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2012年1月15日 (日)

【ライブレポート】長尺~テレビでは出来ない、ロングサイズのネタ見せます!~

テレビでは滅多に見ることのできない、15分サイズのネタを堪能できる『長尺~テレビでは出来ない、ロングサイズのネタ見せます!~』が、なんばグランド花月にて1月10日(火)に行われました。

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トップバッターに登場したのが、チーモンチョーチュウ。
大阪での舞台も馴染んできた感のあるチーモンチョーチュウ。おなじみの「チーモンチョーチュウを知ってる人~!」の呼びかけに、客席のお客さんの手が多く挙がっていました。
そして白井が最近、ハマッているというオリジナルゲームのネタへ。ズルばかりして勝とうとする白井にとうとう菊地が怒り出し、「このヘリウムキノコ!」と罵倒すれば、白井も負けじと言い返すも、「この、スーツ!」と悪口にもなっていない見たままを言い放ち、爆笑の渦に。

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続いて登場したのが、鈴木つかさとダンスユニットのエグスプロージョン、同じくダンスユニット、ハンサムガールズのイカによる学園コント。大阪から転校してきた鈴木が、学園のマドンナ・花園ゆかりを巡る恋愛争奪劇に巻き込まれ……。
マドンナのはずが、男っぽさがあふれ出ているイカがマドンナを演じるということもあり、そのアンバランスさに客席からクスクスと笑いが……。コントのさなかに華麗なダンスも織り混ぜ、まるでミュージカルさながらのコントを見せました。

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安定感抜群の矢野・兵動が登場したとき、客席から「パイセーン!」という歓声が。「あんなポップな芝居のあと、ベタな漫才やからどうしようかと思った」という2人も、予期せず起こった“パイセンコール”に「一気にいつものNGKに戻った」とホッとした様子。ネタでは、ハイテンションの矢野が、いつかテンションが上がりすぎて死んでしまうのではと心配する兵動が、矢野の最期のシチュエーションを予想し……。

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前半が終わったところで、トークコーナーがスタート。
あらかじめ、お客さんからこの日に出演する芸人に聞きたいことをアンケートで集め、その質問に答えていくというものでした。
チーモンチョーチュウへの質問は、「ルミネのお客さんと大阪のお客さんの違いとは?」。菊地いわく、「大阪のお客さんは(舞台のときに)すごく話しかけてくる」そう。今ではすっかり大阪に溶け込んだチーモンチョーチュウですが、「ノリが良くなるまでは、『さぁ笑かしてみなさい』という空気もあった」とも。そんな2人、実は出身は関東なのに大阪NSCの出身。当時、東京にもNSCがあることを知らなかったそうで、「NSCの合格通知と一緒に東京NSCのチラシが入っていて、そのときに知った」と若かりし頃を語ってくれました。
さらにエグスプロージョンとイカにも「今まで一番、ハードだった動きとは?」と、ダンスにまつわる質問が。コントもできるポップなダンスユニットですが、素顔は某ダンス番組で何度も優勝した実績がある超実力派。トークのさなか、ブレイクダンスが特技というチーモンチョーチュウ・菊地とダンスで対決するという貴重な場面も!

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後半のオープニングは、モンスターエンジンが登場。
なんばグランド花月のお客さんに、モンスターエンジンをもっとよく知ってもらおうと、コンビ結成秘話に。かつて、西森と大林に加え、もうひとり相方がおり、にのうらごというトリオだったという話から、モンスターエンジンではなく脱退した相方の話ばかり持ち出す西森に、大林も困り果てた様子でした。

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続いて、ダイアンが舞台に。「ファーストフードのドライブスルーを利用したことがない」という津田に、ドライブスルーとはどういうものかを見せる西澤がいつものごとく暴走し始め……。
そして千鳥は、2人とも岡山の田舎出身だからこそ、大阪だと目に映るものが何でもかっこよく見えるという話から、とんでもないスポーツカーのネタに。

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トリを務めたのはメッセンジャー。その日の昼間の出番では、おばちゃんの団体客の前で漫才を披露したそうで、さまざまな年齢層のお客さんが集まったこのイベントに「キャーキャー言うてくれてもいいよ」と呼びかけ。しかし、もはやいぶし銀の風格が漂うメッセンジャーに、女の子からの黄色い歓声が上がることはありませんでした……。

長尺のネタをたっぷりじっくり堪能できるのは、やはり舞台だからこそ。集まったお客さんたちも大満足した様子でした。

【矢野・兵動】【メッセンジャー】【千鳥】【ダイアン】【鈴木つかさ】【エグスプロージョン】【ハンサムガールズ】【チーモンチョーチュウ】【モンスターエンジン】