『芸人2』問9の認定者が決定!審査員・ジュニアも「2秒で決まった」と絶賛
本日1月14日(土)、吉本興業本社にて『芸人2』問9の結果発表が行われました。
『芸人2』とは、実は人を笑わせる才能に恵まれながらも普通の人生を送っている人たちを、新たなタイプの芸人“芸人2”に認定しようというデジタル時代に即した人材発掘プロジェクトのこと。認定されたあかつきには吉本興業所属の“芸人2”として社内で抱え、デジタル分野のお仕事など、さまざまな活動をして頂くことになっています。
ニコニコ動画、USTREAMで生配信された本日の結果発表には、千原ジュニア、スリムクラブ、Bコース・タケトが登場。さらに、今回の最優秀回答は2月1日発売のTV雑誌『TV.Bros』2月4日号に掲載されることになっており、TV.Brosの編集長・菅野さんも駆け付けました。
気になる問9の内容は、いくつかのお題からジュニア自ら選んだ『教え子から正月に届いた年賀状 「こいつ完全にナメてるな…」どんな年賀状』というもの。11月24日~1月10日の募集期間の間に、1157個を超す回答が寄せられました。
配信では、その中から選りすぐりの20作品を紹介されたのですが、デジタルを駆使したビジュアルで見せる回答の数々にジュニアは「パソコンでしかできない大喜利ですねぇ」と感心しきり。また、デザイナーの方からの回答には「デザイナーさんって感じでセンスあるなぁ!」とうなったり、それぞれの回答に新鮮な反応を示していました。
20作品が出そろったところで、審査員のジュニアと菅野編集長、吉本興業スタッフは別室で審議へ。
その間にはよしもと芸人からの回答として、スリムクラブ・真栄田の答えも発表されることになったのですが、真栄田は「こんなにレベル高いと思っていなかった。自信ないです…」と弱気。
答えは“明けましたな。”と手書きのゆるい文字で書かれたもので、その前に出た回答と若干被ってしまっていたのですが、内間の「これ面白いっすね!」という力強いフォローでその場は大きな笑いに包まれていました。
審査の結果、今回『芸人2』に認定されたのは、絶妙な使い回しの年賀状を作り上げたデザイナーのカントリー・ムーマさんと、間違った倒置法で書かれた年賀状を送ってきた学生芸人の川村さん。ジュニアいわく「2秒で決まった」というほど飛びぬけていたそうです。
そして、『TV.Bros』に掲載される最優秀作品は、菅野編集長が「ビジュアル的にも年賀状をフルに使っていた」と評価したカントリー・ムーマさんの作品に決定しました。
配信を終えた4人は、それぞれ
「顔が見えずに大喜利の答えだけ発表するっていうのはなかなか難しいところもあるんですけど、それも超越して離れたところで笑いをとるっていうのはなかなかすごいですよね。面白かったです」(ジュニア)
「ジュニアさんも本編で言っていましたが、ネットならでは答えがよかったなと。スケッチブックで書いた答えじゃ出せないような回答とか、いろいろ奥行がありますね」(タケト)
「こんなににすごい数送って頂いてありがとうございます。全部面白かったので、自分の答え出すのが恥ずかしかったです(笑)」(真栄田)
「日本全国面白い人いっぱいいるなと思いました。今後もいろんな方の大喜利を見てみたいと思います」(内間)
と感想を。
さらに、“デジタル”で笑いを届けることについては「最新機器を使ってアホなことするっていうのはいいですね。まさに“緊張と緩和”のような笑いの定義という感じがします」(ジュニア)、「ツイッターですぐに意見を聞けたり、双方向でできるのがいいなと思いました」(タケト)、「生放送で各地から参加できるっていうのは面白い。もしかしたら世界大喜利選手権かもできるかもしれないですね」(真栄田)、「ユーザーさんからしても、活躍している芸人さんと一緒にコミニュケーションできるっていうのはテンションあがるんじゃないかなと思います」(内間)と、新たな可能性を感じていたようでした。
最後にジュニアは、芸人の大喜利と一般の方の大喜利の違いを「(一般の方は)顔が出てない分、いい意味で滑れるというか。芸人やとどっか怖がってる部分があるんですけど、それがないからフルスイングしまくれるっていうのがいいところじゃないですか。下手したら飛距離は芸人よりあるかもしれないですね」と、分析。
『芸人2』は今後も展開されていきますので、みなさんも新たな才能を開花させてみてはいかがでしょうか?