【ライブレポート】YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~ 『祇園ネタ公演 1回目』
本日9月17日(土)より、京阪神で始まった『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~ 』。京都会場のよしもと祇園花月では、『祇園ネタ公演 1回目』で幕を開けました。
そのトップバッターを務めたのがチーモンチョーチュウ。なかなかの大役でしたが、白井はいつもの甲高い声を祇園花月中に響かせ、通信販売のネタで沸かせました。
続いて、二人ともお隣の滋賀県出身というダイアンが登場。借金のネタを披露しました。西澤がお金を借りるのですが、「早う、早う」としつこく催促する場面では、見ているこちらも恐怖を覚えました。
お次はロザンの出番です。フリートークのような形で始まった漫才は、宇治原の得意分野でもあるクイズのネタ。菅考案のクイズはなかなかの難問ぞろいでした。
その後はサバンナが舞台に。一発目はお客さんの“無言のリクエスト”を汲んで八木の一発ギャグ「ブラジルの人~」を披露しました。漫才は中学の卒業式をモチーフにしたネタを。途中で中学の思い出とは全く関係ない、現在の八木の天然伝説を高橋が暴露するシーンもありました。
そして、『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』ならではの特別コーナー『祇園SP』へ。MCは浅越ゴエと小泉エリ。ふたりとも“はんなり”ということで着物姿で登場しました。また、スペシャルゲストも登場、NMB48より城恵理子と小谷里歩がステージに。このコーナーでは、小泉エリと3人で京都の伝統芸能を学びます。その先生が、芸妓のまさよさんと、舞妓のまさほさん。まずは『祇園小唄』を踊ってもらいました。しなやかながらも凛としたその姿にみんな惚れ惚れ。舞台にぱっと花が咲いたようなあでやかさもありました。小泉と城、小谷はその一節をレクチャーしてもらったのですが、さすがはアイドルの城と小谷。踊りの飲み込みが早いです。一方小泉は、普段ステージで華麗にマジックを披露しているとは思えぬほど(!?)、バタバタとした動きを見せていました。その様子を自ら「もう必死です!」と小泉。また、城と小谷は踊りを教えてもらったお礼にと、今度はAKB48の『会いたかった』のサビ部分のダンスをまさよさんとまさほさんに伝授。何と着物でお二人とも踊ったのでした!
と、京都の伝統芸能とJ-POPの見事なコラボレーションに会場は大いに盛り上がり、小谷は「しなやかな踊りをしたことがなかったので、楽しかったです」と満喫した様子でした。
特別コーナーの後は、またまたネタの時間へ。矢野・兵動は得意の人間観察を生かしたネタで、お客さんから「あるある」の同意を存分に得つつ、笑いをどんどん誘発していました。
トリは京都出身の芸人でおなじみ、今いくよ・くるよです。いくよのダジャレにくるよの“どやさ”が乱れ打ち。その上くるよはステージを縦横無尽に歩きまわり、挙句の果てにはずり下がる衣裳を捲くり上げてと好き放題。会場は爆笑の渦に巻き込まれました。
各コンビとも『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI』の幕開けにふさわしい、賑やかで楽しいステージを繰り広げ、幸先よいスタートを切りました。そんな『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~ 』は引き続き、18日(日)と19日(月・祝)に京阪神一円で開催。各地で様々なイベントを行っておりますので、ぜひ会場へお越しください!
●『YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI~Laugh and Peace 2011~』公式サイト
http://www.wondercamp.jp/kansai/
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