千葉県“住みます”芸人・ゴールデンボーイズが栄町「元気づくり特命課」お笑い人気（任期）職員に！
４月26日（木）、東京・吉本興業株式会社東京本部にて、千葉県“住みます”芸人・ゴールデンボーイズの『栄町「元気づくり特命課」お笑い人気（任期）職員』就任会見が行なわれました。
「あなたの街に“住みます”プロジェクト」において、昨年より千葉県“住みます”芸人として活動しているゴールデンボーイズ。千葉県にてさまざまな活動をしてきた彼らが４月30日（月）より千葉県栄町に移住し、役場内に新しく新設される「元気づくり特命課」の任期職員として活動することになりました。なお、同課は日本初の試みだそうで、うっほ菅原が課長、米田裕勝が課長補佐に就任します。
同会見には、岡田正市栄町町長をはじめ、吉野伊佐男弊社代表取締役会長、松沢しげふみも出席しました。
司会そして同プロジェクトを応援すべく現れたのは、千葉県にゆかりのあるペナルティとまちゃまちゃ。ヒデは船橋市出身、ワッキーは北海道出身ながらサッカーの名門校として知られる船橋市立船橋高等学校でサッカー部に入部し、先輩であるヒデと出会っています。
「イエーイ！」と言いながら登場したワッキーは、相方・ヒデに「空気を読んでください」とたしなめられるも、「ベッキーです。あ、違った、ワッキーです」と大はしゃぎ。大人ばかりの会見場に微妙な空気が流れるなか、「絶好調ですね」とヒデがフォローします。
君津市出身のまちゃまちゃが気志團と同級生だというのは有名な話ですが、「木更津には最近アウトレットもできてね。でも、私たちがアウトレットみたいなもんです。傷もんですから！」となぜかやさぐれモードの彼女を、先輩らしくヒデが「そんなことはないまっさらだよ！」と優しく受け止めます。
そんなまちゃまちゃはかつて千葉県の某デパートで行なわれた高校生が出るイベントで、ワッキー曰く「どかどかウケていた」女の子だったそう。その時、２人の出待ちをしたまちゃまちゃ。２人それぞれに「弟子にしてください」と話しかけたそうで、ヒデは「僕らも駆け出しだから、オーディションを受けて頑張ってね。一緒に仕事しようね」と紳士的な対応をしたそうなのですが、「一方、このオッサンは！」と声を荒げながらワッキーを指します。
「弟子になりたかったら、メロン買って来いって言ったんですよ！ で、新宿の地下で買っていったら、普通に持って帰りやがって。銀座の街でクソくだらないコント見せやがってよ！」とエキサイトすると、ヒデはまたもや優しくフォロー。そんな３人の様子に、会場からは大きな笑い声が起こりました。
千葉県マスコットキャラクター・チーバくんと栄町マスコットキャラクター・龍夢（ドラム）と共に登場したゴールデンボーイズ。
千葉県“住みます”芸人となって１年が経った感想を訊ねられ、「ヤンキーの街だって聞いてたんですけど、マンガでしか観たことないような族車が本当に観られるとは思いませんでした」といきなり斬り込んだ米田。そんな相方を助けるべく、「でも、そういうのはほとんどなくて、今の千葉はオシャレになっているんです。街それぞれに元気がある方々がたくさんいますしね。ただ、その元気がなぜ届かないのかなと。どんどん発信したいので、いいところをピックアップして伝えていきたい」とうっほが付け加えました。
元気づくり特命課の課長に就任したうっほは「父親が山形で地方公務員をやっているんです。僕はそういう固い職業には就きたくないと思っていたんですけど、こういう役職をいただいた。そのことを父に伝えたところ、電話越しに“うっ……！”と言われて。どうやら父は課長になれなかったらしいんです」と明かしたところ、笑いながらも「栄町の職員の方々だけじゃなく、親父もごぼう抜き？ でも、お父さんは嬉しいんじゃない？」と驚くワッキーでした。
人口が伸びないという深刻な悩みを持つ栄町をなんとか元気づけようということで、岡田町長から絶大な期待を寄せられているゴールデンボーイズ。
名刺を渡された２人は「ウィキペディアによると栄町は２万2109人いるようなんですが、町民全員を笑わせたい。１年間という任期をいただきましたが、任期を伸ばせるように、また栄町でお嫁さんを見つけられるように頑張りたいと思います」（うっほ）「都会の人って、田舎はたまに来るからいいと言いますけど、実際住んだほうが素晴らしいとこだとわかる。体感してきたことを伝えたいと思います」（米田）と意気込みを語りました。
その後、２人は勉強しているという紙切り芸と売り声芸を披露。うっほが売り声を聞かせるなか、龍夢の切り絵に挑戦する米田ですが……。
彼らが用意していたのは、龍夢の可愛らしいイラスト！「今はこれしかできないんです」と弱音を吐くうっほでしたが、５月３日（木）から５日（土）、栄町にある『千葉県立房総のむら』に出演する際にはきっともっとクオリティの高い芸を見せてくれるはずです。
芸を磨きたいと上記のような芸を学んでいる頑張り屋の２人に、「千葉の人間が気が強いので、頑張ってください。エイエイオー！」とエールをおくるまちゃまちゃ。ワッキーは「千葉に住んだら、千葉に住んだら、ビーヨヨヨン！」と持ちギャグを披露。
途中で笑ってしまったため、ヒデに「ちょっと！ 自分で笑うのやめなさいよ」とたしなめられるワッキー。「２つの意味で、僕はすみません（住みません）」と頭を下げると、松沢から「上手い！」とお誉めの声がかかりました。
今後、ゴールデンボーイズは小中学校でのお笑いワークショップ、高齢者施設への出張ライブを始め、町の名産である黒豆の栽培＆PRなどを行なう予定です。「昨年、（黒豆の）畑のオーナーをやらせてもらったんです。今年はもっと多くをさせてもらって、秋に収穫して売ろうと思っています」と計画を練るうっほに、「しっかりしてるなぁ！」と最後まで感心しきりのワッキーでした。
●あなたの街に“住みます”プロジェクト
公式サイト：http://www.ynn47.jp/
●YNN（よしもとネタネットワーク）
公式サイト：http://www.yoshimoto.co.jp/sumimasukoubo/
●芸人顔検索
ゴールデンボーイズ
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