ビースティ・ボーイズニューアルバム発売記念イベントにスチャダラパー×RGが登場!
4月30日(土)、東京・渋谷タワーレコード渋谷店にて、ビースティ・ボーイズのニューアルバム発売記念&結成30周年記念トークイベントが開催され、レイザーラモン・RG、スチャダラパーのBOSEさん&ANIさんが出演しました。
こちらのイベントの様子を詳しくレポートいたします!
大歓声の中、スチャダラパーのお二人に続いて登場したRG。「本日はAB蔵の復帰会見にお越しいただき、ありがとうございます」とコメントすると、BOSEさんから「今日はビースティだから……歌舞伎とまったく関係ねぇ」とツッコミが。
「小籔(千豊)とかフットボールアワーの後藤くんがいたらRGがもっと自由に動けるんだろうけど、ツッコむのが俺らだからね……」と心配そうなBOSEさん。すかさずRGが「大丈夫です! 今日は一緒にノっていただければ。ツッコミはいらないです!」と意気揚々と答えると、「じゃあ、天津・向ばりのいらないツッコミをします」と軽快に返し、会場を沸かせました。
ビースティ・ボーイズを観てラップを始めたというスチャダラパーのお二人に対し、RGがビースティ・ボーイズと出会いのは小学6年生か中学1年生の頃だったそう。「(2004年の)サマーソニックでビースティを観て、当時ヒットしていた“Ch-Check It Out”でノリノリになろうと思ってたのに、アレンジされててテンションがぐぐっっと落ちた」と思い出を語ります。
4月27日に日本先行でリリースされたニューアルバム『ホット・ソース・コミッティー・パート2』について話が及ぶと、突然「車の中で聞きました?」と訊ねるRG。なんでもマイカーでアルバムを聴こうとしたところ、カーナビがなぜかビースティボーイズを南佳孝として認識してしまったそうだ。「うちの車だけかもしれないけど、これはビースティあるあるになるかもしれない」と言うRGに、「なしなしじゃない?」とスチャダラパーのお二人は半ば呆れ気味。
ビースティ・ボーイズと親交も深いスチャダラパーのお二人。BOSEさんが「彼らはデビューの頃から変わらず、ずっと地元に住んでいて人気者になっている。昔から遊んでいるクラブが変わらないところもすごい」と語ると、「そういう人いますね。地元の消防団で、年に一度の祭りは頑張る人とか」と微妙(?)な例えで会場を沸かせるRG。
日本用のプロモーションで蕎麦ユニフォームを着用して蕎麦打ちをいることに触発されたフランスが、同国でのプロモーションでフレンチ料理を使っているという話を聞いたRGは、「(フランスのリリース・イベントには)フレンチ界のあるあるを歌う人が呼ばれてるんですかね?」と即座に反応。「あるある、フランス語では“ウィウィ”です」と教えてもらい、「世界進出の時に使おう……」とつぶやいていました。
イベントも中盤に差し掛かった頃、司会者から「RGさんは“ビースティあるある”をお持ちだと聞いたんですが……。インターネットなどでもやられているんですよね?」と振られたRG。「こっそりやってたのにー! 怖いわぁ、ネット社会〜」と言いながらも嬉しそうな様に、「いやいや、随分とお世話になってるでしょ」とBOSEさんからツッコミが入ります。
今回のイベントのタイトルが「レイザーラモンRG『ビースティ・ボーイズあるある』を渋谷店でチェ・チェケラウ! スチャダラパーのBOSEとANIも参戦、RGにつっこんでメイク・サム・ノイズ」だと聞き、「(あるあるを)やらないで終わるわけにはいかないんだね。やるんだね……」とスチャダラパーのお二人も観念したよう。
「僕もアーティストなんで、軽い気持ちではやりたくない。絶対“CHA-CHA-CHA”に合わせて歌わないからね!」ともったいぶるRGは、「そんなの(ビースティ・ボーイズに)関係ないでしょ!」(BOSEさん)「(ビースティ・ボーイズに)合わないよ!」(ANIさん)とツッコまれながらも、「CHA-CHA-CHA」に合わせて“ビースティあるある”を熱唱。「プロモーションビデオでスーツ着がち」というあるあるを披露すると、「全然あるあるじゃない!」とお二人からクレームが。
「もうないです」と言いつつも、「ちょっと関係あるもの……ボーイズが付けばいいのかな?」と、今度はBARBEE BOYSの「目を閉じておいでよ」を熱唱し始めるRG。「鬼奴、今日はいないよ!」とツッコミつつも、歌に合わせてコーラスを入れるスチャダラパーのお二人。突然のコラボレーションに歓声が挙がる中、披露したあるあるは「ビースティ・ボーイズ、街中を歩きがち」。
「言われたら、そうだけどさぁ〜」(ANIさん)「歩きながら、魚眼レンズで撮影してるけど!」(BOSEさん)と、お二人も今回は納得した様子。
ですが、「石井明美とBARBEE BOYSじゃ足りないですよ! ビースティ・ボーイズが足りないです」と司会者にツッコまれ、「忘れてた。今日はあるあるを歌う会じゃなかった」と答えたRG。BOSEさんに「ビースティの曲でなんて無理?」と言われ、「あのバイブスは出せない。(そこをなんとか!とお願いされ)曲が流れたからって、やらないからね!」と言いながらも、ニューアルバムにも収録されている「Make Some Noise」が流れ始めると、あるあるを歌い出します。
曲に合わせて「ビースティ・ボーイズあるある、早く言いたい」を延々と繰り返すRG。曲にノリながらも「大丈夫?」(ANIさん)「早く言いなさいよ」(BOSEさん)と心配そうなお二人を前に、出したあるあるは「バスケしがち」の6連発。
「何?“バスケしがち”って。基本的にあるある短すぎ!」とBoseさんにツッコまれると、「(バスケをやってるのは)見たことがあります。(あるあるに)向いている曲と向いてない曲があるんです」と苦笑しながら、「お二人が(ラップで)入って来た時、鳥肌が立った」と満足そう。「今度はコヤブソニックでやろうよ」という誘いにも、「やりましょう!」とノリノリでした。
そんな3人の様子に、「ニューヨークのビースティ・ボーイズも爆笑しているはずです」と司会者がコメントすると、いきなりRGは「You are “basuke shigachi”!」と連呼し、ご本人に存在をアピール。それを見ながら、「あー、怖い。今度(会ったら)シメられる」とのけぞるBOSEさんでした。
イベント終了後の囲み会見で、「今日の(RGの)あるあるはどうでしたか?」と聞かれたBOSEさんは「今までと比べて?…………アベレージ!」とキッパリ。それに対して、RGは「R−1の予選でやった“アバターあるある”の“アバターめっちゃ面白い”に比べたら、今日は良かった」と笑顔。「芸歴は今年で15年目。AB蔵をやり始めて5年。(ビースティ・ボーイズの30周年に比べると)まだまだ先は長いけど、楽しんで30周年を迎えたい」と今後の抱負を語りました。
●アルバム情報
『ホット・ソース・コミッティー・パート2』
ビースティ・ボーイズ
2011年4月27日発売
価格:2,500円(税込)
公式サイト:http://www.emimusic.jp/intl/beastieboys/
●芸人顔検索 RG(レイザーラモン)
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=2279/r=130
【RG】【レイザーラモン】