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2011年11月29日 (火)

【ライブレポート】ワレラ13〜THE FINAL〜

11月28日(月)、東京・品川プリンスシアターにて『ワレラ13〜THE FINAL〜』が開催されました。

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こちらは東京NSC13期生のライブ。3回目の開催にしてサブタイトルを“THE FINAL”としたのは、「ファイナルと付けば、今まで見たことがなかったお客さんも興味を示してくれるのでは?」と考えて付けたものだったとか。ですが、品川プリンスシアターが11月末に閉館することになり、ある種、今回にふさわしいサブタイトルとなってしまったそうです。

この日はボーイフレンド、少年感覚、田畑藤本、ともくんとしんぺい、まえうしろ、KBBY、メガマキコ、アリウープ、フラッパー☆、ダックス。、ミルキーウェイ、モッキンバード、春夏秋冬、光永、マルコ、TEAM BANANA、ザ・忍者、北京ダックス、ダイス、ジャム、笑鷺と、東京NSC13期生が大集結。「30分拡大でお送りします!」と少年感覚・久松が絶叫すると、出演者陣からは大きな声援が挙がりました。

まずは前半組のネタでイベントは幕開け。
トップバッターを務めたともくんとしんぺいは韓国語を駆使したネタで会場を温めます。

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ボーイフレンドは「バンドっぽい漫才をやりたい」という黒沼の提案からアイデアに富んだ漫才を、KBBYは仕事のタバコ休憩中らしき女性同士の他愛もない会話の妙をついたコントを披露しました。

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前半ネタ披露組で行なわれたコーナーは「チャンピオン大喜利」。同期の中で大喜利ナンバー1だというボーイフレンド・黒沼がまずチャンピオン席に座るも、次々と記録を塗り替えていく出演者たち。最後は独特な視点から印象に残る答えを出し続けていたまえうしろが、チャンピオンとなりました。

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イベント中盤には、後半組のネタがスタート。橋本がコミカルな動きを見せたマルコはテンポのいい漫才を、ザ☆忍者は「将来、息子とキャッチボールをやってみたい」という大久保の願望について独特なリズムで展開する漫才を、少年感覚は勉強中の学生2人の攻防を描いたコントを披露しました。

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後半ネタ披露組はダイスのMCの元、「全日本○○コンテスト」というコーナーが行なわれました。○○の中にいろんなお題が出されるというムチャぶり企画だったのですが、振られる芸人は戦々恐々。
「西日本ショートコントコンテストグランプリ」として選ばれたのは、笑鷺・濱口&光永。ダイスから「コンビ名はラブマシーンだったんですよね? テーマは引っ越しで」と即興で振られて困惑を隠せない2人でしたが、軽快なオチで見事にクリア。
また、「東京都オシャレコンクールグランプリ」として選ばれたモッキンバード・武田。足取り重く舞台の中央に出て来るも、「洋服屋で働いてたんですよね! オシャレですね。ありがとうございました」とあっさり帰されるという予想外のパターンもありました。

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「一発ギャグコンテスト優勝者」として久松が、「三発ギャグコンテスト優勝者」として向坂が選ばれた少年感覚。あまりのムチャぶりっぷりに、「俺らはギャガーのコンビじゃないから!」と叫ぶ向坂でした。

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コーナー「13期大縄チャレンジ」では、14期生のざしきわらしが縄を回す係を担当。13期生のイベントということで、13人で13回飛べたらギャラ3倍という出演者陣には嬉しいチャレンジだったのですが……なかなかクリアできません。挙げ句、ともくんとしんぺい・しんぺいが『天才バカボン』のバカボンに扮したり、野良三郎が矢沢永吉さんに扮したりと、モノマネショーへ一転。ザ☆忍者・大久保とKBBY・BBが真似た某芸能人夫妻に、会場は大きな笑いで包まれました。

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エンディングでは、このイベントをもってコンビを解散するともくんとしんぺいから挨拶が。
「解散します!」と言うしんぺいに対し、まだ現実を受け入れられないのか「え?」とボケるともくん。「だいぶ話し合って決めたでしょ? 僕は芸人を辞めて地道に働きます。みんなは頑張ってください」とキビキビと話すしんぺいに対し、ともくん「僕は第2の入江さんを目指します!」と高らかに宣言しました。

「最後にもう1回、漫才が観たい」という同期のリクエストに応えるべく、漫才を披露した彼ら。チャラ男のともくんのキャラクターを活かしつつ、ダンスも取り入れたノリのいい漫才で有終の美を飾る……はずだったのですが、ともくんが最後のオチを噛んでしまうというハプニングが!
「しまった……」と顔をしかめる表情を浮かべるともくんを見て笑いながらも、「そういうところも、ともくんらしいよっ!」とツッコんだしんぺい。これで見納めという淋しさは感じながらも、相方への愛のあるツッコミに温かさを感じ、ほっこりした気分になりました。

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が、「こんなかたちじゃ終われない! 普通の終わり方は違う!」という久松に賛同したメンバーが、ともくんとしんぺいに歌をプレゼントするというミニコントが発令。最初は「歌なんて……」と敬遠する同期たちでしたが、精鋭たちの歌う『カントリーロード』の美しさに惹かれ、1人……また1人と参加していくという大茶番劇。最後は「ありがとう! 品川プリンスシアター!」「そっちやったんかーい!」で終わるという、芸人らしいオチでイベントは幕を閉じました。

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品川プリンスシアターでの『ワレラ13』は今回で終了となりますが、来年より渋谷・ヨシモト∞ホールでの復活が決定! 1月8日(日)の20時30分より開催されることが決定しました。
「皆さん、本当に頑張ってくださいね」と同期へエールを送るしんぺいに、「次回からしんぺいもお客さんになってね! 1人じゃダメだよ。友達も連れてきて!」と笑顔で提案するともくんでした。

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ライブ終了後、ともくんとしんぺいからメッセージをいただきました!

――ライブを終えての、今の気持ちを訊かせてください。
しんぺい「この場が(僕の)最後となってしまったことは申し訳ないなと思いますけど、僕としては同期のライブで終わることができてよかったとも思っています。今日、実はいろんなところでやらせてもらったんですよ。ライブ中には、僕の好きな曲をかけてさせてもらったり」
ともくん「ブリッジの音楽とかもそうだよな」
しんぺい「うん。同期だけではなく、スタッフさんの協力もあって本当にいいライブになったと思いますし、お客さんもたくさん来てくれて……。とってもいいライブで最後を迎えられて、今は感謝でいっぱいです」
ともくん「全く一緒。一文字も違わないです!」
しんぺい「はははは。一緒の感想?」
ともくん「うん。けど、僕はまだ(芸人を)続けるんで、切磋琢磨していこうというのが一番の気持ちです。しんぺいは辞めても同期は同期だし、芸人になる前の友だちに戻るだけなので、これからもよろしくっていう感じですね」
しんぺい「ははは。こちらこそよろしく!」
――では、ニュースセンターを観てくださっている皆さんへメッセージをお願いします。
しんぺい「いろんな人からいろんなお言葉をいただきましたし、先輩も後輩も観に来てくれたりしたので、今はちょっとよく訳わからない(複雑な気持ちが入り交じった)状態だったりします。とにかく今思うのは、(芸人を)やってきてよかったなっていう気持ちだけ。お客さんにも今までいろんな反応をいただいて……。続けて来れたのはお客さんのおかげでもあるので、感謝しかないです。楽しい4年間をありがとうございました」
ともくん「僕は芸人を続けていきますが、しんぺいが好きだったファンの子がそのまま離れていくのが今は一番怖いです!」
しんぺい「大丈夫でしょ? ともくんはコンビの看板を背負ってたわけし」
ともくん「ただ、近寄りやすいのはしんぺいのほうだったでしょ? 僕が近寄りがたいオーラを出してるって1人の人に言われたことがありますからね(笑)」
しんぺい「1人の人に言われたっていうことは、かなりの人が思ってたのかもね(笑)」
――じゃあ、お客さんにこれからは近寄りやすいところも見せていきましょうか。
ともくん「もちろんですよ!」
しんぺい「最近は見た目が柔らかくなったしね。皆さん、ともくんをこれからもよろしくお願いします!」

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このライブの模様は、ケータイサイト「ライブよしもと」でも掲載予定です。そちらのチェックもお忘れなく!

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