【ライブレポート】夏の単独フェスティバル2011
現在、5upよしもとでは、『夏の単独フェスティバル2011』と題し、ZEROメンバーをはじめとした総勢26組による単独イベントを実施中。ソロライブあり、企画ライブありと、それぞれの芸人によって内容はさまざまです。
その中から、7月24日(日)に行われたGAG少年楽団による企画ライブ『GAG TV~もしもGAGがTV番組を持って東京からパンサーさんを呼んだら~』に行ってきました!
東西の若手注目トリオであるGAG少年楽団&パンサーが大阪の地で共演するとあって、おのずと期待が高まります。それもあってか、劇場は若い女子たちでほぼうまっており、しかもその日は大阪で天神祭が開催されるとあって、浴衣姿のお客様もちらほら。
オープニングにて登場したGAG宮戸は客席に向かって「今日、GAGを見に来た人~? じゃぁ、パンサーさんを見に来た人~? え、じゃぁ、手を挙げてない人は何をしに来たの(笑)?」と軽快なイジリ。ちなみに、パンサーは5upの劇場に立つのが初めてなのだとか。記念すべき初5upでのパンサーがどんな雄姿を見せてくれるのか楽しみにしつつ、まずはネタ披露からスタート。
パンサーのコントは『気付こう』のネタ。季節感のあるネタで、最後のまさかのオチに会場からざわめきが起こっていました。
対して、GAG少年楽団は『大人の階段』。冴えない学生服姿の三人が大人っぽい言葉や言動、仕草などで大人になっていいきます。細かい部分の面白さを積み上げて積み上げて、大きな笑いを起こしていくというGAG少年楽団らしさを感じるネタでした。
ネタが終わったところで、ふた組が揃ってトークコーナー「パンサーさんに聞きたい事」へ。
GAGがパンサーに聞きたい事を聞いていくのだが、坂本からの「尾形さん、サッカーうまいんですか?」という質問に対して、尾形の天然が炸裂。「高校時代、うちのサッカー部は部員が二百人くらいいて……」と語る尾形の手は七人のジェスチャーをしており、宮戸から「なんで? 手と数があってないし!」と鋭いツッコミ。しかし、向井から「尾形さんのそんなとこをツッコミ始めたらキリがない」と言われる始末。
そして、宮戸から向井に「なんでそんなに可愛いの?」や福井から菅への質問「ギャル男だったって本当ですか?」などから、パンサーの意外な一面が知れる話が次々に飛び出し、GAGメンバーはもちろん、会場も沸いていました。
印象深かったのは、なんとビール瓶ぐらいに色黒でしかも、頭髪の9割が銀メッシュだったギャル男時代があったと告白した菅。今はクールな感じの彼だが、当時は「むっちゃイジられてた」らしい(笑)です。芸人になってイジられなくなったらしいので、珍しいケースと言えそう。
トークコーナーでお互いがちょっとわかったところで、次はゲームコーナーに。ここで進行の宮戸以外はスイカのかぶりもので登場。福井が「スイカをかぶっても菅はシュッとしてオシャレに見える(笑)」と言うとお客さんも大いに賛同していた。
その後のゲームコーナーでは、会場のお客さんの中で近くからどんどん遠くの人を探してくるという「お客さんだんだん距離ゲーム」が盛り上がっていました。芸人たちが客席に降りて来て、どこから来ているのかを考えながら声をかけていくので、会場のお客さんもドキドキの企画!
制服を着た女子を指名した坂本は「絶対に近いはず! だって僕、中学のとき、学区外に出ただけで先生に『お前、ヤ○ザか!』って怒られたもん。制服を着てる人がそんなに遠くには行かない!」と自信たっぷりに断言するが、じつは兵庫県からのお客様(笑)。読みは大ハズレ……。
そのほか、前の人よりも文字を増やして答える「文字増やしりとり」や、5人の一体感を見せる「つながってビーチバレーラリー」、「体内時計でスネバット」などのゲームに興じていました。
ネタあり、トークあり、ゲームありとさまざまな角度からふた組のトリオを楽しむことができたこのライブ。『GAG TV』と銘打つだけあって、本当に盛りだくさんの内容となっており、1時間強があっという間に感じられました。そして、東と西でそれぞれに活躍するふた組の共演はなかなか見られないだけに、掛け合いがいちいち新鮮でした。
ちなみに!!!
8月17日(水)には、今度は東京・品川よしもとプリンスシアターにて『パンサー×GAG少年楽団』のライブを開催します。ホーム&アウェイが逆になった彼らが今度はどんな姿で楽しませてくれるのか、そちらにも注目です!!興味を持った方はぜひ劇場に足を運んでみてください!