【ライブレポート】「吉本百年物語」5月公演にガダルカナル・タカさんが登場!
5月14日に幕を開けた吉本百年物語5月公演「キミとボクから始まった」。千秋楽まで残すところわずかになりましたが、六角精児さん、板尾創路、中川家・礼二をはじめとする出演者たちの演技にも磨きがかかってきています。そんな中、6月1日(金)の公演には、ゲストとしてガダルカナル・タカさんが登場しました。
第3場の幕間、なだぎ武による歌とタップダンスが終わったタイミングで、いきなりホウキを持ったタカさんが現れます。このサプライズに客席からは歓声が。さっそく、なだぎから「この舞台は吉本興業の御大・林正之助を描いているんですが、タカさんの御大と言えば、やっぱり、ビートたけしさん。たけしさんには数々の都市伝説的エピソードがあるので、それを今日は聞かせてください!」との要望が。そこで、なだぎが、たけしさんにまつわる伝説が書かれた紙の入ったボックスを用意します。
まず、最初の伝説は、「たけしさんのお弟子さんが引っ越しされる時、引っ越し祝いに『洗濯機がほしい』とお願いしたら、後日、洗濯桶が届いた。ところが、その桶の裏側に100万円が貼り付けてあった」というもの。これにタカさんは「本当です。この弟子というのはラッシャー板前です。うちの師匠は中途半端にオシャレなことするんですよ(笑)」と。続いては「たけしさんは若い頃、師匠に『トイレを掃除しろ』と言われ、以降、30年間に渡って、自分の家のみならず、仕事場や隣の家のトイレまで掃除している」という意外なエピソード。これには客席からも驚きの声が上がります。するとタカさんは「これも本当ですね。どこの店に行っても、自分がトイレに入った後は掃除をしてから出てくるんですよ。なので僕は、たけしさんがトイレに入った後に行くようにしています(笑)」と明かされていました。そして最後の伝説は「たけしさんの後輩たちが食事をしていたら、知らない間にたけしさんが会計を済ませていてくれた。お礼を言いに行くと『売れたらオレを使ってよ』と言われた」というもの。このお話にもタカさんはうなずき、「要は照れ隠しで言った言葉なんでしょうね」。なだぎも「カッコ良すぎですよね」と感心していました。
出番を終えたタカさんは「今日のようなお客さんのいる生の舞台に出させていただくことはあまりないので、すごく楽しませていただきました。なんばグランド花月の舞台に立たせていただくのは、たしか20年くらい前に吉本新喜劇のゲストで出演させていただいて以来でした。やっぱり大阪のお客さんは、いいリアクションで迎えてくれるのでうれしい」と満足された様子です。また「台詞があるような舞台に出るのは、責任があるので難しいですが、今日のように幕間に出させていただきつつ、舞台の雰囲気も味わえたのは良かった。また機会があればこういった形で出させていただきたいです」と話されていました。
本編のみならず、幕間も楽しめる内容に仕上がっている「吉本百年物語」。皆さまのご来場をお待ちしております!
吉本百年物語5月公演「キミとボクから始まった」
6月6日(水)まで上演 なんばグランド花月
全席指定 1階席7500円 2階席6000円
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/may/ticket.php