川中美幸がNGKに初登場！ テンダラーとアドリブ全開のコントも披露
吉本興業創業100周年特別公演で、毎日、日替わりでさまざまな特別ゲストを迎えて行っている「唄って笑って100周年」。6月5日（火）には、演歌界を代表する歌手・川中美幸さんがなんばグランド花月に初登場し、テンダラーとともに元気あふれるコントで見事なコメディエンヌぶりを披露しました。
舞台はとある喫茶店。通りかかった男性がランチを食べようと立ち寄ると、そこにはテンダラーら3人の不可解なウエイターが……。ことあるごとにボケまくる3人は、怒り出す男性をなだめようと「ショー」と称してなぜか組体操を始め、ますます火に油を注いでしまいます。そこに「すみませ〜ん」とやってきたのが川中さん。道に落ちていた浜本のサイフを届けに来たとのことで、目と目が合ったふたりは『SAY YES』のメロディに乗せて急接近！ 恋の始まり!?と思わせたところで、川中さんは「いえ、私、目が悪いんです」と一言。その後もどんどんアドリブでボケを繰り出し、爆笑をさらっていました。
さらに、怒っている客をなだめるために、自慢の歌を聴かせることに。1月1日に発売された新曲『花ぼうろ〜霧氷の宿〜』をしっとりと歌い上げると、客席は大きな拍手に包まれ、さながらリサイタル会場のような雰囲気。もちろん、この後のコントのオチもしっかり演じきっていました。終了後のトークでは、「なんばグランド花月に立つのが夢だったんです」と告白。子どもの頃からよく見に来ていたそうで、憧れの舞台に立てて大満足の様子でした。また、テンダラーから「がんがんボケてきますねー」とツッこまれると、「ちょっと物足りないですね。（コントを）もっとやりたかった」と茶目っ気たっぷりに応戦。最後は7月10日（火）から大阪・新歌舞伎座で行われる自身の特別公演もきっちりPRし、無事に“初舞台”を終えました。
終演後の囲み会見で川中さんは、「自分にとって35周年という節目の年に、吉本さんの100周年に呼んでいただけて本当にありがたいです」とニッコリ。子どもの頃からお笑いが大好きで、なんと舞台で漫才に挑戦したこともあるとか。テンダラーとは前日に顔を合わせたばかりながら、浜本は「アドリブで（川中さんがCMソングを唄う）『そば焼酎雲海』を入れてほしいとお願いしたら、『いいよ〜』と言っていただいて。すごく乗っていただけてうれしかったです」と語り、その気さくな人柄に魅了されていました。一方の川中さんも、「若手芸人さんとご一緒してすごく刺激を受けた。しばらくこれでいけるんちゃう？（笑）」と、ユニット継続を提案（？）。「これで全国をまわりましょうか！」（浜本）とすっかり意気投合していました。
質疑応答で「次に川中さんと共演するなら何をやりたい？」ときかれたテンダラーは、「トリオ漫才ですね」ときっぱり。これを受け、すかさず川中さんが「ただ、（自分のほうが）食うてしまうからなあ……」とボケるなど、ここでも息ピッタリ。「どんどん放り込んでこられる。これはもう若手並みのパワーですよ」と、テンダラーはタジタジです。ついには友近演じる水谷千重子との共演プランまで飛び出し、会見場は終始、笑いに包まれていました。
今後も、さまざまなゲストが登場予定の『唄って笑って100周年』に、どうぞご注目ください！
【テンダラー】
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