パンク、あべ、クマップが「しばれ」を堪能!北海道陸別町~しばれフェスティバル~
「日本一寒い町」で知られる北海道陸別町にて、寒さを楽しむイベント「第31回しばれフェスティバル」が、2月4日・5日の2日間、陸別町ウエンベツイベント広場にて開催されました。
今回の「しばれフェスティバル」の“三大PR大使”でもある、パンクブーブー、あべこうじ、そして北海道「住みます芸人」クマップらが、この極寒の祭りに参加しました。
「日本一寒い町」の肩書きどおり、陸別町は前日までは連日-20℃以下を記録する極寒ぶりでしたが、地元スタッフから「今日は暖かい」と口々に漏れるほど、この日はうって変わって気温が上昇。4日夕方よりはじまった「しばれフェス」は、「お笑いステージショー」開始時(19時30分)の気温も、-13℃という“温暖”ぶり。
とはいえ、それはあくまで地元の方の感想で、実際ステージにあがった、東京からの大使達からは、らしからぬ発言のオンパレード。
「りくべつオーロラ大使」のパンクブーブーは、普段体験する事のない気温に、舞台上でも
「足が痛い」「早くステージ終わりたい」などと、さっそく弱音を吐きます。
続く、「りくべつ銀河大使」のあべこうじも、いつもの調子で軽快な漫談を進めたように見えましたが、胸中は「マイクが異常に冷たくて、右手と左手に交互に持ち替えながらネタをやった」
「寒くて口が回らず、いつもの流暢なしゃべりが出来なかった」と、苦戦したようです。
その点、北海道出身の「住みます芸人」で、約1ヶ月間陸別町に住み込み、すっかりこの寒さを楽しむ術を身に付けた「しばれフェスティバルPR大使」のクマップは「普段は防寒着で、雪像製作などの作業をしていましたが、ステージは住みます芸人Tシャツ1枚で臨みました。これも寒さに慣れたおかげ」と余裕の表情で語りました。
しかし、ステージを終えた3組に改めて感想を聞くと、パンクブーブーは「漫才中にツッコミの手が痛くなったくらい寒かった。でも外は寒いが、お客さんは暖かった。また15年後位に呼んで欲しい」と前向きに語り、あべこうじは「全体としてチョー楽しかった」といつものあべちゃんに戻り、クマップは「約1カ月住んで、陸別で有名になったおかげで、皆さん笑ってくれた」とそれぞれ大使の役割を果たしました。
また、「しばれフェスティバル」のメインイベント、大きな風船を利用して作る氷のカマクラ、「バルーンマンション」内で一晩を過ごす『人間耐寒テスト』には、北海道住みます芸人・クマップと、札幌吉本の若手「夕立」が挑戦しました。4日21時から、翌朝7時の認定証受け渡しまでの間、極寒の夜を過ごす「人間耐寒テスト」は、日本一の寒さを楽しんで耐えるもの。参加者347人は、この日の最低気温 -20℃(2月5日5:09)を記録する中、見事クリアしました。耐寒テストを終えたクマップは、「なまら寒くて全く眠れなかった。日常の生活に飽きて刺激が欲しい人にオススメ」と、この稀有な体験を語りました。
「しばれフェスティバル」は、予定のスケジュールを終えて、5日午後に無事に終了、今年は「三大PR大使」らのPR大使効果もあってか、来場者8,000人と多くの方に集まっていただきました。来年は、みなさんもぜひ「しばれを楽しんで」みてはいかがでしょうか。
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