映画「犬の首輪とコロッケと」大阪で大ヒット公開記念イベント開催!
1月28日(土)より全国公開された映画「犬の首輪とコロッケと」。本作は、芸人、役者として活躍する長原成樹が自ら監督に名乗りを上げ、自伝小説を映画化。昭和のディープな大阪・生野を舞台に、札付きのワルから笑いの世界に飛び込んだ男の優しくも、痛々しいリアルな物語です。公開から1週間経った2月4日(土)には、大阪・梅田ブルク7にて大ヒット公開記念イベントが行われ、長原と出演の鎌苅健太さん、ちすん、山口智充が登壇しました。
長原は「実は、公開される前は怖かったんです。もう公開せんといてほしいなって思うくらい(笑)。でも、1週間経って、多くの皆さんに観ていただいてるようで感謝感激しています」とあいさつ。また「僕は2005年に脳内出血で倒れたんですが、自宅で動けなくなっていたところを石田靖くんとたいぞうくんが見つけてくれて助かりました。その後の休養中に会社の人から『暇やったら本でも書けば?』と勧められたのが原作を書いたキッカケなんです。それで2008年に出版できたんですけど、改めて『生きやな』と思いましたね。それが今度は映画にもすることができて、もう感謝の気持ちでいっぱいです」と、熱い思いを告白。一方、主人公・セイキを演じた鎌苅さんは「セイキ役というのは僕にとってかなりプレッシャーがありました。漫才のシーンなども難しかったんですが、特に、車のフロントガラスを割るシーンには苦労しましたね」と、撮影中のエピソードを披露。そのセイキが想いを寄せるミチコを演じたちすんも「セイキさんが本当に好きになった女性なので、私も演じるのにプレッシャーがありましたね。すごく母性溢れる女性なので、気持ちから作っていこうと心がけて演じました」。また、セイキの父親役を演じた山口は「僕の中にイメージとしてある父親像と近かったので、役にはスッと入っていけました。今回、成樹さんから直々に出演オファーをいただいたのは僕と今田(耕司)さんだけやと聞いているので光栄です」と明かしていました。
そんな中、司会者から「特別ゲストの方をお呼びしています」との声が。そこに、長原とは人気バラエティー「探偵!ナイトスクープ」でも共演している石田靖が花束を持って登場。石田は「すごく面白く仕上がっていて感動したので今日、駆け付けたんです」とあいさつ。また「でも、成樹さんのほんまに悪かった部分は描かれてなかったですけどね(笑)」とツッこむ一幕も。会場を大いに盛り上げていました。長原が「この映画を見て、楽しく生きるということを感じてもらいたい」とアピールする本作。ぜひ劇場で笑って泣いてください!
●作品情報『犬の首輪とコロッケと』
公式サイト:http://www.inukoro.jp/
【長原成樹】【山口智充】【石田靖】【ちすん】