『R-1ぐらんぷり2012』チャンピオンはCOWCOW多田!「相方は僕をうまく動かしてくれる操縦士」と相方に感謝
本日3月20日(火)、日本一おもしろいピン芸人を決める大会『R-1ぐらんぷり2012』が開催され、COWCOW多田がチャンピオンに決定しました。
ファーストステージは12人の決勝進出者が3つのブロックに分かれて争われ、AブロックはCOWCOW多田が13点、Bブロックは徳井義実(チュートリアル)が16点、Cブロックはスギちゃんが13点を獲得しファイナルステージに進出。
ファイナルステージは混戦状態となりましたが、テンポ良くショートギャグを繰り出し、会場の爆笑を誘った多田が4票を獲得し、2位のスギちゃんと一票差で記念すべき第10代目チャンピオンの座を手にいれました。
優勝が決定した瞬間、「相方に感謝したい」と目を潤ませた多田でしたが、放送直後に行われた優勝者会見でも「今回のネタは設定とかを考えるのも相方に協力してもらった。本当に相方に感謝しています」と相方への思いを吐露。
今回披露したネタはもともとホワイトボードに50音を書いていたそうですが、相方から『どうせ3分やし50個もできないからボールをひく形にしたら?』と言われ設定を変えたところ、ライブでもウケだしたんだそうです。
そんな相方がこれまでR-1グランプリ決勝の常連となっていたことについては「僕らコンビでやっていて、相方がツッコミなんですよ。ボケの僕が(R-1の)決勝に行けなくて、ツッコミの相方が4年連続決勝に行ってたのはなかなか複雑な気持ちで。もちろん嬉しい気持ちはあるんですけど、『頑張ってほしいけど優勝まではするなよ』という感じでした」と本音を。
しかし、最後に見せた涙の理由について「コンビで19年やってきまして、M-1やキングオブコント、THE MANZAIにもコンビで挑戦していたんですが、決勝にはいけなくていろいろ苦労したなと。相方のことを思ったら泣いてしまいました」としみじみ語り、賞金500万円の使い道も「以前相方が賞金で1000万円とった時に、僕が1割の100万をもらったので、リアルに言いますと(500万円の)1割の50万は相方に渡す予定です」と宣言するなど、終始相方を気遣っていました。
来年以降のR-1については「優勝させてもらおうが、そうじゃなかろうが今年で最後と決めていた。相方はどうするかわからないですが、僕としてはお互いR-1は卒業して、コンビの活動に力を入れたいというのが本音です」とコンビ活動への意気込みを語った多田。
「(相方は)僕をうまく動かしてくれる操縦士。ずっと一緒に居てるので、家族以上の存在です」と、コンビ愛を爆発させていました。
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