よしもとニュースセンター : 【ライブレポート】COWCOW LIVE　2012

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2008年より毎年行われているCOWCOWの単独ライブ『COWCOW LIVE』。今年は、5月日～5月6日に東京・北沢タウンホールにて、5月18日・19日に大阪・５upよしもとにて開催されます。

よしもとニュースセンターでは、5月6日（日）北沢タウンホール・14時の回の模様をレポートします！

“あたりまえ体操”でチビッコからのアツい支持を得ている二人だけあって、客席にはたくさんの親子連れのお客様の姿が。

そんな中、最初のコントでは多田が女子高生の“けんこ”、山田が男子高校生の“よしくん”に扮し、どの部活に入るか悩むよしくんにけんこがアドバイスをするコントを披露。けんこが提案するおかしな部活動に、チビッコも大笑いです。

その後も、「世の中に溢れる迷信にはちゃんと理由がある！」と、ハードロックに合わせて迷信の正しさを歌い上げる“アイアン・メイシン”や、正面から見て似ていなくても横やななめから見ると似ている様々なそっくりさんを紹介する“トルネードそっくりショー”、“フリップクイズ”かと思いきや意外な展開で観客を驚かせたコントなど、音楽やフィリップを使った誰もが楽しめるネタを続けます。

前半のラストを飾ったのは、漫才。
多田がお馴染みの伊勢丹柄のスーツに着替え、漫才の衣装で登場した二人でしたが、客席からは男性の野太い声で声援があったのみ。思わず多田は「歓声が一人ということで…（笑）」と苦笑いし、「今日は３日目のライブですからね。1日目、２日目は伊勢丹のうちわとかを持ってるお客さんから『ワー』とか言ってもらったんですが、今日はゼロという（笑）」と、自虐的な発言で笑いを誘っていました。

しばしの休憩をはさんだ後には、今年のＲ－１チャンピオンである多田が決勝で見せたピンネタ“50音ＢＯＸ”と“お題ＢＯＸ”を披露。Ｒ－１決勝の常連である山田も、おなじみのフィリップを使い“ウィリアム・テル”を題材にしたピンネタで、会場を沸かせていました。

続けて、二度目の“トルネードそっくりショー”の後には“あたりまえ体操”のお兄さんにふんした二人が舞台に登場。去年に続き、今年も客席のみなさんと一緒に“あたりまえ体操”を踊ろうということになりました。

ところが、新作の“あたりまえ体操”をCOWCOWがレクチャーした後、いざみんなで踊ろうとしたところ、一人のチビッコが大慌てで外に出ていってしまうというハプニングが！　多田は「結構子供に“あたりまえ体操”人気あると思ったのに…（笑）」と残念そうな表情をしていました。

再び漫才とコントをひとネタずつ披露し、ライブはエンディングへ。
ここで、6日14時の回だけの特別な試みとして、市民芸人発掘プロジェクト『芸人２』とのコラボ企画が行われました。
3月14日に結果発表があった市民芸人発掘プロジェクト・芸人２の問10では、COWCOWの“あたりまえ体操”をフィーチャーし、「居酒屋でおきる『あたりまえ』どんなあたりまえ？」というお題で作品を募集しました。さらにこの問では、「あたりまえ体操　新お兄さん・お姉さんオーディション」というテーマもあり、最優秀回答者はCOWCOW LIVE2012への出演が約束されていました。

そして、約2600もの回答の中から最優秀回答に選ばれたのは、運送業をしながら放送作家を目指しているという竹一さんの「ビールを頼んでビールが来たら飲む」というもの。

というわけで、３人目のお兄さんとして温かい拍手で迎えられた竹一さんは、やや緊張の面持ちながらも体を大きく使ってあたりまえ体操を披露。しかし、ちょっとはりきりすぎてしまったのか、山田から「足を開く幅も、手を開く幅も広すぎ！（笑）」とツッコまれていました。