楽しさを伝える役割も担う同大使。既に委嘱を受けている阪神タイガースの岩田稔投手、タレントのU.K.さん、そしてめだかの3人が、これから大使として活動していきます。
西端勝樹市長は、「めだか師匠の芸能生活50周年記念式典に参加させていただいた際、観光大使(当時の名称)のお願いをしたところ、快く受けていただいた」と、これまでの経緯を説明。「大いに守口市の宣伝に一役買っていただきたい」と期待を述べるとともに、今回の式典会場となった新庁舎がかつてめだかが勤めた三洋電機の元・本社ビルであることにも触れ、「これも何かのご縁と感慨深い」と話しました。
委嘱状を授与されためだかは、深々とお礼。たすき、大使の名刺も贈呈され、笑顔で写真撮影に臨みました。
続いて挨拶に立っためだかは、生まれも育ちも守口市で、現在もよく足を運んでいることから、「今日も電車を乗り継いできました」とニッコリ。「守口市立第一中学校で、いよいよ就職というとき、先生に『三洋と松下どっちがいいか』ときかれた。ここの本社が家から近かったので三洋電機を希望したら受かったが、勤務先は工場でバスに乗らなければ行けなかった。結局、本社には一度しか来なかったので、こんなに長時間いるのは緊張しますね」と、さっそく守口市にまつわるエピソードを披露して笑わせます。
「守口市について語れと言われたら、1時間では終わらない」というほど、思い入れはたっぷり。子ども時代の思い出話を紹介するなか、学校で歌ったという守口市の市歌をろうろうと歌い上げ拍手を浴びるひと幕も。最後は「72歳になり、人の名前が出てこなかったりもするが、幸い新喜劇のセリフは覚えられるんです。これからも大好きな守口市のために、微力ながらでもお役に立てれば」と締めくくりました。
質疑応答で守口市のおすすめスポットをきかれると、守居神社、日吉公園、旭通商店街を挙げためだか。守居神社は子どもの頃よく遊びに行ったとか。日吉公園では、スクリーンを設置して行われた野外映画上映を見に行ったことが思い出深いとのこと。旭通商店街も「我が庭のようなもの」というおなじみの場所で、これらは大使の名刺裏面にもしっかり記載・紹介されています。
また、かつて体験した"守口市ならでは"なエピソードを、テレビで時折話して笑ってもらっている、とも。『小籔千豊のすべらない話』で披露した新聞配達と野良犬の話もそのひとつだそうです。
「子どもの頃の夢は?」との質問には、「お笑いに進む気持ちは全くなかった。国会議員になりたい、科学者になりたい...とかいろいろ思っていました」。大使としては「市長や吉本の意向を聞いて、できることを頑張りたい」と謙虚に答える一方で、「いまは運動会などでも順位をつけない。もちろん公平・平等はいいことですが、本当にそうなのか? そういうことをもっと親が認識しないといけないと思います」と問題提起も。市民の皆さんへは、「守口市民であることに誇りを持っていただきたい。守口市、大好きです!」と熱いメッセージを送り、最後まで"地元愛"を炸裂させていました。
【池乃めだか】